創価学会の終焉
この前の衆院選に関して、宗教学者の島田氏が記事を配信した。
関連記事として昨年12月に書かれた記事も出ている。
非常に厳しい言葉が情け容赦なく綴られている。
見解の相違点はある。
例えば、2世や3世の会員らにとって創価学会が魅力のない組織になっており、加入する意味のない、不要な組織になっている事は事実だが、反面、親や周囲の人間からの事実上の強要や強制で、学会活動に参加させられた2世や3世、4世らは、学会活動を通じてマインドコントロールを掛けられて、1年と経たない内に指示されたら犯罪でも何でもやる狂信者に育つという実態がある。
これに関しては複数の脱会者らからの証言があり、そのメカニズムに関しても、創価班の会合で昔のスポコン張りの体育会系のノリで精神論を叩き込まれ、会合を行う度にマインドコントロールのネジが巻き直された等の極めて具体的な内容が出ている為、紛れもない事実だ。
書いている俺自体、20代や30代で嫌がらせとストーキング、その他のガスライティングに類する行為を指示されて実行している若い会員らを実際に目撃した経験がある為、裏が取れた情報というだけでなく、自分自身も実態を知る身である。
一般の地域住民と創価学会の会員を隔てる壁がなくなったという点に関しても、NTTドコモ通話記録窃盗事件(携帯電話通話記録窃盗事件)が報道された2002年頃より、既に周囲の人達に学会員だと知られていた人を除いて、それ以外の人達は、自分が学会員である事を明らかに隠すようになった。
この事件の事を覚えている人だったら理解できるだろうが、この事件が起きて、大々的に報道された為に、90年代時点で「強引な勧誘をするおかしい人達」という認識が定着していたが(00年代初め頃まで、大学で友人に誘われてついて行ったら会館に連れ込まれた、といった90年代に実際に勧誘被害に遭った人達の体験談がネットで溢れ返っていた)、創価学会は異常な組織犯罪を働く危険なカルト集団との認識が世間に完全定着し、とてもじゃないが学会員だと名乗れない状況になった為だ。
一般の地域住民と創価学会の会員を隔てる壁がなくなった事自体は事実だが、それは会員側の心理的なハードルの話に過ぎず、現在でも多くの人達が創価学会と会員を非常に警戒している。また、その事が原因で、色眼鏡で見られるのが嫌だと言って脱会する人も非常に多いと聞く。
つまり起きている事というのは、どんどん会員数が減り、人数が減っているのに、一旦、学会活動を始めたら、普通の若者だった会員がマインドコントロールされて狂信者になり、指示されたらそれこそ嫌がらせどころか下手したら人殺しでもやりかねないような状況になる、という事だ。
世間的には余り知られていないが、2017年に公明の国政比例得票が700万を割った頃、これは実際に俺が経験した事だが、学会員からの殺害予告が相次ぎ、「俺には失うものがないんだ」等と、単なる恫喝でなく、本当に何をするかわからない学会員達から絡まれる事が増えた。
創価学会の狂信者が増え、このまま行くと、政治情勢次第では大規模なテロ事件を起こしたり、敵対者を暗殺するような学会員が現れたり、クーデター計画を再び練り直して、今度こそ、本当に実行して来るのだろうなという予感を持つようになった。
だから統一教会の被害者山上徹也が安倍元総理を殺害する事件を起こした人は、非常に意外だった。寧ろ事件を起こすとしたら、学会の衰退を受け容れられず、半狂乱になって狂信者化が進んでいる創価学会の方だろうと認識していたからだ。
やや話が脱線したが、相違点はあるものの、創価学会の終焉が近づいているというのは事実だろう。総体革命路線と自民党と公明党に連立を組ませ、自民党内に侵食し、学会票の威力と選挙時の学会員らの働きに依存させる事で自民党を間接支配する戦略が見事にドッキングし、国交大臣ポストを長期間に渡って握り続ける事で国交省利権を完全に掌握し、警察や検察まで思うがままに操り、敵対者を犯罪者にでっち上げ潰す事までできるようになった創価学会は、文字通り、この日本という国を、創価学会が間接支配するカルト国家に作り変えてしまった。
しかし、減り続ける会員数に歯止めがかからず、自民党を間接支配することが難しくなれば、やがては権力を失う。恐らく、権力を握っている事を利用して、会員が減ろうが権力を握り続けられるような仕組みを必死になって模索し、確立しようとしてくるのだろうが(というよりこの辺は既にやっている)、創価学会支配は所詮、極端な少数派による歪な支配に過ぎないので、本気で正常化を目指す政治勢力が現れた時点で破綻する。
もっとも、創価学会が政治権力を失っていく過程で、狂信者の学会員達が革命を起こそうとするとか、クーデターを起こそうとするとか、また、その計画の一環として大規模テロを起こす危険性もあるので、その事だけが非常に危惧されるわけだが。
この件に関しては、呆れた話で、与党も野党も、「創価学会は何をするかわからないので、連中にそういった事を起こさせないように、配慮して政治をやっているのだ」等と言い出す始末で(そこは責任を持って政府が判断して潰せよと思いますが)、要するに、カルトが暴発すると社会がぶっ壊れるので、カルトは潰しませんなどと、わけのわからない事を言っているわけです。カルトの被害者は出続けているし、カルトに人生滅茶苦茶に破壊されたり、命を奪われている人がいるのは、無視するんですか?と思う。
というわけで、創価学会が潰れて跡形もなく木っ端微塵にぶっ壊れるのは当然の流れで、100年後には多分、存在自体なく、その頃の国民は「その団体は何?」状態の可能性が高いわけですが、崩壊過程で大事件を起こす危険性が極めて高い為、迷惑ですねえ、という話。
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