自由公明党、立憲公明党、国民公明党、公明維新の会……いい加減にしてくれ
この記事だが……。
秀逸だが、暗澹たる気分になる。
国民民主は公明党との決定的な対立を避けたかったから、敢えて公明党の出馬する小選挙区で立憲民主党との候補者調節をせず、旧民主党勢の票を分裂させる事で、公明党の候補が勝つように仕向けた。
立憲民主党も公明党を自民党から引き剥がし、自分達と組ませる事で政権交代を目指しているので、小選挙区での全面対決は避けたいから、国民民主党と共同歩調を取って、小選挙区での候補者調整をしなかった。
日本維新の会も、大阪維新の会が支配する大阪府内では、支持者達が本気で公明党と創価学会を嫌っていて、敵対関係にあるので、小選挙区で候補者を下げるわけにはいかないので、候補擁立を行ったが、それ以外の地域での小選挙区では、公明党との全面対決を避ける為に、わざと候補を立てて、野党票が分断されて、公明候補が当選するようにアシストした。
この人達、有権者や党の支持者を何だと思ってるんだろう。
愛知16区では有権者が戦略的投票を行って国民民主を当選させて、国民民主と立憲民主の思惑とは異なる椿事が起きたが、あれは不本意な当選だったというわけだ。
多くの有権者は公明党の下野を求めているし、公明党が国交大臣のポストを握り続ける事にもウンザリしているし、政治からきちんとカルトを排除し、カルトの悪行を取り締まる事を求めている。
にもかかわらず主要政党は全て公明党と組む事を考えていて、支持者や国民の声を聞くつもりが微塵もない。
これじゃ選挙をする意味がないじゃないですか。
正直、国会を見ていても、立憲民主党は反セクト法を成立させようとする動きを全く見せてないし、維新の会も同じで、今の政治情勢なら、自民・立憲・国民・維新の四党で成立させられるのに、それをやらないという事は、結局、与党も野党もやる気がないという事なのだろう。
あれだけ酷い統一教会の悪行が晒され、報道されて、また創価学会の悪行も、マスコミが余り報じない代わりに、ネットで実態を知る人達が情報を出す事で大量に出回っていて、国民の多くがカルト規制とカルト被害者達の救済を求めているにもかかわらず、選挙の事ばかり考えてカルトを規制し潰す為の法律を一向に作ろうとしない。
これでは主要政党はカルトと共犯と非難されても文句言えませんよ。