僕がようやく本免(試験)に合格した時の珍事?と、運転免許証を手にしたときに僕が決めたことを紹介します!
僕が、車の運転免許を取得しようと決めた理由は前回紹介しました。
運転技術を高める訓練は、障がいのある人専用の自動車教習所で可能でしたから、少しずつ運転できるようになっていったのですが、免許取得のための仮免や本免は試験場まで行く必要がありました。
試験場までは、日頃訓練で乗っている教習車で向かいます。(教官が、行きも帰りも運転してくれました)
試験の際の決め事が、現在は変わっているのかもませんが、当時は実技(技能)の際に乗る車も「それ」で良かったので安心感がありました。
ところが、合格にはなかなか至らず…
仮免だけで10回以上不合格…
理由の一つが、「ただの首振り体操」
?
えっとですね…訓練では左右の安全を確認してから、車を動かすよう指導を受けていました。
(左側を目視で確認後)よし!(右側を目視で確認後)よし!(もう一度左側を目視で確認後)左よし!(その後に発車)
そのとき、首を左右に振るだけで実際に目視で確認しているようには見えないのに声だけ出ていると教官には言われていたんです。
「お前は声だけや〜それやったら、ただの首振り体操!」
それが本番にも出ていたというわけです…
あっ!
全く見ていなかったわけではないんですよ~
ただですね…
・左右に首を動かすのが少しきついこと
・しっかり確認しようものなら、かなりの時間発車できないため、後続車の迷惑になりそうな気がしたこと
・左側には助手席に教官や試験官が乗っているので、目が合いそうで怖かったこと
そういうのが混じり合って?簡潔になっていたのは否定できず…左右の首振り体操のように見えたのだろうと思います。
併せて、「コース内の縦列駐車」にも手こずりました。
ミラーや目視で、現在地をその都度確認しているのですが、なかなか白線内に駐車できません。
そのため、学科試験の方は一発で合格できたのですが、「はい、今日はここで終了です!スタート位置に戻ってください。お疲れ様」と何度言われたことか…
本免でも、似たような理由で不合格を量産していく僕。時間的にも免許取得を断念するかと言われたこともあるくらいでした。
そんな僕に、合格という信じられない瞬間がやってきたのは、本免の実技(技能)試験のため路上に出た、6~7回目の日…
指定の路上コースを走り終えて、試験場のスタート地点まで戻り停車すると、助手席に座っていた試験官がこう言われます。
「よし、合格にしましょう」
「えっ、合格…合格~~~?僕が合格なんですか~!」
「ま~よく頑張っていたからね。ただし…」
「ただし…?」
「免許はあげますが、あまり運転しない方が良いでしょう…」
(がっぴょ~ん!なにそれ?)
こんな感じで、なんとか運転免許証を取得できたわけですが、仮免・本面中に命の危険も感じるほど身も心もズタズタになった僕は、当初の思いなんてどこへやら…試験官の言われたように?自家用車を持たず、免許取得に頑張って挑戦した証・思いで作りとして大事に閉まっておこうと決めます。
そうです…
「免許を取得して、自家用車を運転し、僕が考える自立した生活を実現させるんだ!」
そんな当初の目標が…
「運転はしない方が良いだろう。命には変えられん…免許証は、ここまで挑戦してきた記念品!」
ものすごい変貌ぶり…
…
我ながら、情けないにも程があります…
…
それがですね…
有効活用しなければならない「ある理由」が出てきて、オジサンになった今に至るまで運転するようになってしまうんですよ〜〜〜
その「ある理由」ですが…
長文になってきましたから、またの機会に紹介したいです。
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!
読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。
できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。
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