見出し画像

第1章(決心まで):その16 いつの間にか変身していた!

あれ?

今度は車いすに乗った僕が出てきたぞ…

車いすに乗ることが多くなったころ
車いすに乗ることが多くなったころ

見た感じ…
車いすに乗ることが多くなった時期かな?

当時、ご年配の医師に言われたんだよな~

「これまで歩行訓練をしてきましたが、今後は車いすで生活できるような訓練に切り替えていきましょう」

それってさ~

「お前はもう歩けないから車いすにでも乗ってろ!」

そう言われているようなものでしょ?

再び歩いて社会参加できるようになりたかった。

車いす生活なんて眼中にもなかった。

車いすなんてさ~

  • おじいちゃん、おばあちゃんになったら使うもの

  • 骨折とかして歩くのがしんどいときの一時しのぎ

そんなもんでしょ?

だったら

車いすで生活できるように切磋琢磨するとか…

何の意味があるわけ?

あのときに大切だったこと!

車いす生活を受け入れる…

障がいを受け入れる…

障がい受容…

それ

簡単にはいかない

だけど乗り越えないといけない
試練のようなもの?

なかなか受け入れられない人もいたな~

僕もそうなっちゃうのかなと思ったけど、

自分が思い描いたことが
車いすであっても実現できる
ことを知ってからは
すぐに受け入れたって言うのかな?

自分のことが自分でできると言うことが
うれしくて楽しかった!

僕は車いすマンになる!
できたら、プロになってやる!

そんな志のもと
専門の施設に入所したっけ

ただ最初は苦戦したな~

車いすに乗って身の回りのことを全てこなす

最初はなんてことはないと思っていたんだけね
障がいを持つとなかなかうまく行かなくて…

何をやっても上手に早くできなかったな~

ま~生まれつき不器用だったから、
そこも関係していたのかも?

もともと不器用
もともと不器用

でもね…

諦めなかったよな~

3年くらいかかったけど
多くの良き出会いがあって
僕は変わっていった。

障害を抱えながらも、自分のできる範囲で
社会復帰への道を精一杯模索する仲間の姿を見たり
寝食を共にしたり…

自分のできる範囲で精一杯模索する仲間
自分のできる範囲で精一杯模索する仲間

障害者スポーツ関連で「身体・精神・知的」
様々な障がいのある人と交流したり…

車いすラグビー体験中
車いすラグビー体験中

障害者スポーツ指導員として
いくつもの活動に参加したり…

車いすツインバスケットボールのテーブルオフィシャル(審判)
車いすツインバスケットボールの
テーブルオフィシャル(審判)

そうこうしているうちに…

あれほど自分に自信がなかった僕が

プロ車いすマンになっていた

といっても

ヨワヨワマンなのは変わらなかったけどね!

ま~

「ただ者じゃなくなった」っていうのかな?

そんな僕は目標を持つ(夢を見る)ようになったっけ!

「いつか僕の考える自立した生活をしてみたいな~」

  • 単身生活をしたり

  • 仕事をしたり

  • 車を運転したり

僕の考える自立した生活がしてみたい!
僕の考える自立した生活がしてみたい!

当時はそのすべてが不可能なレベルだったけど、

いつかできたらいいな(そうなれるよう頑張ろう)

そんなふうに前を向けるようになっていた!

そしてオジサンになった今、
そんな夢を全て叶えた僕がいる…

と言ってもスタートラインに立てただけ。

お前は、まだまだ「道半ば」だぞ!

ー つづく ー


📒1項目ごとに区切った記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。

📕全項目をひとまとめにした記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。


いいなと思ったら応援しよう!

ヨワヨワマン辛島
僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。