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就職が決まらないもどかしさは彼女も同じ!そんな状況で僕を誘った思いに応えられなかった当時を反省…

僕が若いころに、障がいのある人だけが入校できる専門学校に通っていたことはすでに紹介していますが、本来であれば一回しか入校できないと思うんです。 

それなのに、僕は一端中退したにもかかわらず、翌年新たに入校することが許さている…(ただし再受験はしましたよ~)

なぜだと思いますか?

あっ!お金を貢いだとか~そういうコネ?ワイロ?みたいなのを使ったからではないですよ!

おそらく、中退した時期が入校後数ヶ月しか経過していなかったことと、その理由にあったのかなと個人的には思っています。

理由というのは、脳腫瘍(髄芽腫)が播種したことです。

播種は広い意味(広義)では再発と言っても良いのかもしれませんが、小脳付近にあった髄芽腫が脳内の水(脳髄液)を泳いで、目の上あたりの地点に到達した上で居座って大きくなっていることから、僕は再発ではないと個人的には思っているんです。

おっと!余計な話はここまで…

さて、中退する前(自身1回目)の寮生活中に、同じ専攻コースに通う仲間とカラオケに行ったことがありました。そこには両足に装具をつけてぎこちなく歩行する女性がいたんです。

彼女は、高校を卒業したばかりの10代だったと思います。(入校式に学生服を着て出席していたので)

そんな彼女から電話がかかってきたのは、本来であれば卒業後1年が経過するかというころ…(僕は自身2回目の寮生活中でした)

「辛島さん、お元気ですか?卒業して地元に帰ってしまえば、再び会うのは難しくなるだろうから、また一度みんな(僕としては自身1回目時)で集まってカラオケに行きませんか?」

当時、僕は「3度目ならず2度目の正直」となる専門学校の卒業を目前にしていました。

ところが、依然として就職先は決まっていません…

就職することが出来ていないのは、自分のふがいなさのせいなんだ!

そう思ってとても落ち込んでいたので、誰かに(物でもよかったかも?)に当たりたい気持ちがあったのかもしれません。

ですから、運悪く彼女はその餌食に…

「そんなことより…君は就職先が決まったの?」

「えっ、いえ、まだです…」

「それなら、僕をカラオケに誘っている場合じゃないやん…就職したいんでしょ?もっと頑張って就職活動しなきゃ~」

「はい、すいません…」

それ以降、彼女から連絡があったことは一度もありません。

僕に電話している場合じゃないでしょ!
僕に電話している場合じゃないでしょ!

障がいのある人が働くことは、簡単ではないこと…

それは当時も十分わかっていたつもりなのですが…自分のことに精一杯で彼女のことを考える余裕がなかったと反省しています。

彼女も、僕が言わなくても痛感していたはずです。

その息抜きもあってカラオケに誘つてくれたのかと思うと、自分がいかに浅はかだったのか…

もう一度お会いする機会があれば、誤らなくてはなりません。


いかがでしたか?

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