今回紹介することを知ったうえで、車いすマラソン大会や車いす陸上トラック競技を観戦しに行ってみませんか?見ごたえが増すかも~
障害者スポーツというのは、いくつかに分けて考えられると思っています。
その中で、今回紹介する「車いす陸上」は、「健常な人が行うスポーツを、障がいのある人が取り組みやすいよう一部ルールを変更するなどしてできた障害者スポーツ」です。
詳しいルールについては省略させていただきますので、興味がある人はネット検索などで調べてみてください。
車いすに乗って出来るなら種目になります!
車いす陸上には、投てき競技や、陸上競技用の専用車いす(以下:レーサー)に乗って行うトラック競技・その延長でもあるマラソン競技があります。
以下、その例です。
100m走
200m走
400m走
800m走
1500m走
5000m走
10000m走
4×400mリレーマラソン(ハーフ・フルなど)
砲丸投げ
やり投げ
円盤投げ
以下では、トラック競技を簡潔に紹介していきます。
直進するのに優れているんです!
競技用車いす(レーサー)は、生活用の車いすでは決して出すことが出来ない桁外れのスピードが出せるのが魅力だと思います。
実は…若いころ車いすマラソンに一時取り組んいたのにですが、貧弱な僕でも平坦な道で平均十数kmは軽く出ていたので、トップアスリートだと30km以上出ているのかもしれません。
更に、マラソンコースで坂道を下る場合は50km以上出るでしょうから、もう単車並みですね…ただし、高速走行するためには既製品の専用グローブを購入するか自作をしなければなりません。
方向を変えるのが厄介
直進に強い反面、方向を変えたいときや変えながら走るのは苦手なレーサー…
前方に自転車のようなハンドルが付いているので、そこを握って左右に動かすことで、前輪が動いて方向は変えられますが、それではハンドリムを満足に回すことが出来なくなります。特にレース中にそんなことをしていたら、タイムロスに繋がる死活問題!
そこで、走りながら(ハンドリムを回せる状況下で)方向を変えなければならないのですが、僕が知る限りでは以下の方法があります。
・キャスター上げの感覚で、一瞬前輪を浮かせ、その間にハンドリムで方向を変える
この方法は、高速走行中(ハンドリムを激しく回しているとき)は不向きだと思います。
※キャスター―上げがわからない人は以下の記事を参照ください
・片手でハンドリムを回し、もう片脳の手でレーサーの前方についているハンドルを動かす
この方法も高速走行を維持しながらというのは難しいでしょう。
・トラックレバーを瞬時に動かす
レーサーの前方ついいているレバーを、右や左に動かすことで、前輪の向きが変わります。これによって、本来ハンドリムを回すと直進しか出来ないレーサーが、右側のレバーを前に押してからハンドリムを回すと、レーサーが直進ではなく左側に曲がって進んでいくんです!(左に曲がるにはその逆)
これなら高速走行を維持することができます。
トラック競技では、大半の種目でコーナーを回る必要があります。スピードを落とすことなく曲がるためには、レバーをどのくらい動かすのか?また、どのタイミングで動かすのかが重要になってきます。
ドラフティング走法
車いすマラソン大会やトラック競技を観戦しに行った経験がある人は、レーサーが一列になって走っているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?これをドラフティング走法と呼ぶのですが、これを行うと前方からの空気抵抗を抑制する効果があるため、後ろにいる選手は比較的楽に走行できるんです!
この走法をする理由の一つが、「レースの駆け引きをするため」!
同じくらいの力量の選手が、ドラフティング走法をしながら体力を温存して、ライバルの動きを観察しながら走ります。先頭の選手が不利になることから、時々選手同士が合図をしあって先頭が入れ替わっているんですよ。(暗黙の了解というのでしょうか?)
以上のようなことが分かったうえでレースを観戦すると、これまでよりも楽しめるのかもしれませんよ~
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!😊
読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。🔥
できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。🙇
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