反省…人を見かけで判断しちゃダメやね~指導員…いや人として、障がいのある人をサポートする姿勢を教えてくれた!見かけ騙し?の会長
今回は、障害者スポーツ指導員(以下:指導員)での出会いです。
以前、「ある書類で資格取得の情報を得た」と書きましたが、それから実際に講習会を受講する日までの間に、所用で太陽の家に訪れます。
太陽の家というのは、中村裕先生が創設した障がいのある人が働くことができる施設です。
担当職員との会話中に、「近日、指導員の資格を取得できる講習会を受講する」ことを伝えたところ、以下のようなことを言われて一旦部屋を出ていかれます。
「あ〜そうなんですか!それなら、大分県障害者スポーツ指導者協議会の事務局がここにあって、会長(当時)がいるから呼んできますよ!」
(会長っていうからには、政治家みたいに固そうな人なのかな…)
そう思って戦々恐々になる僕の前に現れたのは、肩まで髪を伸ばした180cmはありそうな大柄な男性で、一見やる気がなさそうな表情…眠たいのかな?
(えっ、この人が会長?)
大分県障害者スポーツ指導者協議会の会長であり、太陽の家の職員でもあるという彼は、作業着のような服を着ています。
「君、名前は?」
「えっ…あ~辛島と言います。今度初級指導員の講習会を受講しますのでよろしくお願いします。」
「そうなんだ!じや~カラヤンクン、こちらこそよろしく」
(カラヤンクンつて…僕のこと?彼って、どんな仕事をされているのかな~想像がつかない…というのか本当に働いているの?)
そんな感じで、あまり良いイメージではなかった初対面なんですが、想像をはるかに超えた統率力と行動力に驚く日々が続きます。
何より、障害者スポーツに限らず、障がいのある人を陰から全力でサポートする姿勢(それも自然体)から、多くのことを学ぶことができました。
また、県外で開催される指導員の勉強会にも連れて行ってもらい、九州全県訪れることができたのは忘れることができません。
特に、僕の車を彼が運転し、僕は助手席に乗っているだけで良かった2人だけの県外勉強会遠征では、運転中も常時話しかけてくれるなど気遣いをかけてしまい、会場に着いた頃は疲れて車内で寝てしまっていたのは本当に申し訳がなく悪いことをしたと反省しています。
たくさんの障がいのある人に慕われ、障害者スポーツを支えてくれた会長!
そんな彼の下で約15年、大分県障害者スポーツ指導者協議会の一員として活動ができたことを一生の宝物・誇りだと思っています。
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!これからも、たくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。
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