その36 自身3回目が確定したのは残念だけど・・・僕は相手に会心の一撃を与えることができた。後悔はしていない!
診察室での手術後、「消毒作業」をヘルパーさんにお願いしていた僕。
もう3回目になるから、作業手順は僕が言わなくてもヘルパーさんが覚えていて手際よくやってくれる。
「保護テープを剥したら、一枚写真をお願いします」
そう言ってタブレットを渡して患部を撮影してもらう僕。
(お~1つになっているやん!)
撮れた画像を確認したところ、2つあったホクロは1つになっている。残っているのは茶色のほうだから、やっぱり予想していた真っ黒い方が「癌疑い強し!」だったということか…
それにしても…術後の患部は前回のことながらグロテスク!
広範囲にザックリと採られていて黒い糸で周囲の皮膚を寄り合わせているんだけど、贈答用の高級ハムみたいに、その周辺がブニョブニョに腫れあがっている(よく見ないと縫い目がわかりにくい…)
(毎回思うけど…きちんと治るのかな?)
そんな不安が募る中、ヘルパーさんのおかげで細菌感染することなく外来受診日を迎えた!
「辛島さん、中へどうぞ!」
診察室に呼ばれて中へ入ると、先生は僕の後方に回って手術痕を確認。そして抜糸をしながらこう言われた。
「前回ここで採ったものを詳しく調べてもらったら、やはり皮膚癌でした。種類はこれまでと同じで基底細胞癌です」
「やっぱり、そうでしたか…」
これで自身3回目の皮膚癌になってしまったな~とちょっぴり残念に思っていたところ…
「あと、今回でこちらは終診になります。あなたは定期的にかかりつけの皮膚科に通っていますから、何かあれば紹介状を書いてもらって再受診してください」
「わかりました。再び癌が出来たのは残念ですが、早く採ってもらってよかったです。ありがとうございました」
早期発見早期治療によって、発生を防ぐのは難しい皮膚癌を小さいうちに叩き潰す…
そのために考えたタブレット作戦が、見事成功したということだ!
やったぞ~~~
ー つづく ー
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!
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できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。
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