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🎯第2章 最も厳しかった時間:その3 もう一つの衝撃的な事態…左がなくなった?
声が出せなくなっているという衝撃的な事態
…
実はそれだけじゃなかったんよ!
看護師さんとのやりとりの中、
なんか変な感じがしていたんだけど、
しばらくして観察室からいなくなって
じっくり自分を見つめていたところ…
「やっぱり…左がない!!!」

感覚的に体の中心から左側全てがなくなっちゃってるんよ~
でもね
不思議なんやけど
寝た状態で必死に足元を見ると
…
左足の指が見える…
…
左足があるのに左足が動かん…
左足があるのにない?
…
(な、なんだこりゃ?)
朝は五体満足でピンピンしていたんに、
手術から戻ってみたら
声は出らんわ
左半身は動かんわ
この有様ってなんなん…
(どうくっちょんわ~)
はたして
僕に未来はあるのか…
※左半身が動かなくなった理由は、神経の問題で、医学的に
左半身麻痺といいます。
左半身麻痺については、
それ以降プロのリハビリを受けたり、
日常生活を送る中(時間の経過?)で段々と回復していきました。
ですから、オジサンになった今は見た目から
他人に気がつかれることはありません。
ただ自覚的な範囲では、
今でも若干左半身の動きはぎこちなさがあるんです
※「どうくっちょん」というのは大分弁で
「ふざけている」とか「馬鹿にしている」とかの意味で使われています
ー つづく ー
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