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第2章(君へ会いに行く):その5 ラブストーリーは突然に?

「プルルルル…(電話が鳴る音)」

たまにしかかかってこない
僕のスマホから着信音が…

(あれ?誰からやろう?)

どうせ間違い電話なんやろうと思いながら
画面を見るとびっくり仰天!

大学病院からだ!

「はい…もしもし…」

「大学病院ですけど、
辛島さんでしょうか?」

大学病院の看護師さんから電話

「ええ、そうですけど…」

入院日が21日に決まりましたので
ご連絡させていただきました」

「えっ…今月ですか?」

「そうです、先日事前打ち合わせした時に
お渡しした書類をよく読まれて

提出書類の記入と入院の準備をして
10時30分ごろにはお越しください」

「はい…わかりました。
わざわざ連絡ありがとうございます。
失礼します」

(オイオイ、21日に入院とか言っていたけど…
28日くらいから病院は年末年始の休みに入るやろ?

そしたらさ~
今年は残り1週間くらいしか時間がないってことになるやん…

事前検査には2週間かかるはず!
これじゃ~手術が年内に出来ないんじゃないの?)

入院日が決まったのは安心材料なんだけど、
何かすっきりしない僕…

おくすり手帳も忘れず!
おくすり手帳も忘れず!

(あっ、わかったぞ!
僕が出来るだけ早く入院を希望していたから、

とりあえず年内に入院させといて
手術は来年になるんだろう。

でもな~
それだったら、入院も来年でいいのに…)

そんなことを思いながら年内手術が可能なのか?
疑心暗鬼の中、入院の準備はもちろん

手術に対する臨戦体制?を整えていった。
(気持ちの整理?)

そして、いよいよ12月21日:入院当日の朝を迎える。

ー つづく ー 


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ヨワヨワマン辛島
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