3秒!3秒!とか言われてもさ~訳が分からんのよね…これじゃ~頭の中でずっとグルグルしてノイローゼになるやないか~い!
障害者スポーツというのは、いくつかに分けて考えられると思っています。
その中で、今回紹介する「車いすバスケットボール」は、「健常な人が行うスポーツを、障がいのある人が取り組みやすいよう一部ルールを変更するなどしてできた障害者スポーツ」です。
詳しいルールについては省略させていただきますので、興味がある人はネット検索などで調べてみてください。
ここでは、若いころ仕事を終えてから集まって練習をしている「車いすバスケットボールチーム」の練習に参加したことを紹介したいと思います。
車いすバスケ選手は体格が筋肉隆々で、動きがダイナミックであリスピードも桁外れです。更に、チェアワーク(車いす操作)が巧みですから、ヨワヨワマンの僕はボールに触れることすら満足に出来ませんでした。
それなのに、以前紹介した車いすツインバスケットボールのように、目の高さほどの玉入れのカゴみたいなゴールがありませんから…通常のゴールにシュートを決めないといけないんです。
(でもな~)
僕が車いすバスケ選手をなぎ倒して?コート上を動き回るよりも、微かな望みをかけて奇跡のゴールを演出するほうが、まだチームに貢献できるはずだと考えた僕は、途中から相手ゴール付近で味方がパスをしてくれるのをひたすら待つことにしたんです。
(誰か〜僕にパスをしてくれよ〜)
そんな感じでボ~と立ち尽くす僕を見かねて、たまに情けでパスをしてくれる選手がいるのですが、いざボールを受け取って通常ゴールを見上げると…
(た、高い〜〜〜〜〜〜!)
あまりの高さに尻込みしてしまい、すぐにシュートすることができません。
(う…う…打っちゃおうかな…)
そんな感じでボールを持ったまま躊躇していると…
「3秒!3秒!」
相手側の選手が口々にそう叫びます。
(3秒って何だ?)
バスケットボールに取り組んでいた経験あったり、観戦するのが好きであったり、ゲームのことに詳しい人はご存じとは思いますが、どうやら反則行為のようです…
(そんなこと言われても打てないんだよ~助けてくれ~~~)
午後8時くらいだったでしょうか?あたりは真っ暗な体育館の中で、ボールが弾む音と「3秒!3秒!」と言う声がこだまして、半ばノイローゼになりそうな…なんとも言えない経験が出来たな~と今思います。
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!😊
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できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。🙇
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