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第2章(君へ会いに行く):その12 出てないし~動いてないじゃ~ん…

僕や父親が半ば仰天した
今回の術後

じゃ~前回って
どんな感じだったのか?

詳しくは
「僕と脳腫瘍」を読んでね!

って

なかなか
リンク先を開いてまで
知りたい人は少ないと思うから…

簡潔にまとめて紹介してみるよ~ん!

そうそう…あのときは…

こんな感じで帰ってくるのを予想していたのに…
こんな感じで帰ってくるのを予想していたのに…

・目が覚めた時、看護師さんが2人

・看護師さん:「辛島君わかりますか~?
わかっていたら、名前と生年月日を言ってください!」

・僕:何を言わせるんだと思うも名前と生年月日

・看護師さん:顔を斜めに傾けて不思議そうな表情

・僕:(この人って耳が不自由なのかな…)

・看護師さん:
「(小声で)あれ?わかっていないのかな~…
(大きめの声で)辛島さ~ん!わかっていたら、
名前と生年月日を言ってくださ~い!」

・僕:
「(えっと…さっきからきちんと言ってるんやけどな…)
(大きめの声で)名前と生年月日」

・看護師さん:顔を斜めに傾けて不思議そうな表情

どうやら、
また看護師さんには伝わらないみたい。

僕はきちんと答えているのに、
なぜわかってもらえないの?

それが不思議でたまらなかったんよ!

だってさ~
自分の声が出ていないなんて
簡単に思いつく人なんている?

僕はそれまで、
声が出ない状態なんて
考えたこともなかった…

それがね
上記したようなやりとりが続く中

もしかしたら
自分の声が出ていないのかも?

そう思うに至ったわけ!

なんて言っているの?

あともう一つ!

左がない!!!

感覚的に体の中心から左側全てが
なくなっちゃったんよ~

でもね

必死になって左足の方を見たんよ~

そしたらね
所々うっ血して
赤紫色になってはいるけど
左足の指が見える…

左足があるのに
左足がない?

(一体どうなってるんだ?)

後になってわかったんだけど、
これって神経の問題やったんに…
医学的には

左半身麻痺っていうんだって!

一時的に声が出せなくなっていた理由

よくわからないのですが考えられることは…

・小脳付近を当たったから(髄芽腫が原因)

・長い時間気管にチューブが入っていたから

左半身麻痺について

それ以降プロのリハビリを受けたり、
日常生活を送る中(時間の経過?)で
段々と回復していきました。

オジサンになった今は
見た目からは他人に
気がつかれることはありません


ただ自覚的な範囲では、
今でも若干左半身の動きは
ぎこちなさ
があるんです

こりゃ~どうなっちゃったんだ?
こりゃ~どうなっちゃったんだ?

ー つづく ー


📒1項目ごとに区切った記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。

📕全項目をひとまとめにした記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。


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ヨワヨワマン辛島
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