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弱った・衰えた証拠なのかな?
相手の気持ちがわかるとき
それは自分が同じ体験をしたとき?
今回は僕がまだ施設に入所していたときの話です。
80名ほどいた入所者は、
年齢や性別・障害程度などから
4人部屋に振り分けられていました。
僕がいた部屋には
10代から20代の人ばかりでしたが、
隣の部屋と
・距離はそんなに開いていない
・壁?が薄い…
ま~そんな環境なので
会話などいろんな音がダダ漏れ
話し声
笑い声
歌声
入所者同士のケンカ
聞きたくないラジオの音
見たくないテレビ番組の音
当時はまだそれほど聞こえに困っていなかった僕。
今考えれば幸せな体験をしていました。
「雑音?に悩まされる日々」
こんなこともありました。
ある日、その部屋の近くにある
ラウンジというのでしょうか?
入所者が集まる広場にいたら
聞こえてくるんです。
「ガラガラガラガラ~~~~ゴホッ!
あ~カッガッグフッ…おえ~
ペッ!あ~~~~…」
今日に限ったことではないんです。
自分の部屋にいた時も
ラウンジにいた時も
毎朝決まった時間です。
「騒がしい?」
「けたたましい?」
「やかましい?」
そんな音が聞こえてきます。
(またあのオジサンか~)
音の出所は年配の人がいる部屋。
Aさんです…
しばらくしたら音に我慢をしていたら
ニコニコ顔のAさんがで部屋から出てきます。
「辛島君、おはよう!今日は良い天気やな~」
「おはようございます…」
おそらくですが、
洗面中でうがいをしているときに
出ていたのでしょう。
(そりゃ~のどに溜まっていた痰が出せて
ご満悦なんだろうけど…
もう少し静かに出せないのかな~)
そう思っていた僕も、
当時の彼くらいの年齢になった今、
その理由がなんとなくわかってきました。
僕も最近、たまに食べ物や痰がのどに詰まって「オエオエ」言っています…
21年に前頭部から開頭手術を受けた時、
術後に思うように痰が出せなくなったんです。
あの時は大声で「おえ~おえ~」と叫んでいて、
それでも出せない僕を見かねて
看護師さんが吸引をしてくれていました。
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Aさんと当時の僕
共通点は「衰え」では?
人って年齢を重ねて衰えてしまうと
体中の機能が低下していくじゃないですか~?
痰を出すことだって、
若いころは使わないでも良かった
「筋肉」や「体力」や
「時間」・「勢い?」が必要になってくるから、
離れた場所にいる人にも
聞こえるくらいの声を出してしまうことがある。
言い換えたら
「老化現象の一つ」なんでしょうね…
今の僕は「独り身」ですから
大声を出しても
他人に迷惑をかけることは少ないでしょうが、
当時のように施設や病院など
共同生活する場にいたら
煙たがられるのかもしれません…
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、
みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!😊
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今後書いていく励みになりそうな気がします。🔥
できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、
どうか目を通してほしいです。🙇
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