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車いすは一長一短!自分が最も優先したいことは何かを考えて、どこかで折り合いをつけて乗ることが大事だと思います。

※今回の記事は、車いすに関する知識が少しないと書いている意味がわかりづらいと思いますので、「以下の紹介記事を読んでから今回の記事を読む」か、「今回の記事をあえて読まない」ほうがいいかもしれません。

僕は足を置く台(以下:台)が跳ね上げられるタイプも固定式のタイプも現役で使っています。

※使い勝手には個人差がありますので、以下は僕の意見になります。

僕は車の出し入れなどで便利なため外用の車いすは固定式の台・入浴などで移乗がしやすいため家用の車いすは跳ね上げ式の台です。

たぶんみなさんの多くは、どの車いすも一緒だと思っているかもしれないのですが…本体フレームの数か所に穴が開いていて、どの穴に台をはめ込むかで高さが変わるんです。(台の高さが変わると、車いすに乗ったとき足の高さも変わってきます)

それは固定式も跳ね上げ式も同じ!

さて、ここまでは前置きです。

僕が住んでいる家のキッチン(流し台)は、車いすのまま奥に入れる設計になっています。(通常は引き出しや収納庫があるのではないかと思います)

僕の車いす・体格の場合、台に足を乗せた状態のまま入るためには、本体フレームに開いている穴の低い方に台をはめ込む必要があります。(もちろん台を毎回跳ね上げてから入るのであれば高い位置の穴にはめ込んでも構いませんが、一日かなりの回数になるので面倒…)

ところがです!

本体フレームに開いている穴の低い方に台をはめ込んでしまうと、跳ね上げた状態で車いすを引き寄せようと前後左右に動かそうとしたときに、キャスターと干渉してしまい動きが止まってしまうんです。

キャスターと台が干渉…
キャスターと台が干渉…

では、干渉しないよう本体フレームに開いている穴の高い方に台をはめ込むとキッチン(流し台)にはそのまま入れなくなりますかが…

・(先ほど書いたように)台を毎回跳ね上げなければならなくなる

・車いすに乗ったとき足の高さが変わってしまい横から見たら英数字の「V」のようになってしまう

特に足の高さが変わってしまうことは重大問題!

通常なら「V」のような姿勢は車いすシーティングの考え方からしたらよろしくない…満足に漕げないでしょうし、疲れやすくケガもしやすいと思います。

このように、車いすは一長一短であって、全て思い通りになることはないのかもしれません。そこで、自分が最も優先したいことは何かを考えて、どこかで折り合いをつけて乗ることが大事だと思います。

今回の件で言えば…

・車いすシーティングを重視する

・キッチン(流し台)に台を跳ね上げないで入る

・キャスターと台が干渉しないようにする

上に書いた項目ほど大事に思う点であることから、家用の跳ね上げ式の台は、本体フレームに開いている穴の低い方にはめ込んでいるんです!

これって、僕以外の車いすマンだって感じている?悩んでいる?困っていることかもしれませんから、新たな「車いすマンあるある」としても良いのかなと思います。


👇これまで「車いすマンあるある」なのかもしれない記事をいくつか紹介しています。詳しくは以下のマガジンを参照ください。


いかがでしたか?

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