いきなり失礼な質問をするんですが…みなさんは爬虫類じゃないですよね？（人が持って生まれた機能のすばらしさ・それを当然のように使いこなしている優秀さと幸せに感謝したいです）

今回は、車いすツインバスケットボールの練習を見学した時のことです。

（あれ？）

友人であるケイソンのＡ選手が、時折大きな霧吹きで体中に水滴を浴びています。

真夏の暑いときならまだしも、今は真冬…

（何か理由がないと、こんな季節にやらないことだろうけど…いったい何が理由なんだろう？）

そんな疑問を持ちましたが当日は質問できず…

そしてその数日後、再び彼とお会いするのですが、今度はダウンジャケットやトレーナーなどを重ね着しで筋肉隆々のボディービルダーのようになっています。

（普段はゴボウのような細い腕なのに…）

チェアワーク（車いす操作）にも影響するに違いないと思った僕は彼に質問をします。

「ねえ、そんなに着込んでいたら、車いすを漕ぐのが大変なんじゃないの？」

「まあな…でも、しゃ～ない（仕方がない）けん！」

「なんで？」

「俺が爬虫類だからや～」

（？）

「へ、へ～そうなんだ…」

後から調べてわかったのですが、彼が言いたかったのは温度調節機能のことです。

ケイソンは、自律的な体温調節が苦手です。夏場はエアコンや濡れタオルで体を冷やすことや、水分をこまめに補給して熱がこもらないように気をつける必要があります。

冬場は逆で、極端に体温が下がってしまわないように、服を多く着たり、カイロを携帯したり、暖かい場所で過ごす必要があります。

（だからか～）

練習中の大きな霧吹き…
日常の着こなし…

…

少し話が変わりますが、僕が耳の聞こえが悪いからと付けている補聴器や、歩行が困難だからと利用する車いす・視力が悪いからとメガネをつけるのは、持って生まれた機能が維持できていないからですよね？

そうできなくなった今、人工物（機械）では完全には補うことができないもどかしさを日々感じていますし、人が持って生まれた機能って高性能なものばかりであって、当然のように使いこなしていることって幸せなんだなと痛感させられます。

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いかがでしたか？

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です！😊

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。🔥

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。🙇

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