見出し画像

第2章(君へ会いに行く):その9 再び目覚めますように!

その後、
エレベーターに乗って麻酔科へ。

何やら
全身麻酔で手術を受けるときは
必ず事前に麻酔科医の説明を
聞く必要がある
みたい。

男性の麻酔科医から言われたのは…

・明日の手術時は全身麻酔下で行われること

・全身麻酔の方法
(静脈から麻酔薬を注入後、
気管の肺につながる場所まで
人工呼吸用のチュープを挿入して呼吸管理)

・一昔前と違い
麻酔技術が飛躍的に向上し安全性が高くなっているが、
ある程度のリスクはあること
(全身麻酔時で1万分の1の確率で危険な状態)

いまいちピンとこなかったけど
開頭して手術している最中は

眠っているような状態で
痛みはないわけでしょ?

そして術後は
脳頭蓋を再び閉じちゃって

目が覚めたときは
気が狂うほど
痛みがあるわけじゃないし

そもそも
開頭したのに
生きているって言うこと自体

不思議!

まさに

麻酔さまさま

さてさて

手術の詳細と
全身麻酔の説明を聞いた後、
父親と別れ病室へ戻った僕。

明日のスケジュールを再確認した。

今日の夕食後は引水のみ。
(指定のドリンクあり)

それも明け方の6時まで…

ま~仕方がないか…

そして手術室へ行くのは
8時10分か~

さて、どうなるかな~

※気になったことがあります。

前日に麻酔科で説明の場を設ける理由は
たぶんですが…

事前に麻酔科医の顔を
知ってもらうことで、
当日安心して
手術を受けられる事を期待するから?

そうなんですが、
当日はみなさん
手術着(マスクもしていて…)で
顔なんてわかりませんでした。

そこで当日にわかるようなサイン
検討できないか?

当日と前日の見た目を同じにする

例:
・両日とも同じ服装にする
・両日とも胸にヒマワリのバッジをつける
・両日ともオレンジのマスクをつける
など

ー つづく ー


📒1項目ごとに区切った記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。

📕全項目をひとまとめにした記事をご覧いただける場合は
以下を参照ください。


いいなと思ったら応援しよう!

ヨワヨワマン辛島
僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。