ネット議論のマナーについて考えてみた
SNSや匿名掲示板では、よく罵詈雑言が飛び交っています。
そういう罵倒合戦が根っから好きな人がいるかもしれませんが、だいたいの人はそういうの嫌ですよね。
なので、そうならないためにはどうするべきか、ネット議論のマナーはどうあるべきかについて考えてみました。
まず大事なのは、「自分の主張が否定される事 = 自分自身あるいは自分の人格が否定される事」では「無い」ということを、議論する上での共通認識として皆が了解しておく、ということではないでしょうか。特に掲示板の議論なんて、意見が通ったからといって社内で自分の株が上がるとか無いんですからw
自分の主張が否定されるのは確かに残念なことですが、その意識に囚われすぎると冷静な議論ができません。
SNSで実際にあったやり取りを例に挙げます。
最近麻雀界では某Vチューバのゴースティング疑惑というのが話題になっていますが、Vチューバ擁護派であるそこそこ有名人のAさんに対し、BさんがAさんとは違う意見を出しました。Bさんは丁寧で紳士的な態度を取っていましたが、Aさんは議論の途中からBさんを罵倒し始めました。
しばらくして今度はCさんがAさんに対し、やはりAさんとは違う意見を丁寧に述べました。するとAさんはやっぱり、Cさんを罵倒し始めました。
私はAさんのあまりにもひどい態度を見かねて、その態度についてAさんに少し意見しました。するとAさんは私に対してもやはり罵倒をし始めました。
そして驚くべきことに、SNSはもっと楽しくやるもんだ、みたいな事を
私に対して言い出したのでしたw。私にすれば、「君が私にそれを言うか?」ていう感じなんですが。
この現象をどう解釈したらよいのか。
Aさんが「自分の主張と違う事を自分に対して言われる=自分に対する攻撃」という風に認識しているとすれば、Aさんの態度はある程度説明がつきます。
Aさんにすれば、自分が因縁を付けられたから反撃したのだ、という理屈になる訳ですね。そして私は因縁付けた奴の味方だという理屈なんでしょうね。あまりにも過剰な反撃だという点はひとまず置いといてもw
しかし仮にAさんの考えのように「相手の主張を否定しない」という事が正しいマナーとなってしまうと、違う意見の者同士が議論し合う事が不可能になってしまいます。だからそのような考え方を正しいマナーにしてはいけないんですね。
それよりも、主張が違うからという理由で相手を罵倒したりしない事が
大事なのです。
他にも議論の上で大事なことはいくつかありますが、またおいおいと。
私の意見に対する異論や反論は歓迎です。でも誹謗中傷はしないで下さいねw