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恐れ知らず!アニクラ通いの私

これは高校生の時に
アニクラ通いをしていた時のお話。

濃紺に黒いシルエットが映えるフロア、
舞台にはネオンカラーの照明がたかれていて、
よくわからんたくさんの大人達、
たまに同年代のお子さま達、
みんな共通した"好き"があって
その時間を目いっぱい楽しむ!
んもうわちゃわちゃで最高なひと時でした。


1.アニクラってなんぞ?

アニクラとは、

"アニメクラブイベント"の略称。

"アニメ"のクラブイベントと言っても、
アニソンだけでなくボカロや東方などもOK!
DJプレイはもちろん、
歌い手や踊り手が生出演したり、
ボカロP(曲を作った人)が出演したりすることも。

お客さんの中にはコスプレする人も居たり、
DJプレイに合わせて舞台に急遽登壇&踊ったり、
はたまたダンスバトルやライブペイントが
あったり…本当ににぎやか!

今では、アニメは本当の意味で
"ジャパニーズコモンカルチャー"ではあるものの
当時はヲタクと胸を張って言えなかった時代…

それでも好きなものを共有したい!楽しみたい!
そんな人達が集う現場は本当にアチアチなのだ。

(高速ヲタク語り口調についてこられたかな?ふふ)


2.出会いのきっかけ

これまた上と同じような理由なんだけど、
当時ボカロやアニソンが好きだ〜と
大声で叫べない訳で…

そう、カラオケで歌えないんよね。
(その頃はまだヒトカラもメジャーではないし)

そこで見ず知らず大人が主催している、
ボカロやアニソン限定のカラオケイベントに
参加するという怖いもの知らず。

当時はたぶん中学3年生?(圧倒的最年少)
20人程度が参加するカラオケイベントに
隔週参加してめちゃめちゃに可愛がられる。

そこで仲良くなった歌い手のイベントに参加って
ことで出会ったのが…アニクラなんです。

3.そして演者になる

そう、演者側になるんですよね。びっくり!
歌い手…ではなく踊り手で。(ダンス部だったので)

そのイベントでは、
例の如く踊り手さんがステージに立っていて、
それがはちゃめちゃに最高な舞台だったの。

その踊り手さんのひとりに声をかけられて
(きっとその日の私の顔の調子が良かった)
練習場所に顔を出すようになる…と。

そっから舞台に上がるまではあっという間!
毎週土日は欠かさず練習場所に行って、
ダンスの練習やダンスバトルをする。
海でBBQやら本番前の練習漬けやら楽しかった。

何よりも!
"団体競技ダンス部"の部員の1人ではなく、
1人でステージを使い切れて目線は俺のものォ〜
状態がすごく脳汁ドバドバだった。
あの時以上にダンスにのめり込めたことはない!

4.グッバイ宣言

アニクラ通いの終止符の原因。
たぶん色々あった気もするけど
正直あんまり覚えていない…

でもやっぱり"色んな人"が集う環境だからこそ
色恋関係でだらしのない人〜とか
お酒飲むととんでもない人〜とか
結局そんなとこである。

私自身大学生になったり、
途中でコロナがあったり、
なんだかんだで離れてしまった環境だけど
たまにものすご〜〜〜く恋しくなる。

同時に、恋しくなるくらいの終わり方で
良かったなとも思う訳で…へへへ



ありがとう!アニクラ!またどこかで!

〜ここでMr.Musicが流れる〜


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