三つ折りスマフォ
今日の朝のニュースで中国の携帯会社ファーウエイが三つ折りスマートフォンを販売するという話題が取り上げられていました、
確かに折り曲げるスマートフォンは数社から発表がされていますが、ついに三つ折りまできてしまいました。
中国の思惑
ファーウエイに対して2023年にアメリカが輸出禁止の対象とする「エンティティー・リスト(禁輸リスト)」に加えました。その為半導体に関わる市場から出された形になり、完全に取引を遮断し、ファーウェイの経営に一段と打撃を与えていました。国同士のことですから実際にどこまで制限をかけているのかはグレーな部分はあるとは思いますが、一時的な後退は余儀なくされたと思います。
スマートフォンの中身
スマートフォンの中身の内訳として、2.3年前までは台湾や日本の会社も含め、中国の部品は2割を切っていたといいます。しかし、ファーウエイに対するアメリカの規制に対し中国国内での取り組みの結果として、スマートフォンの中身の比率は大幅に上がったとされています。一時期多かった不具合も大幅に解消されているという研究者もいるようです。
今回の三つ折りスマートフォン
今回のスマートフォンは業界最大の極薄版ガラスUTGを採用し、耐衝撃性を30%向上させた。 さらに、3つのバッテリーが搭載されているという触れ込みの高級機器のようです。技術の粋を集めた自信作のようです。
これに対抗して韓国の某メーカーは巻取り式のスマートフォンを出すようです。たかがスマートフォンといえない事態になっているようです。
感想として
技術の粋を極めたスマートフォンはすごいと思います。一度使ってみたいなとも思わせる機械です。
ただね。ファーウエイが自分で言ってるように、これってタブレットじゃない?タブレットを折りたたんでスマートフォンとして利用することがどれくらいの需要があるのかというと疑問があります。
庶民としては値段も40万円とか、80万円とかそれは携帯を買うという感覚ではないです。
発想を切り替えて、タブレットの一形態としてこれだけの技術が中国にはある。三つ折りどころか9つ折りぐらいにタブレットをたたんで、どこでもプレゼンテーションや戦略会議が開ける。薄型他の液晶の活用を見せるということでは大成功なのかもしれません。特許技術、技術転用の面では大変怖い部分を感じます。
だって、ファーウエイもこのスマートフォンの数を売るつもりがないような発表のしかたですしね。
※今回ちょっと見出しをつけた文面にしてみました。どうでしょかね。