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カメラの遍歴

年代が上の人はもしかしたら知っているだろうか
昔、少年チャンピオンで 小山田いく さんが ウッドノートという漫画を描かれていたことを

バードウオッチングをする主人公が持っていたカメラがOM10だったのが、私の一眼レフカメラへの知識の始まりでした。

小学生のころハーフカメラを父親からもらって、時々写していました。やけにぼやけた写真がうれしくてフイルムを買っては身近な景色を撮っていました。中学校の修学旅行のとき、「写ルンです」をみんなが持ってくる中で、canonの「NEW F1」なる大きなカメラを持って来ている友達がいて、新聞記者でもないのに、こんなカメラを持っている人がいることに衝撃を受け、さらに出来上がりの写真の鮮やかさを見てカメラっていいなって思いました。ただ、その時、友達にそのカメラの値段が20数万円という話を聞き、さらにレンズが10万円単位で何本も持っているというので、分限者の趣味じゃ。と思ったのも懐かしい思い出です。

その後、高校生になってウッドノートの影響もあって、将来は一眼レフが買いたいなと思っていました。まあ、高校生の夢の範囲なんですが。

一眼レフへのあこがれもあったのでしょう。大学に行って近所の質屋で、歳末中古放出セール「AEー1プログラム」が2万円から値下げされ、1万2千円で出ていたのをみてどんなカメラか知らないまま飛びついてしまいました。俗にいう初めての一眼は、AE-1プログラムです。中望遠レンズがついていたので、それから何年も愛用していました。フイルムカメラの楽しみ、フイルムカメラの楽しみはAE-1によるものが大きかったです。その後も買い足したカメラはCanonが続いたのもやはりその影響が大きかったのでしょう。
EOS650 デジタルになっても EOSkiss EOS1D と一眼レフはCanon を主に使っていました。EOS1Dはフルサイズでのすごい画質に圧倒されて撮影が楽しくてたくさんのシャッターを押しました。

もっとも普段使いではコンパクトカメラのフイルムやデジカメを使いました。
そして、最近、カメラが重くなって撮るのが辛くなっている自分がいます。
それなら、スマホで撮ればといわれそうですが、そこはそれ、やはりカメラで撮りたい気持ちがちょろちょろと沸いています。
そのなかで、OM‐Dを最後の一眼レフにすることにしました。
田舎で山中でのフィールドワーク(まあ、イノシシ猟と山の散策なんですが)のために今年の春に買ってしまいました。
普段使いはRicohの古い防塵カメラですが、これからちょくちょく撮っていきたいと思います。

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