【スマブラSP】ベレト/ベレスでVIPに行っただけの人のキャラ解説(初心者向け)
よく一緒にスマブラをやっている友達が最近ベレトスを買ったので、それに乗じて書けるだけのことをメモしておこうと思って書き始めました。本当にVIPに行っただけなので、それ以上のことは期待しないようお願いします。ただせっかくなので、ベレトスを使いたい人に限らず、広く初心者の方のためになるような解説記事にしたいと思っています。よろしくお願いします。
はじめに
今回の記事は「ベレト/ベレスの解説記事」として書いていますが、内容としては性能の分析、立ち回りの意識、苦手なキャラの対策など、「キャラをある程度ちゃんと使うために必要なこと」を書きます。だから、ベレトス使い以外の方(ベレトス使い以外の方がこの記事を見るかは分かりませんが)は細かい内容よりもこのフォーマットの方に注目してもらった方が良いかと思います。自分の使っているキャラで、これと同じようなことが書けるかどうかということですね。新しく使えるキャラを増やしたい場合も、ここに書いてあるようなことを考えながら使っていけば大体使えるようになっていくと思います。大体ね。
共通解説
まず共通解説として、上に挙げた「キャラをある程度ちゃんと使うために必要なこと」について、キャラを絞らずざっくり述べていきます。いわば概論みたいな感じです。ベレトス使い以外の方は、ちゃんと読むのはここだけで良いです。後は下の項目の形式をざっと読んで、自分のキャラ理解を確かめてみましょう。
まずは「性能の分析」。性能の分析と一口に言っても、もちろんその形には色々あります。強み、弱み、あるならキャラの特性(クラウドのリミットゲージ、ジョーカーの反逆ゲージなどの仕様)……それぐらいか?意外と少ないね。半分立ち回りの話になりますが、バースト手段や着地時に振りやすい技、復帰阻止の方法、基本のコンボなども一緒に分析しておくと良いかもしれません。スマブラは基本的にキャラの弱みを隠し、強みを押しつけるゲームと言われています。それをちゃんと理解することが一歩目というわけです。
続いて「立ち回りの意識」。性能を分析した上で、そのキャラでどう戦うかという話です。どうやってダメージを稼ぐのか、吹っ飛ばされたらどうやって対処するのか、どうやって撃墜するのか……まあそんな感じの話です。こういう話なので全部のキャラに共通するところは少ないんですが、僕は「回避上がりを通さないこと」を意識しています。それも人の受け売りなんですけどね。自分が崖で待っている時に回避上がりを通してしまうと、逆に自分が崖を背負う立場になってしまいます。速いキャラならそんなに苦しむことはないと思うんですが、特にベレトスだとそうはいかないのでこれを強く意識する必要があるわけです。それと「ゲームスピードを早めること」もちょっと意識していますね。地上でジャンプした時に急降下をちゃんと入れるってことぐらいなんですけど、それだけでも結構違います。あとは「バースト拒否」ぐらいですね。これは知識が物を言うところで、相手の決め手が何かということをちゃんと知っておき、それを喰らわないように心がけるということです。もしこれを読んでいる方で、まだ全キャラまともに触っていないという方がいらっしゃれば、まずは全キャラ触りましょう。それだけで得られるものがあります。全キャラ共通で意識してるのはそれぐらいかな……まあ立ち回りに関してはキャラによるところが大きいので、僕から言えることはあまりないです。それぞれの解説記事やら解説動画やらを見るのが手っ取り早いので、そうしましょう。
最後に「苦手なキャラの対策」。この「苦手なキャラ」には、「キャラが苦手なキャラ」と「自分が苦手なキャラ」の二種類があります。キャラ解説で言われているのは前者だけで、後者は自分で対策しなければなりません。後者の対策方法は色々ありますが、そのキャラの解説を見るのが一番じゃないかなと思います。敵を知り己を知れば百戦危うからずというワケ……
浅い内容ですが、共通解説はこれぐらいにしておきます。本編もこれぐらいの感じでいくので、そのつもりで気楽にご覧ください。
基本性能
ここからベレトスに絞って解説をしていきます。技のフレームとかバーストラインは調べてないので、覚えてる範囲しか書きません(怠惰)。確かにこういうデータも大事なんですけど、VIP行くまでぐらいだったらそれよりも感覚の方が大事で、「これぐらいで技が出る」「これぐらいで撃墜できる」とか、そういう感覚を磨いてから詳細なデータに手を出した方が無難です。そういうわけで、初心者ほど適当に、気楽にやっていきましょう。僕も気楽にやっています。スポーツなんかもそうだと思いますけど、座学は上位に行きたい人だけがやるものですからね。
あと感覚で技のランク(S〜E)もつけていきますが、何も参考にしてないのであんまりアテにしないでください。皆さんも皆さんなりの技ランクを作っていきましょう。
必殺ワザ
NB フェイルノート(S)
発生:溜めなしは1拍ぐらい(2回まで前後の向きを変えることができて、変えるたびに10F遅くなる)
バースト:崖端なら大体120ぐらいで死ぬ
弓。飛び道具にしては発生が遅いけど、弾速が結構速くて威力も高い。ガードボタンを押すことでキャンセルが可能。
待ち中心で立ち回ることの多いベレトスには不可欠の技。ちょうど終点のステージぐらいのリーチがあります。相手を崖外に出した時に意識外の追撃を仕掛けたり、こっちが飛ばされた時にステージ上の相手への反撃として撃つことも可能。相手が反射を持っている時にも、撃ったりキャンセルしたりして一応見せておけば攻撃を誘えるので、使い所は十分にあります。相手との距離が離れている時にはこれをバンバン撃って圧をかけましょう。あとシールドをかなり削れるのも良い。相手がちょっと気にするぐらい削れるので、直後のガードを牽制できます。入力のタイミングや使い所など、結構感覚がものを言う技なのでどんどん使っていきましょう。ただし溜めるのはフレ戦の時だけにしましょう。こいつはもっと良い攻撃手段をいっぱい持ってるから。
横B アラドヴァル(B)
発生:ちょっと遅め
バースト:先端なら大体120ぐらいで死ぬ
広範囲を薙ぎ払うように槍を振る。弾き入力すると一歩前進して振る。
まあ強いです。強いけど、隙もでかいから使い所はちゃんと選びましょう。
使える場面は主に相手のジャンプ読み、復帰阻止、上Bからのコンボ、奇襲、崖離し横Bぐらい。復帰阻止に関しては、相手が真っ直ぐに戻ってくるなら空N、カズヤのレーザーとかクラウドの凶斬りみたいになんかしながら戻ってくるなら横Bって感じで使えば良いかな。あと先端だと結構ガード削れるのと硬直がでかいので、その後に下スマを振ると当てたりガード割ったりしやすいです(いわゆるC式)。ロマンはありますが、基本の立ち回りができてからにしておきましょう。でももしこれ使ってみて楽しいと思ったらどんどん使っていきましょう。楽しいのが一番だから。
上B 天帝の剣(B)
発生:知らんけど遅くはない
バースト:崖外なら7,80%もあれば大体死ぬ
伸びる剣で掴む。伸ばした先に相手がいれば掴んで踏みつけ、相手のダメージが50%以上ならメテオになる。
復帰距離は結構あるので、まあまあ強いです。復帰時にあんまり何も考えなくて良い(僕はワイヤー切りとかできないから)のが魅力的。ただそれでも「まあまあ強い」と言ったのは、ワイヤー復帰以外の復帰手段がほとんどなく、ルートは見えやすいからです。相手が上手いとちゃんと復帰阻止してくるので油断は禁物。なるべくジャンプを取っておくことを意識しましょう。
しかし、この上Bの最大の特徴は相手を掴めること。50%以上だと踏みつけメテオになりますが、50%以下だと相手を軽く後ろに吹っ飛ばすだけになるのでコンボが繋がります。鉄板は横B。自分が向いていた方向と逆に入力する必要がありますが、まあ慣れればすぐできます。弾き入力すると若干外に逃げられても当てられるのでベター。他は相手のずらしの方向次第。内側なら空下、外側ならタイミングをずらした空後が刺さります。あくまで傾向ですが、身体のサイズが大きいキャラは内側にずらしがちです(身体が大きいと横Bの範囲外までずらすのが難しいので、内側に入って横Bのカス当て部分に当たった方が被害が小さくなりやすい)。この辺も相手がちゃんと知っていればじゃんけんになりますが、知らなければ横B振るだけで40%ぐらい稼げます。まず最初は横Bを振って様子を見ましょう。ガノンの横B当てたらまず下強振るのと同じです。
下B アイムール(E)
発生:受験生が英単語一個覚えられるぐらい遅い
バースト:3,40%もあれば大抵死ぬ
力を溜めて、斧を一気に振り下ろす。「アイ……ムール!!!!」と「……でりゃあッ!!!!」の2種類のボイスがあるけど、前者の方がバレやすいので弱い。こういうのあんまり良くないと思う。
公式でロマン技と言われる通り、使える場面はほぼないです。相手がオンライン対戦の緊張感で失神してしまったら、これでさっさと試合を終わらせましょう。ただし、できることが結構色々あるので、使える場面を「作り出す」ことは可能です。
・振り始めるまで一回だけ向きを変えられる
・台を降りられる
・振り始めからスーパーアーマーがつく
特に最初の二つは知らない相手の不意をつきやすいので、利用してみても良いでしょう。逆にベレトス使いじゃないのにこの記事をここまで読んでいる真面目な人は今この知識を得たので、不意のアイムールが当たりません。対策のために解説を見るというのはこういうことです。他にも、「〇〇なので注意」って書かれてたら「それが弱点なんだ」とわかるわけですね。
アイムールに話を戻すと、主に狙える場面はシールドを割った時か崖上がりになると思います。前者はともかく、後者は慌てて早めに出すと崖に掴まったまま様子を見られるので、相手の崖上がりが見えたところで振るぐらいの方が良いですね。どうせダメ元なので、崖上がりを狙う場合はピンチから逆転したい時ではなく、優位に立っていてさらに差を引き離したい時にしましょう。あと言うまでもないですが、これは相手が「こんなん使うわけない」という姿勢でいることが前提なので、シールド割った時以外に振るなら1試合に1回までにしておくべきです。まあ多分ガノンのNBとかよりは当てやすいので頑張ってください。僕も頑張るから。
通常ワザ(地上)
弱(C)
発生:早い
バースト:崖端なら140%ぐらいで死ぬかな
まあ……弱攻撃ですね。空Nをガードされた時とか、変に隙ができちゃった時の誤魔化しとかに使います。それなりに当たるけど、ベレトスで弱が当たるほど接近してる時点で結構不利なので、弱をよく使っている人は一回自分の立ち回りを振り返ってみた方が良いかもしれない。そんな健康診断みたいな技。
横強(B)
発生:まあまあ早い
バースト:崖端なら130%ぐらいで大体死ぬ
弧を描くように剣を斜めに振る。接近してきた相手の威嚇や、ちょっとバーストが苦しい時のバースト手段に。
特に言うべきことはありませんが、技としては普通に強いと思います。あとこれは完全に人の受け売りなんですけど、この「横強130%」のバーストラインは覚えておいた方が良いです。撃墜しづらい時に無理に槍の先端を狙ったり、斧を振ったりしなくて良くなる。
上強(S)
発生:気持ち早め
バースト:160%ぐらいで大体死ぬ
相手を浮かせるコンボ始動技。前後両方に判定があるので使いやすいです。浮かせた後はすぐ空上に繋げても良いし、ジャンプだけして回避を誘って着地際をもう一回上強で狩っても良い。低%なら上Bも繋がります。立ち回りでも言いますが、ベレトスはとにかく相手を浮かせ続けることが大事です。なので着地狩り展開を作りやすいこの技も必然的に使いまくることになるというわけ。ちなみに「上強160%」のバーストラインも覚えておいた方が良いです。こっちはあんまり使わないけど、泥沼にはまった時に楽できるというのはやっぱり大事。
下強(A)
発生:横強よりやや遅い
バースト:そうそうしない
剣を伸ばして地面に叩きつけ、相手を浮かせる。こちらも強力で、判定が前方にしかない代わりにリーチが見た目より長い。見た目より長いというのが大事で、相手が結構引っかかりやすい。浮かせた後はやっぱり空上が定番ですね。強い技なんだけど、いかんせん僕が下強に中々意識を割けなくてあまり使ってないです。下強を使える人は是非使っていきましょう。
ダッシュ攻撃(B)
発生:見た目より早いと思う
バースト:崖端で先端なら110%ぐらいで死ぬ
踏み込んで剣を振り下ろす。先端に当たると高威力。ベレトスは足が遅い関係で追撃がギリギリになるので、結構先端に当てやすい。そうポンポン使っていい技ではありませんが、要所要所で活躍できると思います。空Nでダウンを取った後や着地狩りで使うのがメインになるかなって感じです。
崖上がり攻撃(E)
弱いわけじゃなくて、あんまり使わないのでE。相手がワイヤー復帰狩ろうとして失敗した時の戻り際に使うと当たるかな。まあでも警戒されてないなら崖離し横Bか崖離し空前使った方が良いし、それが警戒された時に切る手札ぐらいの認識です。
通常ワザ(空中)
空N(S)
発生:早い
バースト:ほぼしない
弓をグルグル回して攻撃。弓ってそんなんで良いの?
グルグル空Nの例に漏れず、強いです。ガーキャン、復帰阻止、着地時の誤魔化し、コンボ始動など、あらゆる場面で使えます。ピカチュウの空下みたいに着地時にも判定があるので、ガードを早めに解いた相手に最後の一段だけ当たるということもザラ。ただ、後隙は結構でかいので相手がちゃんとガードしてくる人だったらちゃんとめくらないと結構な後隙を晒すことになります。また非ベレトス使いに餌を与えてしまった。
当てた後の主な展開は掴んで上投げ、ダッシュ攻撃、弱でダウン連、一か八かで横スマなど、色々あります。まあでも低%時は基本的に掴みで良いかな。ただ当たりどころによっては想定の逆方向に飛ぶこともあるので注意。これはもういっぱい使って感覚を身につけましょう。
空前(S)
発生:ギリストレスにならない程度には遅い
バースト:崖端で先端なら110%ぐらいで大体死ぬ気がする
槍を横に振るう。先端の威力が高い。
ベレトスの真骨頂とも言える技だと思います。リーチが長く、相手の飛び道具を掻き消しながら攻撃を当てることもできる。先端はSEのしょぼさに対して吹っ飛ばしが強く、当てた側も「え、こんなんで死ぬの?」ってなる。一応復帰阻止にも使えるけど、高さをしっかり合わせないと当たらないのでやや難しい。
基本的にジャンプして急降下しながらこれ振ってるだけでまあまあ威嚇になります。相手との間合いを測りたい序盤には特に積極的に振って良いでしょう。相手が離れている時はNB、やや近づいてきたら空前、近接戦闘になったら弱か空Nか横強。これで結構広い間合いをカバーできます。ベレトスは先端が強い関係で中長距離を戦いがちなので、この技を使う機会はいくらでもあります。まずはこの技をCスティックで急降下と一緒に出せるようにしましょう。空後もそうなんですけど、発生がやや遅いので、慣れないと先に着地しちゃって技が潰れてしまいます。僕はこれの常習犯です。僕と一緒に指名手配されたくなければちゃんと練習しておきましょう。
空後(A)
発生:空前よりちょっと遅いかな
バースト:崖端で先端なら80%ぐらい、ステージ中央なら100前後で大体死ぬ
背後に向かって槍を突き刺す。先端はアホみたいに飛ぶ。
ベレトスのメインバースト手段。この技の当て感が強さをかなり左右すると思います。僕?当てられません。斧でバーストするからいいんだよ。
狙う場面は主に崖上がり。回避上がりを警戒する姿勢を見せればやや当てやすくなると思います。こういう事情があるので、回避じゃなくても何らかの崖上がりを警戒した方が良いです。あと、この「空後80%」のラインも覚えておくと良いです。ベレトス自体早期撃墜がしやすい一方でバ難時は本当にバーストできないって感じのキャラなので、こういうある程度真っ当に撃墜できるラインは覚えておいて損はない。
空上(A)
発生:まあまあ早い?とりあえず使う上で苦はない
バースト:浮かせた後なら120ぐらいで大体死ぬ
剣を伸ばして竜巻のような形に振り回す。リーチ、持続、威力、判定、全てにおいて優れているが、持続が長い関係で外すと大体展開が終わる。まあでもほとんどの技はそうか。
相手の暴れも早めの回避も全て咎めることができる頼れる技。めちゃくちゃ強いけど浮かせないと使えないので、汎用性では空Nや空前の方が上。浮かせたら即使っても良いけど、この技の存在のおかげでかなり相手の回避を誘いやすいので、フェイントをかけるのも有効。僕はバカだから回避誘って下スマ撃ってギリ届かなくて大声で泣いているけど、DAぐらいだったら全然届くのでそのまま崖展開に持ち込むこともできる。あと余裕で崖を貫通するので、復帰際に崖でボーッと待ってる相手にちょっかいをかける時にも使える。他には空上落としもできるけど、これは基本の立ち回りがしっかりしてからの方が良いでしょう。その後の展開までちゃんと考えられるようになっていないと、落としたとてって感じになっちゃうので。
空下(D)
発生:遅い
バースト:先端なら110ちょっと、根本なら100ぐらいで大体死ぬ
斧を真下に振り下ろす。先端にはメテオ判定があるが、威力は根本の方が高い。あとベクトルも違うのでバーストラインはまあまあ変わる。
決まった時のリターンは大きいが、あんまり強くない。着地時の暴れにも使えないことはないけど、そもそも着地が弱いベレトスでこんな技を振り回す勇気は僕にはない。ただ崖は貫通するので、復帰時に頭が出る相手の復帰阻止には使える。後は回避上がりを誘ってそれに合わせるとか、意識すれば使える場面は結構ある。けれども、意識しないで使えるような技をいかに相手に当てるかってのが大事な勝負みたいなところがあるのでまあ厳しいのは間違いない。シールドの削りが大きいのでブレイクもできるが、ここまで削っちゃうと相手がブレイクを警戒するのでむしろ狙いづらくなる。ガードを「割る」というよりは「封じる」ことを目的にした方が良さそう。
スマッシュ攻撃
横スマ(D)
発生:遅い
めちゃくちゃ長い槍をまっすぐに突き刺して攻撃。先端は何かもう全部どうでも良くなるぐらい飛ぶ。上下にシフトすることができ、上にシフトすると威力が上がって、カス当てでも崖端110%ぐらいで撃墜できる(これやや大事)。下にシフトすると威力は下がるが、ダウン中の相手や復帰際に当てやすくなる。
技としては全然強い方じゃないのに、なんか使っちゃう不思議な技。隙がでかいけどリーチが長いから先端でガードされても何もないし、根本でカス当たりになっても反撃は喰らわなくてローリスクに見えるんだろうね。使い所は復帰際に下シフトを当てるか、着地狩り展開でちょっと離れたところからいきなり使うぐらい。ちなみに先端だとまあまあシールドが削れる。着地際にいきなり使うとガードしがちなので、ここで削ってちょっと経ってから下スマで割ると最高になれる。槍で削って、斧で割る。ベレトスのシールドブレイクはこれが基本です。
上スマ(B)
発生:まあまあ早い
バースト:110〜120ぐらいで大体死ぬ。
剣を伸ばして頭上で振り回す。
強い。ちゃんと上手いベレトスはこっちをしっかり使えるイメージ。僕はあんまり使えないけど。持続も長いし、上スマにしては結構前まで巻き込んでくれるし、撃墜力もちゃんとある。ありがとう。
使い所はガーキャン、着地狩り、ジャンプ読みぐらい。ただ背中判定は驚くほどないので注意。アイクの上強ぐらい、ない。あと持続が長いから外すとえらい目に遭う。ともすれば下スマの方がマシだったかもってぐらい。やっぱそこまでではないかも
下スマ(C)
発生:実は前判定は横スマより早い。後ろ判定は遅いし後隙はカス
バースト:前なら90〜100ぐらい、後ろなら80〜90ぐらいで大体死ぬ
斧を前後に振り回す。豪快な見た目で使うのが憚られるが、実は前判定は横スマより早い。大事なことなので2回言いました。
僕は大好きでバンバン使うんだけど、人によっては全く合わないからそういう人は封印した方が良い。でもまあバーストしづらくて困っている人は一回使ってみてもいいんじゃないかなと思います。オンラインって大技が比較的当てやすいし、撃墜力がそのまま世界戦闘力の上がりやすさに響いてるところがあるから。使う場面は着地際、回避読み、崖狩り、相手のシールドが削れている時など。僕がよく狙うシールド割りパターンはいくつかあるので、立ち回りの方でお伝えします。ベレトス人口も増えてほしいけど、下スマ人口も増えてほしいんだよな。そういう思いで今回の記事を書いています。
掴み(D)
発生:まあ早い
バースト:200%とかになってたら崖端後ろ投げであるいはって感じ
素手なのでモノ出す系の掴みよりは流石に早いけど、リーチがカスなので使いづらいのは否めない。ただ当然ながら使う場面は多いので、展開も含めてしっかり特徴を捉えていきましょう。
前投げ(D)
剣でしばいて前に飛ばす。そのまま追撃しやすいものの、あんまり使わない。崖外に出したい時ぐらい。
後ろ投げ(C)
グルグル回って後ろに放り投げる。確か威力は一番高いけど、これも崖外に出したい時以外はほぼ使わない。
上投げ(A)
相手を上に飛ばす。相手のずらし次第だけど、そのまま空上か上Bのどっちかは大体繋がる。瞬発力が問われる。ベレトスは基本的に浮かせば強いので、必然的に上投げが一番使いやすくなる。ただダメージが高くなってくるとコンボがなくなってくるので、展開力が問われる。
下投げ(B)
相手を地面に叩きつけて斜め前に飛ばす。大体50%ぐらいまでは空前が繋がる。上位勢の人の試合見ると最初は下投げ空前を使いがちだけど、僕ら一般人は上投げ上Bで十分だと思います。あと全然確定はしてないけど、下投げ空後を決めることもできるので、撃墜のネタとして知っておいて損はないです。
長かった……お疲れ様でした。最後に一応本人の性能もざっと確認しておきます(ここはwikiを参考にしています)。
歩き:遅い(ランキングを見たら81位/89人だった。何?)
走り:遅い(ランキングを見たら80位/89人だった。何?)
ジャンプ高度:低い(ランキングを見たら79位/89人だった。何?)
空中横移動:遅い(ランキングを見たら79位/89人だった。何?)
落下速度:普通(早い順のランキングを見たら43位/89人だった)
体重:普通(重い順のランキングを見たら37位だった)
見ての通り、運動性能はめちゃくちゃ低いです。技の性能が高いから何とかなってるって感じですね。これらを踏まえながら、大まかな長所と短所をまとめると、それぞれ以下のような形になります。
ふわふわ言葉
・技の威力、リーチ、判定が強い
・攻撃力があり、逆転しやすい
・シールドを割りやすい
・展開の継続力に長ける
・復帰距離がある、(少なくともVIPぐらいまでなら)意識のリソースを復帰にあまり割かなくて良い
・復帰阻止の手段が豊富
ちくちく言葉
・運動性能が低く、相手を追いかけるのが苦手
・着地が弱い
・崖上がりもそんなに強くない
・発生が遅い技がやや多く、咄嗟に出せる技が少ない
・待ちキャラなのに飛び道具が一つしかない
・本当てとカス当てが存在する技が多く、攻撃力はあるのに撃墜しづらい場合がある
・復帰ルートが少ない(上Bを出すタイミングでずらせるものの、ワイヤー切りを活用しないとそれ以外の駆け引きは難しい)
それでは、具体的な立ち回りについて考えてみましょう。
立ち回り(長所を活かすには?)
上に挙げた通り、ベレトスの長所はリーチと展開継続力と逆転力です。逆転力はさておいて、他の二つは立ち回りに活かすことができるでしょう。
本人の運動性能が極端に低いので、基本的には相手に攻めてきてもらう形になります。ガーキャン掴みや引き空前などを活用し、反撃で相手との距離を離して再び振り出しに戻す。序盤はそんな感じの展開が多くなります。そんなこんなで相手を浮かせるか崖に出したら本領発揮。とにかく相手をステージの端か空中に追い詰め続けましょう。先ほども述べましたが、「回避上がりを通さないこと」、「空中回避のタイミングを見極めること」の二点が重要です。今作の空中回避は隙が大きいので、これを相手に無駄遣いさせられるかどうかが重要です。一回ジャンプするだけにしてフェイントをかけていきましょう。相手が暴れてきたら仕方ないので喰らいますが、次からは空上でしばけばそうそう判定負けすることはないので次のチャンスが大きなものになります(相手は暴れが通ったので次も暴れれば良いやと思っていることがまあまあある)。バーストは復帰阻止(横Bか空Nか空前か空下か崖奪い上B)、空後、空上、スマッシュ(特に上スマが比較的使いやすい)ちょっとダメージが多めに溜まってたら空前の先端、130%ぐらいなら崖狩りで横強、160%ぐらいなら上強。慣れないとバーストには苦労しますが、立ち回り自体は堅実なので自分が楽に倒せるところまでダメージを与えれば良いです。慣れるにつれてだんだんボーダーを落としていく感じ。最初はとにかく有利展開を取った時にそれを易々と手放さないことを意識してみましょう。
基本のコンボ
何度も言いましたが、ベレトスは展開で稼ぐキャラなのでコンボの重要性はそんなにないです。序盤のダメージを稼ぎやすくするものぐらいの認識でいましょう。だから確定帯とかも覚えているわけじゃないです。大体序盤からできると思いますが、上Bコンボは50%以下じゃないとメテオになっちゃうのでできません。まあ実際に対戦数を重ねて、雰囲気でやっていきましょう。
・上投げ→上B→自分の向いていた方向とは反対に横B(空下、ディレイ空後)
鉄板のコンボ。確定ってわけじゃないんですが、これは必要なので練習しておきましょう。横Bは横着せずに弾き入力で出すとカバー範囲が広くなるのでおすすめ。相手が内ベク変なら空下、外ベク変ならディレイ空後。こんなんトッププレイヤーでもない限り見てから判断できないのでじゃんけんです。
・上投げ→空上
上投げのタイミングで相手が内ベク変してきたら上Bが当たらないので、その場合は空上。これは見てから判断できる範囲だと思います。空上が当たった後そのまま着地狩りに持ち込めるのが魅力。人によっては上Bよりこっちの方が好ましいかも。
・下投げ→空前
鉄板のコンボ。なんか上手い人はこっちを使う。上投げは相手のベク変で展開がブレるからなんでしょうかね。リターンは少なめだけど確実性に秀でています。
・下強→上強or空上
低%なら上強、まあまあダメージあるなら空上。下強のリーチが長く、こちらに引き寄せるように打ち上げてくれるのでかなり展開が良いです。僕はあんまり使わないけど、使った試合は大体上手く行ってます。じゃあ使え。
・上強→上B→反対向きに横B(空下、ディレイ空後)
上投げではなく上強から始動することもできます。こっちはそうそうベク変で上Bを避けられないのが魅力。ただし当たり方次第では反転上Bが必要になるので注意。
・上強→空上
鉄板のコンボ。シンプルに展開が良くて強いです。でも空上は上強で飛ばした後の追撃として振っているのであって、コンボという意識ではあまり振っていないかも。
・空N→掴み→上投げ→上B→反対向きに横B(空下、ディレイ空後)
空Nからも繋がります。これはトータルのダメージが最も大きいのが魅力。ただ空Nの飛び方によって反対方向に掴みに行っちゃったりすることもザラなので、割と決められない時もある。まあ空Nの段階で失敗しても別に上Bコンボができなくなるわけじゃないので、気軽に仕掛けましょう。
・空N→ダッシュ攻撃
確定ではないけど、足が遅いので追撃がギリギリになり、先端に当たりがちなので結構飛びます。場合によってはこれでバーストもある。その後崖展開に持っていけるのも魅力。
・空N→横スマッシュ
早期撃墜を狙うロマンコンボ。たまにやってますが、マジで決まらないのでダッシュ攻撃しましょう。
おまけ シールド割りパターン
・下B
もちろん一撃で割れます。着地際を狙うと相手が焦ってガードで凌ごうとすることも結構あるし、何とか小突いてどかそうとしてきてもスーパーアーマーで突破することができます。崖展開のアイムール同様無理に使わず、優勢時の道楽として使いましょう。
・横B先端→下スマ
いわゆるC式。横B先端をガードさせた時の硬直が結構長いので、相手がそれに困惑している間に下スマをブチ当てるというもの。崖際でやれば移動回避も狩れるのでなお良し。ネットでは常套手段みたいになっていますが、僕の周りだとあまり決まりません。僕が割ることばっかり考えてるからか。
・空後先端→下スマ
これで割るのが一番多い気がする。ちょっと時間が経って、回復してないのに相手がシールド削れていることを忘れたタイミングで下スマを振ります。これも着地際を狙うと割りやすい。基本的に着地際って防御行動を取りやすいんですよね、ベレトスは着地狩り強いので、特に展開を継続されたくなくてガードしているのを見ます。罰当たりにもそれを逆手に取って、シールドを割っているというわけです。CPUでも割れるので、練習してみましょう。
・横スマ先端→下スマ
これで割ることも多い。硬直が結構あるので、相手の動揺を誘いやすいです。ただ横スマを狙える場面がそもそも限られるので、多用は禁物。
・弱二段→ディレイ下スマ
弱攻撃を2回目まで出してから、一拍置いて下スマ。相手は三段目か連続攻撃が来ると踏んでガードをそのままにしがちなので、決まればまあ大体割れます。ただ入力がちょっと難しくて、焦ると弱三段目になったり下強が出たりして僕も中々咄嗟にはできません。要練習。これ単体よりも他の槍先端を当ててから使うのがベター。この場合は弱二段が相手に当たった場合も割れるので、相手のガーキャン行動に巻き込まれにくいのが大きな利点です。というかいきなり弱二段から割りに行くのは基本的にやめた方が良い。シールドは意外とすぐ回復するので、「割れるかも?」ぐらいのところで下スマを振ると大抵割れなくて泣きを見ます(n敗)。
・横強→下スマ
かなり猶予が短いのでおすすめしませんが、確か一応割れます。もしかしたらちょっと削りがいるかも。僕もそこさえあやふやなぐらい全然使ってないので、まあそういうことです。
・空前→下スマ
かなり猶予が短いのでおすすめしませんが、一応割れます。もしかしたらちょっと削りがいるかも。僕もそこさえあやふやなぐらい全然使ってないので、まあそういうことです。
立ち回り(短所を補うには?)
ベレトスの短所はやはり運動性能の低さとそれに起因する着地の弱さ。そして剣キャラ故の発生の遅さ。有利展開を取れば強いけど、逆に取られると「俺はこれに金払ったんか?」という気持ちになること請け合いです。そうならないために、僕が意識しているポイントをいくつかお伝えします。
・崖に逃げる
着地時、ベレトスにはとにかくやれることがありません。ジャンプと回避をうまく切るか、空N急降下ぐらい。なので、追撃されそうならさっさと崖に逃げるのが有効です。今度は崖展開を乗り越える必要がありますが、着地よりはマシです。散々言った通り取れるリターンは大きいキャラなので、追い詰められても焦らず一旦展開をリセットしていきましょう。待ち姿勢なのもそうだけど、ベレトスを使う上で大事なのはゆったり構えることです。
・「意外と当たる」の活用
ベレトスの技はリーチが長いものが多いですが、特に弾き横Bと下強は見た目より長いです。この辺りを早めに出すことで、相手が攻撃する前に展開を取ることもできます。もちろんずっとやってるとバレるので、頼りすぎは禁物。特に横Bは隙も大きいので、奇襲に使うのは試合中1,2回程度にしておきましょう。
体感でしんどいキャラの対策
この前友達のクッパJr.がきついなーと思ったのをきっかけにベレトスの相性表を見たんですけど、なんかベレトスは相性の面ではかなり弱いらしくて、有利に置かれているキャラが全然いませんでした。ちなみにクッパJr.はほとんどの相性表で五分かやや有利だったので、僕がクッパJr.きついのは完全に実力の問題でした。まあ相性表なんて上手い人同士の話であることが大半だし、ベレトスに関しては「弾キャラと立ち回りキャラは大体きつい」ぐらいの認識で十分でしょう。そういうわけで、特に個人的にオンラインで当たったらしんどいキャラをいくつか挙げて、意識している対策を書いていきます。僕の意識をただ書いているだけなので、正直おまけ程度で中身は全然ないです。
・マリオ
警戒:横B(反射使ってくるかどうかだけ見る)、上スマ、横スマ、掴み、空N、空後
キャラとしては結構有利だと思うんだけど僕が辛い。コンボを繋げられないことが大事なので、何か喰らったらさっさと崖まで逃げちゃいましょう。原作のディディーコングのように。
リーチを押しつければ基本的には勝てますが、崖待ち時に上Bが掠ったり、不意のスマッシュを喰らったりしないように気をつけましょう。多分キャラが有利なので、慣れればあんまり苦戦はしないはず。これは僕が辛いだけです。
・サムス/ダークサムス
警戒:NB、横B、下B、ダッシュ攻撃、空前、空後、掴み、上スマ
しんど〜!!!!(本音)
ベレトスは弾キャラが総じて辛いので、まあサムスも辛いよねという感じ。ただサムスには反射がないので、ほどほどに待つぐらいならできます。それと着地狩りの時に下Bで翻弄されないように注意。どうしても無理なら追いかけず、着地際にNBを使ってガードを誘い、シールドを割りに行くのも手です。何せ相手も待ち気味に戦うキャラだからガードを使いがち。あと掴みの隙がでかいので、これは是非とも誘って避けたい。
・ピカチュウ
警戒:NB、下B、ダッシュ攻撃、空N、空前、空後、下スマ、掴み
これもキツい!!(キツいキャラばっかり選んでるんだからそりゃそう)
動きが早く背が低いので、まあ槍が当たりません。空Nなど広範囲の攻撃を中心に対処しましょう。ただバースト力は若干控えめなので、ダメージを稼がれても慌てずに、バーストレースで勝利しましょう。NBは空前でかき消しながら戦うと楽だと思います。その空前が当たらんってのが一番の問題な気がするけど。後は低レート帯なら復帰際に頭が出やすいので、横スマを刺しても良いでしょう。
・シーク
警戒:上B、下B、横B、空上、各種スマッシュ
めちゃくちゃしんどいんだけど終わってみればなんか勝っていることも多い、そんな不思議なキャラ。バースト力って大事だね……
基本的に展開は常時不利になると思います。そこを無理に覆そうとせず、チャンスを活かすことをしっかり意識することが大事です。幸いシークの勝ち筋である復帰阻止は喰らいにくいので、早期撃墜だけはされないようにしつつ、序盤は相手の動きをよく見ることに専念しましょう。
・こどもリンク
警戒:NB、横B、下B、空N、空前、空上、上スマ
正直あんまり強いこどもリンク使いに当たったことがないのでアレなんですけど、キャラ相性は悪いです。これは弾キャラに共通しますが、ずっと待っているとこちらが不利になってくるので、相手が慣れる前に復帰阻止を早めに決めて有利展開をもぎ取る意識で戦った方が良いです。
・ゼロスーツサムス
警戒:各種必殺ワザ、ダッシュ攻撃、下スマ
苦しいですが、反射と撃墜力がないのでまだマシです。とにかくNBと下スマを警戒して痺れないことが大事。これは立ち回りキャラに共通しますが、バーストでもたついたら終わりなので、早期撃墜を狙うか、できないようならばダメージを確実に稼いで楽にバーストすることを意識しましょう。
・スネーク
警戒:NB、横B、下B、ダッシュ攻撃、上強、空下、上スマ、掴み
強いねえ……飛び道具あり、撃墜力ありとベレトスにはかなりしんどいです。ただ、リーチは長いので剣キャラにありがちな「手榴弾斬っちゃった」問題は起こりづらいと思います。復帰もまあできるから、他の剣士よりはやりようある方な気がする。
復帰際が最大の弱点なので、ここにしっかり空前を合わせるのが重要です。相手の隙を確実にちゃんと突くこと。壊し力が注目されがちなベレトスですが、その真髄は堅実な立ち回りにあります。どの口が言っている?
・ディディーコング
警戒:横B、上B、下B、横スマ、上スマ
警戒技は少ないけど、「警戒しなくていい」というよりは「警戒してもキリがない」と言った方が良さそう。全部発生が早くて喰らいやすいから、特に致命傷となりうる攻撃には気をつけようねって感じです。やはりバナナが一番怖いので、ガードを多めに、あるいは空中を主体に立ち回りましょう。バナナ出す時とか、結構ジャンプしてくれる機会は多いので、撃墜択として上スマが活きやすい印象。
・ソニック
警戒:NB、横B、下B、ダッシュ攻撃、空N、空前、空後、横スマ、上スマ
キツい!!!!逃げ回られるとマジで何もできません。何なら諦めても良いぐらいなんですけど、一応横Bとか下Bで転がったのをガードした後、相手がジャンプして逃げようとしたらガーキャン反転上Bで掴めるみたいです。僕は掴んだとて、って感じになりましたが、読者の皆様なら何とかなるかもしれない。
・トゥーンリンク
警戒:NB、横B、下B、空上、横スマ、上スマ、掴み
相変わらずしんどいですが、弾速が緩やかなので他の弾キャラよりはマシな印象。他のリンク族同様、掴みの隙はまあまあでかいので、上手いこと誘えたら何とかなるかもしれない。基本的に勝っている時はリーチを押しつけて勝っています。球が遅いから中長距離まで迫っても十分捌けるのが救いか。
・パルテナ
警戒:横B、下B、横強、上強、空N、空上、ダッシュ攻撃、横スマ、上スマ
飛び道具と反射に加え、高い着地狩り性能を持っているベレトス泣かせのキャラ。ただ空中攻撃のリーチは全体的に勝っているので、変に空Nで突っ込んだりしない限りやりようはある方だと思います。とにかく浮かされるとキツいので、上に飛ばされたらすぐ崖に逃げるようにしましょう。その後のことはそれから考えれば良いから。あと持続長い技が多いので、その場回避は気持ち少なめにした方が良いです。
・ダックハント
警戒:NB、空上、各種スマッシュ
豊富な飛び道具を持ち、動きが速く背も小さいキャラ。見ただけでもう相性悪そうだなというのが分かっていただけるかと思います。オンラインにはあんまりいないのでしっかり対策張ってなくてもどうにかなるのはなりますが、まあカンに当たらないことを意識するのが一番でしょう。他の飛び道具は軌道を変えられませんが、NBは奇襲される危険がかなり大きいです。これとスマッシュを喰らわなければバーストはかなり難しくなるので、後は押し合いに勝てるかどうかってところです。
・インクリング
警戒:横B、下B、上強、空上、空後、ダッシュ攻撃、横スマ、上スマ
とにかく動きが速く、バースト力も結構ある。何だかんだでバーストレースで勝ちづらい立ち回りキャラが一番つらいかも。着地狩りも結構優秀なので、崖に逃げたり武器判定を押しつけたりして、相手の展開を断ち切ることを意識しています。あと復帰の軌道は結構読みやすいので、空Nでも置いておけば良い感じにダメージ稼げます。
・ジョーカー
警戒(通常時):横B、横強、空N、空前、空後、ダッシュ攻撃、横スマ、上スマ
警戒(アルセーヌ):横B、下B、各種空中攻撃、ダッシュ攻撃、各種スマッシュ
めちゃくちゃ不利だと思うしめちゃくちゃ辛いんだけど、終わってみれば何か勝ってることも多い。そんな不思議なキャラ。復帰阻止が優秀なので、ベレトスでも油断してると復帰できずに死にます。ジャンプを無闇に消費しないようにしましょう。後は横Bに当たらないこと、横強をちゃんと最後までガードすること、アルセーヌが出てきたら逃げながら掴みなどのローリスクな行動でゲージを減らすこと、できればストックを先制すること(プレッシャーにもなるし、そこからしばらく生き延びれば相手のアルセーヌのタイミングがバーストレースと噛み合わなくなる)。かなり大変ですが、こちらが堅実に立ち回れば勝てない相手ではありません。ちなみに僕がVIPに上がってから最初に当たった相手がジョーカーだったんですけど、その時はシールド割って無理やり勝ちました。立ち回りキャラ使いは真面目なプレーをしがちなので、時にはこっちがギャングになることも重要です。
・ミェンミェン
警戒:横強、空N、空前、空後、横スマ、上スマ(反射あるので)、掴み
ほぼ全部やんけ!!!!!!!!
かのMKLeoでさえ文句言うレベルのキャラ相性。リーチを押しつけたいベレトスにとって、こんなエイプリルフールみたいなリーチを持つキャラはまさしく天敵です。しかも発生が遅いものの反射もある。ちなみにベレトスの弓も発生が遅いので返されるリスクは全然普通にある。リングでジャンプを牽制されると辛いですが、掴んで崖外に出してドラゴンレーザー撃つことばっかり考えてるだけのミェンミェンなら余裕でどうにでもなります。
ホットリングの間合いまではジャンプ、そこから掴みが届きそうな間合いまではダッシュガード、後は掴みを避けるか何かして接近。復帰は思ったより強くないので、空Nで復帰阻止すれば帰って来られないこともザラです。こう書くと簡単そうだけど、まあでも世のベレトス使いの大半は苦手だと思います。僕が苦手意識がないのは、多分上手いミェンミェンに当たった経験があまりない(というよりはキャラ性能に溺れてる奴らとばっかり当たる)のと、前にアイクを使っていたから相対的にマシに見えるってのが理由だと思います。ミェンミェンを相手にする時は、リーチを押しつけると言う本来の戦い方は忘れた方が良いでしょう。着地はあんまり強くないから狩れると思うけど、空下あるので注意。
・ホムラ/ヒカリ
警戒(ホムラ):横B、上B、空N、空後、空下、各種スマッシュ
警戒(ヒカリ):NB、横B、空N、ダッシュ攻撃、横スマ
ホムラはまあ何とかなるけど、やっぱりヒカリが辛い。動きが速く、上投げ上Bも因果律予測で避けられることがザラ。横Bをよく振ってくるような相手ならしっかりガードして隙をつくことと、復帰阻止にちゃんと行くこと。ホムラの上Bで道連れされるリスクもありますが、復帰阻止でさっさと撃墜するのが一番良いです。こういう技振ってるだけで強いキャラって「ここで攻撃してくるな」ってタイミングが結構見えやすいので、数こなせば結構やりやすくはなってくると思います。
・射撃Mii
警戒:反射、爆弾撃つやつ、ミサイル、空上、横スマ
正直技もよく分かっていないけど、弾キャラだし回転率も結構高いのでやっぱりしんどいです。とりあえず隙の大きい技を振らずに堅実に立ち回ることと、復帰の軌道が割と見えやすいのでちゃんと阻止に行くこと。あと飛び道具が複数あるので空中にはあまり行かない方が良いです。リンクのブーメランと弓と爆弾とかでイメージしてもらえると分かりやすいかと思うんですけど、飛び道具の種類が複数あると、どうしても「絶対に避けられない瞬間」が生まれやすいんですよね。で、特に空中だとガードができないので、切れるカードが「回避」「ジャンプ」「空前でかき消す」ぐらいしかなくなるんです。なので少なくとも相手が飛び道具を撃ちまくれる間合いでは地上を中心に立ち回りましょう。近づいたら空中に出ても良いと思いますが、サムスと違って掴みは短いのでそんなに焦ってジャンプしなくても良いです。
全然中身ないけどこんな感じの意識でやっています。まあ実際に対戦しないと対策を強化するのは難しいので、最初は何も考えずにやっていって良いと思います。基本の勝ち筋をちゃんと通せるようになってから、それを通しづらい相手とどう戦うかって話ですからね。僕も見ての通りなので、キャラ対策が全然できてなくてもそんなに気にすることはないです。
終わりに
思ったより長くなりましたが、解説は以上です。最初に述べた通り、全然解説記事を書いていい実力じゃないんですけど、解説記事を書いてしまいました。
前にスマブラの記事書いた時にも話したんですけど、実力が足りない人は上位勢の人の解説見ても実践できなかったり、詳しすぎて頭に入らなかったりすることが結構あるんですよね。心当たりはありませんか?僕はあります。VIPに行く行かないどうこうのラインで戦っている僕らからしたら、技の発生フレームなんて一々覚えてられないし、自分のキャラのを覚えたとしても相手の技のフレーム知らんからどっちが早いとか分からないし、立ち回りもそんな綺麗にできるわけじゃないし、上位勢は上位勢でVIPを軽視しがちなところがあるので「これ擦ってるだけでVIP行けます」みたいなことを平気で言うし(正しくは「これを擦れるような立ち回りを考え、技の性能を最大限活かすことができれば行けます」なんだろうけど、じゃあ難しいじゃんってなるよね……)、そんなわけで参考にならない部分も結構あると思います。だから、僕ぐらいの箸にも棒にもかからない実力の人間が毒にも薬にもならない記事を書くことにも意義があると思ったのでこの記事を書きました。最初に「フォーマットに注目してほしい」と書いた理由もここにあります。VIPに行ったり追い出されたりしているぐらいの実力の人が、自分のキャラについてどれぐらい知っていて、どんなことを考えているのか。これは上手い人の解説では得られない情報だと思います。ここまで読んだ非ベレトス使いの方がどれほどいらっしゃるかは分かりませんが、そういう感覚だけでもこの記事を通して掴んでいただければ幸いです。
もし、この記事をきっかけにベレト/ベレスを使ってみたくなった、使い始めてみたという方がいらっしゃったら、これほど嬉しいことはありません。相手があんまり対策を知らないことである程度成り立ってるキャラではありますが、そんなことはどうでもいいんです。少しでも多くの方が、このキャラを楽しく使えるようになることを願っています。
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