【合格体験記】AWS SAA-C03を合格した話🎊
著者について
理系大学を卒業して24年SEとして入社しました。そして現在はインフラ部門に配属が決まり、絶賛OJT期間中です。AWSは完全未経験で業務で使いそうになるので知識の為にAWSの勉強を始めました。
今年の4月に基本情報技術者試験、5月にAWS CLF-C02(クラウドプラクティショナー)を合格しました。その程度のIT知識があります。
クラウドプラクティショナーに合格した時の話は以下のページでお話しています。
はじめに
先日、AWS SAA-C03(ソリューションアーキテクトアソシエイト)試験を受験して合格いたしました。学習期間は1か月半で学習時間は140時間くらいでした。
スコアは785/1000でした。720以上で合格なので、ギリギリでもなく余裕があったわけでもないという感じでした。
解いている最中、問題が難しくて「受からないかもしれない」と焦りましたが、焦った時はフラグを立てて落ち着いて解ける問題を優先しました。結果的に1周とフラグを付けた問題(25問程度)を見返すことができました。時間はやはり多くはないという印象でした。
65問130分で1問にかけられる時間は単純計算で2分、見直す時間も欲しいですから実際はそれ以下の時間で解くことが要求されます。問題と選択肢は長文になることが多いため時間配分には気を配る必要がありそうです。
今回も試験の概要については省略させていただきます。
受験動機
業務でAWSを利用している部分があり、インフラエンジニアとして知見を深めようと思ったため合格した場合の受験費用を会社側が負担、かつ褒賞金がでる話を聞いたため
使用した教材
使用した教材は主に3つあります。
使用した割合の高い順にご紹介します。
Ping-t 最強WEB問題集 AWS ソリューションアーキテクト
一番使いました。
問題数が700問以上あり、解説も丁寧で解説からソースのリンクに飛べたり、AIに質問することができます。お気に入り機能や直近5回の解答状況が見れるため問題を見返す際も楽でした。なにより、一問一答形式ですぐ解説を確認できるのが一番大きかったです。
試験で出題されるレベルは232題(2024/6/23現在)ですので、既にある程度SAAの学習をされている方はそちらからでも良いかもしれません。
Ping-tの解き方としては自分は次の流れで使用しました。
まず、1周してすべての問題に触れる(未出題を0にする)
ミスを0にする
ヒット(直近一回正解)を0にする
ミス、ヒットを減らしつつ模試などを合間に入れる
解く際は全く知らなかったものや知ってるけど試験前にもう一度見返したい問題などにお気に入りをつけました。お気に入りは1~3まで選択できるので、自分は全く知らなかったものをお気に入り1、試験前に見返したいものをお気に入り3、そしてコンボ(直近二回連続正解)の問題で間違えたものをお気に入りの2にチェックを入れました。
横に書くとこんな感じです。
お気に入り1→全く知らなかった問題、知らないサービス、知らない単語
お気に入り2→覚えたはずなのに時間経過で忘れていた問題
お気に入り3→自分の理解が浅い問題、試験前に見返したいと思った問題
お気に入り1,2,3→復習が必要な問題
こうすることでお気に入りの絞り込みによって復習する際に役立てました。
文字だけだと分かりづらいと感じたので、解答状況が分かりそうなものを下記に載せておきます。
数字は左から、未出題、ミス、ヒット、コンボです
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
セールで1500円で購入しました。
知識のインプット、ハンズオンで定着ができます。
自分は課金に怯えてしまいハンズオンを省略してしまったのですが、これに限らずハンズオンはやった方が良いです。というか手を動かさないで理解するのは限度があります。自分も今後取り組む予定です。
自分の使い方としては
再生速度1.5倍速で流し聞き、まず一周する
問題を解いていて分からなかったなどで、理解が浅い単元をその都度聞く
といった感じに使用していました。
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
こちらもセールで1500円で購入しました。
模擬試験問題集ということで問題が沢山あります。
これが理解して解けているならば確実に合格できるという印象でした。言い換えればこのレベルが安定して解けなくても合格は可能だと思います。
自分は1~6の模試で合格したのは1個だけでした。
1問ごとに解説などが見れないため、集中して65問解いてすぐ解説を見るという感じで学習しました。復習時は選択肢をあまり見ないようにして問題と答えを覚えてしまうことを避けました。問題文を読んだあと頭の中で重要なキーワードからサービスをイメージしてから選択肢を見ると認識のズレが分かりやすかったです。
また模試を復習する際、スプレッドシートで問題を理解して解答していたかどうか振り返る表を作成しました。(以前、他の方がやっているのを見て非常に良いと思い参考にさせていただきました)
正答率には模試の実際の点数(割合)、理解度には(理解して解答)/(問題数)で割合を計算しています。
自分の各模試の正答率も載せておきます
・模試試験①
52%→70%→50%(2回目で「理解して解答」以外の問題のみ)
・模試試験②
61%→60%→49%(2回目で「理解して解答」以外の問題のみ)
・模試試験③
53%→53%→60%(2回目で「理解して解答」以外の問題のみ)
・模試試験④
69%→72%→44%(2回目で「理解して解答」以外の問題のみ)
・模試試験⑤
53%→69%→56%(2回目で「理解して解答」以外の問題のみ)
・模試試験⑥
48%(復習の時間が足りないと判断し捨てました)
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)
読み始めたのは学習を進めてからで1周し、知らないことがないかと解き方の考え方はあっているかのチェックに使用しました。
うしろのほうに記載があった「○○(要件)といえば○○と○○(AWSサービス名)が考えられて、○○(状況)の場合は○○(AWSサービス名)の方が適している」というような、選択肢を絞り込んだ後に判別するための考え方が自分は参考になりました。
その他
・Exam Prep Standard Course: AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03 - Japanese) (Na) 日本語実写版
その他に含めてしまいましたが、学習を始める上で早い段階で視聴することをおすすめします。
試験で問われる分野をさらに細かくした単元ごとに説明がされていてどういう事を考えればいいかなどの必要な解き方を学習することができます。見る試験ガイドのようなものです。もちろん試験ガイドも読みましょう。
・AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 公式サンプル問題
・AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 公式問題集
公式練習問題とサンプル問題は、それぞれ学習を始めて2週間目くらいに1回と試験前日にもう1回解きました。
試験を受けてみての感想
Ping-tや模擬試験問題集では出てこなかった単語が出てきて焦りました。もしろん試験ガイドには載っているはずなので、試験ガイドはじっくり見ましょう。自分の試験ではPing-tの最近追加された問題に出てくる単語が2つ出てきてそれに救われたので、試験ガイドに出てくる単語は一通り目を通した方がよさそうだと感じました。
問題や選択肢は長いが単語だけで拾える問題もあるので問題を解く際はキーワードを意識するといい。自分は問題文を軽く読み機能を満たさない選択肢を排除した後に問題文でコスト最適化なのか、オーバーヘッドを最小化するのか等を確認していました。(選択肢全てが機能自体は満たしている場合もあります)
自分は残り時間を見る→焦る→問題をしっかり読めなくなる→時間を見る
という最悪のループに陥ってしまい、試験後の手応え的には受かっていないと思っていました。時間を非表示にする機能もありますが、隠すと余計に不安になるものなので(自分の場合)時間を気にせずに解けるようになることが一番なのかもしれません。
Ping-tで学習を進めた後にUdemy模試に挑戦して絶望する経験をされる方は多いでしょうが、Udemy模試ができなくても合格は可能です。気負わずに行きましょう。
さいごに
お伝えしたいことは3つ
時間を気にしないで解けるようにする(1周解いて80~90分など)
試験ガイドはしっかり読もう
問題を解く際はキーワードを意識する
です!!
記事を書くのは前回に引き続き2回目で、内容もレベルもまだまだ拙い部分も多いかと思いますが形に残すことができて良かったと思っています。またアウトプットや言語化の練習をしたいと思っているので次があるかもしれません。次の目標は応用情報施術者試験ですが、それまでに間に合えばAWS SOAかDVAか挑戦したいと考えています。
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ではまた☆
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