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ユースワーク・キャンプ実行委員会メンバーの紹介

たくさんのお申込みありがとうございます!もうすぐ定員100名が埋まり、本当に全国の「ユースワークという言葉でつながれる皆さん」からエントリーをいただけています。開催前ですが、すでに「ユースワーク・キャンプを企画してよかった~」という気持ちが溢れています!

さて、今回は「ユースワーク・キャンプってどんな人が運営してるんだろう?」という疑問にお答えするために、ユースワーク・キャンプの企画メンバー(実行委員会)の紹介をお届けします!


山本晃史(Yamamoto Akifumi) 実行委員長

認定NPO法人カタリバ
愛知県春日井市生まれ。学生時代に若者の社会参画活性化に興味を持ち、中高生世代の余暇活動を大学生が応援する活動に取組む。また大学を休学し、フィンランド・ヘルシンキのユースセンターでインターンを経験。2018年に認定NPO法人カタリバ入職。2019年「みんなのルールメイキング」プロジェクト立ち上げ時から従事。文京区青少年プラザb-lab元副館長。

ユースワーク・キャンプへの想い

「ユースワークという言葉でつながれる全国の実践者と集まって、ユースワークの楽しさを・悩みを・それぞれの哲学を、夜通し語り尽くしたい!」というごくごくシンプルな願いから、今回の企画に至りました。

ただ、みんなで集まることの価値についてはフィンランドのある文章を読んでからずっと考えていました。

フィンランドの法律は、ユースワークとは何か、どこでどのように行うべきかについて、明確な枠組みを定めていない。これは、北欧の福祉社会が、自分たちの仕事を行う最も効果的な方法を決定するために、専門家のコミュニティ自体に大きな信頼を置いている例と見ることができる。実際には、ユースワークは若者のニーズに応えるための地域戦略を展開することになっている。フィンランドのユースワークは、変幻自在で「アメーバのような」アイデンティティを持っていると言われている。この特徴によって、ユースワークは社会や若者文化の変化に迅速かつダイナミックに対応することができるが、同時に、ユースワーカーが正しい環境で正しいことを行っているか確認するために、ユースワークの性質について常に内省する必要があることを意味する。

YOUTH WORK EDUCATION IN FINLAND

日本で、全国各地でそれぞれの文脈から、様々なユースに関わる実践が行われてきました。そこに対して、何か定義をつくることはとてもむずかしい営みだと感じています。でもだからこそ、定義は、より自由で多様な実践ができるように、個人で、チームで、地域で若者を含んだ関係者で対話を重ねてつくり、そして更新し続けていく必要があるかなと。

ユースワーク・キャンプが、年に1回直接顔を合わせて、お互いの日々の実践を共有したり、「自分たちは、何を大切にユースと関わっているのか」をたっぷり時間をとって語り合い、元気がもらえる場になればと思っています。

青山鉄兵(Aoyama Teppei) 実行委員

文教大学人間科学部准教授
1980年東京生まれ。社会教育分野を中心に、子ども・若者の学校外での体験活動や遊び、居場所などに関わる研究・実践・政策に関わっている。現在、国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター副センター長、こども家庭審議会こどもの居場所部会委員、中央教育審議会生涯学習分科会社会教育人材部会委員などを兼務。学生時代からYMCAの青少年事業に関わり、現在、日本YMCA同盟常議員・東京YMCA長期サマーキャンプ「野尻学荘」副荘長。特技は手話。

ユースワーク・キャンプへの想い

「ユースワーク」という言葉をキーワードに集まる人たちの「広がり」と「つながり」、そして可能性を改めて感じられる2日間になればと思っています。仲間が集まり寝食を共にしながら語り合うこと、それってユースワークの原点じゃん!ということで、当日をとても楽しみにしています。ぜひ、一緒に良い時間をつくっていきましょう!

片岡一樹(Kataoka Kazuki) 実行委員

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー 事務局長
尼崎市立ユース交流センター センター長
1989年生まれ。母子家庭で育った経験から、どんな環境に生まれても多様な選択肢がある状態を目指し、ユース世代と活動を行っている。関西大学在学中に、中学校高校の教員免許を取得し、NPO法人ブレーンヒューマニティーに就職。放課後居場所事業や生活保護世帯向け学習支援事業、キャリア教育事業、不登校の居場所事業などの担当を務める。

ユースワーク・キャンプへの想い

「ユースワーク」という言葉の企画をしながらですが、実は私はこの言葉と出会ってまだ日は浅いです。海外での実践の場に行ったこともありません。もともと教員を目指し、教育の現場で活動をしていました。就職して、自分が育ってきた環境もあり、福祉の現場での活動も増えてきていました。そのどちらでもないが、どちらでもあるユースワーク。日々新しい出会いと奥深さがあるこの活動の良さを(もっとどろどろとしたリアルな部分も)、全国のみなさんと語り合いたい!一緒にこの場をみなさんとつくれることを、今からとても楽しみにしています。

佐渡加奈子(Sado Kanako) 実行委員


認定NPO法人カタリバ(アダチベース拠点責任者)
社会福祉専攻だった学生時代、様々な対象(乳幼児~高齢者、障碍者)の活動に参加する中で、ユースワーカーを志すようになる。大学卒業後、都内区役所に入職、中高生向け児童館にてユースワーカーとしての道を歩き始める。2016年カタリバへ転職、b-labで日々中高生と関わったのち、アダチベースへ異動。ユースワークにおけるユニバーサルとターゲット、双方の価値を感じ、同時に在り方を考える日々。昨年、ユースワーカー育成について研究するため社会構想大学院大学に入学、現在修士2年生。

ユースワーク・キャンプへの想い

一堂にこれだけ多くのユースワークにかかわる方が集まることに、とてもワクワクしています!これまで経験のないことです、ドキドキ。
ユースワークには、いろんな可能性を感じています。教育や福祉という言葉ではまとめられない、ユース世代の可能性をひろげていく"何か"があると思っています。
ユースワークの可能性をいっぱい感じる2日間にしたいです!みなさんと一緒につくる第1回ユースワーク・キャンプ、一緒に楽しみましょう^^

竹田明子(Takeda Akiko) 実行委員

公益財団法人京都市ユースサービス協会 チーフユースワーカー
ユースワーカー協議会 事務局長
東京都府中市生まれ。子ども期に地域との接点が少なかったことからローカルなつながりや場づくりに憧れをもち、高校卒業前後で市民活動に出逢う。東京都青年の家最後のユーザー。目黒区での社会教育指導員を経験したのち2010年に京都市ユースサービス協会入職。現在はアウトリーチや学校連携、社会的養護を経験した若者たちのその後の支援や場づくりなど、ユースワークを多様な場に持ち込みながら若者とかかわることに従事。

ユースワーク・キャンプへの想い

#若者#ユースワーク でつながる方々と対面で会えることを楽しみにしています!
「なるほど、そういう実践もあるのか!」と拡がりを感じたい。
「で、わたしは何をしていく?」を研ぎ澄ましていきたい。
次につながるご縁があることを期待しています。

両角達平(Morozumi Tatsuhei) 実行委員

日本福祉大学 社会福祉学部 専任講師 / 静岡県立大学 国際関係学研究科CEGLOS 客員共同研究員 / 国立青少年教育振興機構 客員研究員。 若者の社会参画についてヨーロッパ(特にスウェーデン)の若者政策、ユースワークの視点から研究。2009年、静岡県立大学にてユースワークに取り組む学生サークルを始動。2012年よりスウェーデン・ストックホルム大学に留学し、ドイツの若者政策の国際NGOに勤務後、同大学教育学研究科修士課程に進学し修了。早稲田大、駒澤大、文教大、東京女子大で非常勤講師・研究員を務めた後、2022年より現職。

ユースワーク・キャンプへの想い

「ユースワーク」というキーワードのもと、若者を取り囲む状況をよくしていくための多様な実践が交差して、共通点がみえていくといいなと思います。ヨーロッパでも2020年から「欧州ユースワーク大会」が開催され、数十カ国からユースワーカー、若者団体、若者政策の行政官、若者研究者などが集まりユースワークの定義や課題について検討してきました。日本でもそのようなモメンタムが生まれることを願います。

参加エントリーはお待ちしております!

メンバー紹介、いかがでしたか?このメンバーで当日に向けてプログラムを考えています。当日までもいろいろと交流できる機会を設けていますので楽しみにしていてください。
まだお申込みも受付可能ですので、以下からお申込みください。


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