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#13 サガン鳥栖2022シーズン新戦力起用法考察【開幕予想もあるよ】

こんにちは、ユースケです!

昨年ご好評いただいた「新加入選手考察」を今年もやっていきたいと思います。昨年同様キャンプ情報もおそらくほとんど無いはずですし、今年もちょっとした余興という感じでお付き合いいただければと思います。

さて、今回も前回に引き続き考察にあたって以下の決めごとをしています。

1.前所属の出場試合のスタッツと映像を実際にチェックして考察する。

2.試合映像が少なく自分の目で見てしっかりチェックできない選手についてはプレーについての詳細な考察はしない(内容薄いです)。主にチームでの立ち位置に関する考察にとどめます。

3.昨シーズンのスタッツについてはリーグ戦のみ。カップ戦は無し。

4.レンタルから完全移籍移行の中野嘉とレンタル延長の岩崎、ユース昇格の中野くんと二田くんは今回取り上げません。

それでは行ってみましょう!

■ J1からの新加入選手

藤田 直之【C大阪】

31試合 / 先発22試合 / フル12試合 / 1944分 / 2G4A

J1昇格時を知る鳥栖のレジェンドがついに帰ってきた。ヴィッセル神戸、セレッソ大阪と渡ってきたが、どの監督にも重宝され主力としてプレー。監督が代わっても試合に出続けられるのは求められているものを的確に把握できる戦術理解力とそれを実際に表現できる能力の高さに他ならない。34歳とベテランの域に達しているが純粋な戦力としての獲得だろう。
昨年はセレッソでACLに出場するなど、貴重な経験をさらに積み上げてのカムバック。おそらく中盤の底でチームにリズムや落ち着きをもたらす役割を担うはずで、昨年の課題であったリスクマネジメントやゲームコントロールは彼の加入で飛躍的に向上するだろう。伝家の宝刀ロングスローも健在。

西川 潤【C大阪】

17試合 / 先発6試合 / フル1試合 / 547分

高卒で入団したセレッソでは中々結果を出せずにいたが、そのポテンシャルは相当なもの。
世代別代表の常連であり2019年5月に飛び級でU20ワールドカップに出場。当時鳥栖所属の田川や今年チームメイトになる宮代らと共に参加している。
さらに同年10月に今度は中野伸哉と共にU17ワールドカップにも出場するなど同年代の選手の中では国際経験豊富。
世代別代表ではツートップの一角や右WG、セレッソでは4-4-2の右SHでの出場が多かったが鳥栖ではどうなるか。できそうなポジションには大卒含めライバルが多いが、新監督のもとフラットな競争の中でどこまでポテンシャルを証明できるかが鍵になるだろう。

ジエゴ【徳島】

33試合 / 先発24試合 / フル18試合 / 2131分

徳島では左SBのレギュラーだったジエゴ。例によってディフェンスの選手は映像が少なくデータ面から推測するしかないが、どちらかというと守備の指数に秀でたSBでボール奪取力の高い選手に見える。
JリーグのSBとしては上背もある方で空中戦勝利指数も高い。3バック採用と仮定すれば鳥栖では左のCBで起用するつもりではないだろうか。同郷のエドゥが隣にいてくれればコミュニケーション面での不安もないだろう。
若干イエローが多いのが気にはなるが、ハードワークをベースにしている鳥栖には逆に大ハマりする選手かもしれない。
徳島サポさんのTwitter情報によるとジエゴは味噌ラーメンが好きらしい。九州のラーメンも気に入ってくれるだろうか。とんこつが苦手だったときのためにもし鳥栖近辺に美味しい味噌ラーメンがあれば誰か彼に教えてあげてほしい。

垣田 裕暉【徳島(保有元:鹿島)】

36試合 / 先発28試合 / フル9試合 / 2350分 / 8G2A

今期のチームに喉から手が出るほど欲しかった長身万能型ストライカーが鳥栖にやってきた。鳥栖相手に裏抜けからの2ゴールは記憶に新しい。金沢(J2)→徳島(J2、J1)とレンタル先で着実に試合経験を重ね成長している有望株CF。
その体格の良さを活かした空中戦やボールキープはもちろんのこと、そこに更にスピードもありラインブレイクも上手い。収めてからの展開のパス精度も高く、さらにはプレスバックの意識も高い。まさに万能型CFである。
鳥栖でも間違いなくCFでの起用になるだろう。
同世代の岩崎や徳島でのチームメイトだった宮代らとの関係性も連携面でプラス要素。高い総合力に裏打ちされる多彩なパターンからの得点に期待が高まるばかりだ。山下、酒井に引けを取らないどころかポテンシャルは彼ら以上かもしれない。

宮代 大聖【徳島(保有元:川崎)】

32試合 / 先発29試合 / フル14試合 / 2556分 / 7G2A

西川同様、世代別代表の常連である宮代。2017年にはU17ワールドカップで2ゴール、2019年にはU20ワールドカップで2ゴールを上げ国際大会での実績も十分。
代表では当時鳥栖所属の田川と2トップを組むなど主にCFでの起用が多かったが、昨年の徳島では右SHをメインにCFやトップ下でも出場し7ゴールとゴールセンスに磨きがかかっている。
ハーフスペースで相手に選択を迫りながらボールを引き出すプレーが抜群に上手く、狭いところでも難なく受けることができる高い技術の持ち主。
受けて前を向くと積極的に仕掛け、相手の急所をつくようなドリブル突破は間違いなく相手チームの脅威となるだろう。
鳥栖ではツートップの一角やシャドー、右サイドなど色々と考えられるが、どのポジションで起用されても自分のプレーを出せると思う。垣田とのコンビネーションがすでに構築済なのと、開幕まであまり時間がないことも考えると個人的には開幕スタメンを推したいところ。

小野 裕二【G大阪】

7試合 / 先発2試合 / フル0試合 / 169分 / 1G2A

熱く闘う漢が鳥栖に帰ってきた。鳥栖在籍時は中盤ダイヤモンドのトップ下やシャドーで起用されることの多かった小野。ガンバでもOHとして起用されることが主だったが、それ以外にもCFやSH、CHでもプレーできる器用な選手である。
能力に疑う余地はないがやはり怪我が多いのが気になるところ。コンディションをトップフォームまで持って行けるのであれば、プレーの幅は広いので試合に絡んでいくことも十分可能だろう。
苦言を呈することを厭わないキャラクターは多くの鳥栖サポが知るところであるが、若い選手の多い鳥栖だけにともすれば馴れ合いになりそうなところをグッと引き締める役割もクラブから期待されているのかもしれない。

■ J2からの新加入選手

福田 晃斗【新潟】

21試合 / 先発14試合 / フル9試合 / 1274分 / 1G0A

藤田、小野と同様に元サガン戦士の帰還。正直移籍してから全く追いかけていなかったので、加入リリース後にDAZNでギリギリ残っていた試合をチェック。良い意味で裏切られた。
鳥栖在籍時は豊富な運動量で攻守のハードワークが最大の特徴だったが、新潟のアルベル監督のもとプレースタイルが一変。昨年で言うところの仙頭の様に下がってパスを引き出し、ビルドアップに積極的に参加。
前を向けば長短のパスで盤面をコントロールする重要なタスクを担っており、アルベル監督が目指すサッカーにおける重要な戦力だったことがうかがえる。
川井サガンがどのようなサッカーを展開するのか現時点ではハッキリしないが、「ボールを保持してアグレッシブに」と発言している以上福田の役割はかなり重要なものになると思われる。
しかしながらボランチは選手層こそ厚くないものの、良い選手ばかり揃う激戦区なのでまずは競争からのスタートになるだろう。

堀米 勇輝【山形(保有元:千葉)】

8試合 / 先発2試合 / フル0試合 / 258分

2021シーズンは千葉から山形に期限付きしていたことから、川井監督のリクエストと思われる。
いわゆるプラチナ世代で2009年U17ワールドカップに柴崎、宇佐美らと共にグループリーグ全試合にスタメン出場。その能力に疑う余地はない。
意外性のあるトリッキーなプレーで魅せる左利きのファンタジスタで、攻撃的なポジションならどこでもプレー可能。
映像を見る限り攻撃のアイディアは実に多彩。サイドでの出場が多いようだがカットインからのシュート、スピードのある縦へのドリブル突破、相手の裏を突くスルーパス、広い視野からのピンポイントクロスと何でもござれ。
これまでの鳥栖にはあまりいなかったタイプで、スタメンでなくとも途中投入で起用し昨年の課題であった「流れを変えるジョーカー」になり得る選手。
ただあまり守備は得意そうではないので、サイドよりもCFやSTなど出来るだけ守備のタスクの少ないポジションで起用してそこからサイドに起点をつくるようなプレーをさせてあげた方が良いかもしれない。
J1の経験は甲府在籍時の2シーズンのみだが、サガン鳥栖に来てJ1未経験でも大活躍した例が山ほどあるので堀米も今期飛躍する可能性は充分あるだろう。

岡本 昌弘【愛媛】

22試合 / 先発22試合 / フル22試合 / 1980分

川井サッカーを知るベテランGK。昨年の愛媛でもそれなりに試合に出ており戦力としても計算できると思うが、失礼を承知で言うと正直足元はそんなに上手い方ではないと思うのでパギ、守田の牙城を崩すのは難しいかもしれない。
ただし開幕まで時間が乏しい今期において、川井サッカーを知る岡本の経験はキーパー陣だけでなく全ての選手にとって貴重な存在といえる。
また鳥栖はGKに複数人怪我が出る危険性を嫌と言うほど理解しているので、パギ、守田に何かあってもプロ経験豊富な岡本が何とかしてくれる安心感が得られるのは重要な要素のひとつである。
本人Twitterでオフはライセンス講習会に参加していたとのことなので、川井監督が将来的な参謀候補やGKコーチ候補として見込んだ獲得という見方もできるかもしれない。

■ J3からの新加入選手

原田 亘【今治】

25試合 / 先発24試合 / フル19試合 / 2045分 / 3G2A

今治に加入後の3年間で83試合に出場しなんと10ゴールも上げている超攻撃的SB。(2019はJFL)超攻撃的とは言え守備面のデータでもチーム内で頭ひとつもふたつも抜け出ており、J3には到底収まり切れないポテンシャルの持ち主である。
加入がリリースされたときにDAZNで1試合だけ八戸戦が残っていたのですぐさま試合をチェック。この試合、終始今治が押していたために守備面はよくわからなかったが、攻撃面では個性を十二分に発揮。
空いたスペースがあればオーバーラップにこだわらず中央にも果敢に飛び出していくインナーラップも見せる。唯一見れたこの八戸戦でも1ゴール上げているが、ゴールシーンではまるでFWのようにスペースへ飛び出しきっちり決めて見せた。
おそらく飯野とのポジション争いとなると思うが、キャラクターは全く異なるので相手や状況によって使い分けることも考えられるだろう。

■ アマチュアクラブからの新加入選手

深谷 圭佑【品川CC】

※シーズンスタッツなし

大学卒業後は品川CCという神奈川県1部リーグのチームに所属していたが、昨年9月に2022シーズンからのサガン鳥栖加入が発表された。
チームのトレーニングにはずっと参加しているものの、試合の映像がほとんど手に入らないので正直どんなプレイヤーかは全くわからないが、youtubeで自身の経験を言語化し発信していたり、挫折を知り紆余曲折を経てプロまでたどり着いたパーソナリティはまさしくサガン鳥栖らしい選手と言える。
ベテラン勢と若手の中間の23歳と年齢構成の空白を埋める選手であり間接的な存在意義は非常に高い。
板橋がレンタルで愛媛に行ってなおチームには5人のGKが在籍しているので、可能であれば(プロでの実績がないので難しいかもしれないが)彼も武者修行に出して試合経験を積ませるべきなのかもしれない。

■ 大卒新加入

シーズンスタッツは関東大学サッカー1部リーグでのものです。
集計にはSoccer D.B.さんを利用させていただきました。海外の代表チームから日本の高校年代までもの凄いデータ量です!
アシスト数は関東大学サッカー連盟HPのアシストランキングより引用しています。

菊地 泰智【流経大】

19試合 / 先発17試合 / フル9試合 / 1482分 / 5G6A

流経大柏高校時代からその名を知られる存在だった菊地。160cmという決して大きくない体格もあってか高卒でのプロ入りはならなかったが、その高いサッカーIQと技術で大学でも1年次から試合に絡むなど常に主力として経験を積んできた。
大学では主にインサイドハーフを務め、後方からのパスを引き出したり前進後はゴール前に積極的に飛び出していくなど状況判断に優れた選手。
セットプレイのキッカーも務め、精度の高い左足から繰り出されるボールも彼の武器のひとつである。
川井さんが得意とする3-4-2-1ではCHが一番合いそうだが、守備強度も要求されるこのポジションでどこまでやれるのかが鍵になるだろう。4-1-2-3や昨年のような3-1-4-2であればインサイドハーフで起用することもできるので採用フォーメンション次第で立場が変わるかもしれない。

佐藤 響【流経大】

20試合 / 先発18試合 / フル8試合 / 1513分 / 6G4A

流経大では主に左サイドを担当し激しいアップダウンも厭わず攻守にハードワークできる選手。
自分が見た試合では左サイドしかやっていなかったが多分右サイドもできるはず。チャンスと見るや猛然と前線に飛び出していく姿は一見の価値あり。サイドの選手にしてはゴールも多く2021シーズンのチーム内得点王であり、縦のアップダウンだけでなく前線でゴールに絡む力も高いことを証明している。
川井サッカーはサイドに推進力の高いタイプを置く傾向があるので、鳥栖でもサイドでの起用になるだろう。

荒木 駿太【駒澤大】

22試合 / 先発22試合 / フル21試合 / 1979分 / 11G5A

リーグ戦全試合出場。フル出場は21試合だが交代した1試合も89分出場。天皇杯、総理大臣杯、インカレを含めても途中交代はリーグの89分とインカレの89分の2試合のみ。ほぼ全試合出場と言える。
前年の2020シーズンにも6G9Aを上げており、この年のアシスト王。そのポテンシャルの高さがうかがえる。
駒大では共にプロ内定の土信田、宮崎のツートップ下に陣取り3人でゴールを量産。さらにはセットプレーのキッカーも務めるなど器用な一面も見せる。インカレ優勝及び大会MVP、関東1部リーグベストイレブンに輝くなど錚々たる実績を引っ提げてのプロ入りである。
フォーメンション次第だが鳥栖ではおそらく純粋なFWというよりはセカンドトップやインサイドハーフ的な起用が主になると思われる。長崎総科大附属時代に磨き上げたハードワークで前線からの守備にも貢献してくれるだろう。

孫 大河【立正大】

20試合 / 先発20試合 / フル20試合 / 1800分 / 3G0A

立正大のキャプテンでありディフェンスリーダー。187cmの長身で左利きのCBである彼は守備強度もさることながら、長短のパス能力が素晴らしい。ビルドアップの不安もなく正確なロングフィードで盤面を一発でひっくり返すことができる近代的なCBと言える。
今期の鳥栖には裏抜けの得意なアタッカーが多いので、相性は抜群。セットプレイでも得点を上げるなど守備だけでなく攻撃面でもチームに貢献してくれるだろう。同じ左利きのCBであるエドゥからどんどん吸収して将来のディフェンスリーダーとなって欲しい選手である。

梶谷 政仁【国士舘大】

5試合 / 先発0試合 / フル0試合 / 55分 / 0G0A

2021シーズンは怪我のため出場がほとんど無かったが、前年の2020シーズンには全試合出場で8G4Aを上げており実績は充分。鍛え上げられたその体からリハビリ期間を無駄にせず有意義に過ごしていたことがうかがえる。
試合で見れた時間が短いのでそこまで詳細な特徴を掴めたわけではないが、中央にどっしりと構え強靭なフィジカルで虎視眈々とゴールを狙う姿はまさにストライカー。
今のところチームに同じタイプは垣田しかいないので、まずは怪我のアフターケアや試合勘の回復などコンディションを万全に整えてプロの強度にいち早く順応できれば、意外と出番は早く回ってくるかもしれない。

藤原 悠汰【明治大】

20試合 / 先発18試合 / フル9試合 / 1621分 / 13G1A

広島皆実高校時代から明大3年次まで実は目立った実績が無く、4年次の2021シーズンに突如としてリーグ13ゴールを上げ才能が開花。本格的にFWになったのは大学からとは本人談だが、それを感じさせないほどに得点センスに溢れている。
スピードを活かした裏抜けやボックス内にするするっと入り込む嗅覚とそれを確実にものにする決定力。上背が無い分工夫しているのだと思われるクロスに対しての入り方など得点パターンも豊富。キャラクターとしては荒木に近い部分もあるが藤原の方がよりFW色が強いポジションの方が活きると思う。
明大では右サイドで起用される試合もあり、確かに縦へのスピードある推進力は魅力だが、せっかく開花した得点能力を活かさない手はないので個人的にはST起用を推したい。

【編集後記】

いかがでしたでしょうか?

ハイライトやダイジェスト映像は基本的に良いシーンばかりなので、苦手なことや弱点みたいなところまではハッキリとわかりません。ですので開幕してサガン鳥栖での試合を見てみないと何とも言えないのが正直なところです。ハイライトの印象と1試合通して見ての印象は全く違う事もかなりありますし、人によってその印象も異なってくると思います。

大卒加入選手については加入発表が5月にリリースされたことで彼らの試合をたくさんチェックすることができました。
今や大学サッカーはJユースからトップに上がれなかった子、もしくは将来設計のために昇格の打診があっても自ら進学を選んだ子、高体連強豪校の子達の巣窟でかなりハイレベルなカテゴリーになっています。
18歳時には体も完全には出来上がっていないので、CBやCFなどフィジカルが要求されるポジションの子は大学に進学するケースが特に多いような気がします。
そんな大学サッカーの中でも特にレベルの高い関東1部リーグの優勝校やインカレ優勝校、大会MVPやベストイレブンが加入してくれるので、期待せずにはいられませんね。

ストーブリーグがスタートした当初、OUTのリリースが続いたため大卒の彼らに出番が回ってくる可能性がかなり高いなと思っていたのですが、そこは天下のサガン鳥栖強化部。しっかりと各ポジションに実力者を補強してきました。
それによって大卒の彼らも競争に勝たなければならなくなった訳ですが、それは決して悪いことではなくチーム内での競争が若い彼らの成長を促すことは間違いないですし、彼らくらいの能力があればその競争に打ち勝っても何ら不思議ではないと思います。

メンバー自体はかなり良い選手が揃ったと思うので、あとは川井監督を信じて期待しましょう!

開幕メンバー予想!

それでは最後に開幕メンバー予想でもして終わりにしたいと思います。

今年は面白い選手が多く布陣、人選共にロマンが広がりますね。個人的には大卒から1人くらいは開幕スタメンに名を連ねてほしいので、荒木くんを全予想に入れてみました。いつもながらどうせこんなの当たる訳ないので、余興だと思って軽い気持ちでご覧ください(笑)

3-4-2-1

まずは川井監督が得意と思われる3-4-2-1から。

シャドーには得点力もあってチャンスメイクもできる、さらにサイドに流れてプレーもできる器用なタイプの二人を置きました。
そして川井さんの愛媛ではサイドに推進力のあるタイプを置く傾向があったので左サイドには中野嘉ではなく佐藤くんを抜擢してみました。
このフォーメーションだとスタートポジションのサイドには選手が一人しかいないので、ある程度守備ができる人選をせざるを得ませんね。
2019、2020の愛媛の試合を見るに得点シーンは複数の選手がスペースに突入し、チャンスとみれば縦に速い攻撃を仕掛けていたので割とゴリゴリ目の人選ですね(笑)

3-1-4-2

次に昨年の布陣を色濃く残すならの3-1-4-2。

極力昨年のベースから動かさず、新加入選手も昨年のメンバーのタスクを任せられる選手にしてみました。本文中にも触れましたが、新潟での福田のプレーをみて仙頭のタスクができると感じたので入れてます。

4-1-2-3

一応4バックも。4-2-1-3でも4-2-3-1でも何でも良かったのですがとりあえず4-1-2-3で。

両WGには単騎でも勝負できる岩崎、宮代を置いてます。他にも堀米や藤原くんなんかもWGで使うと面白い選手ですね。この布陣のインサイドハーフはライン間で受けることを考えると小野とか菊地くんみたいなキャラクターが合っていると思います。

はい、今回は以上となります。今年は新加入選手が多かったので大ボリュームになってしまいました。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!


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