『仕事の8割はつまらない』No.18
4月30日に厚生労働省が発表した有効求人倍率は、1.10倍。新型コロナウィルスの完成拡大は、経済活動を停滞させ求人数は減少。
同日に、総務省が発表した労働力調査によれば、2021年度の完全失業率は2.9%で前年度より、0.6%上昇したという。
2008年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災の時でも、これほどの経済活動が止まったことはなかった。
経済活動をとめられて、身動きが取れない状況がこんなに苦しいなんて、想像以上だ。
昨年は、貯蓄を取り崩しながらなんとか生活ができていた人も、今年はさらに厳しい生活を余儀されている。
来年はもうどうなっているんだろうか・・・。考えたくないが、それではいけない。
来年も働いていられるだろうか?そんな不安を今、多くの人が抱えていると思う。
毎日、明るく笑顔で働けていますか?
私は最近、他者が目の前で言う「大丈夫です!」という言葉は信じないようにしている。
「大丈夫です」と言っている人は大抵、大丈夫ではない状況を隠している。
なぜ、隠すか?それは、気づいてほしいけど、気づいてほしくないという心理があるからではないかと思っている。
「貧困」「ヤングケアラー」「LGBTQ」など、社会に山積する困難な状況を、ある程度は見える化する必要はあるとは思うが、全部見えるようにする必要もないと思う。
日本には、「察する」という文化がある。
相手の状況を察して、ただそばにいる。一人にしないよという思いが伝わるような雰囲気が大事なのではないかと思っている。
どんな困難な状況でも、1人で仕事を抱えこんで、1人で頑張って体を壊して自滅してはいけない。
老いも若きも、どんどん人を頼り相談し、報告して別の道を探していこう。
だめなら、あきらめて逃げてもいいのだ。
かっこ悪くていいのだ。
人間誰しもはそんなに、清くも正しくもない。
仕事の8割は、自力で頑張る!
あとの2割は、人を巻き込んで頼る!
細く長く人生の旅を、アクセル全開で突き進んだり、ブレーキをかけて止まったり、バックしたり、前後左右を行きつ戻りつ、力を抜いて生きていきましょうよ。
他者には負けても、自分で自分の人生に負けないで!
生きている者勝ちです。
では、また次回。
明日も自分から挨拶をしよう!