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団体が連携してこどもたちに支援の手を〜能登のこどもたち支援 合同プレイベントレポート〜

こんにちは。プロボノメンバーの水口です。

能登半島地震の発生から1年。
金沢市周辺の広域避難場所には、いまも多くの方が避難しています。

第3職員室ではこれまで、被災したこどもたちへの「居場所、つながり、機会」の提供に取り組んできました。
金沢市やその周辺には、被災したこどもたちのための支援に取り組むその他の団体も多く集まっています。
ですが、広域避難ではどこか特定の地域にまとまって避難するのではなく、ご家庭ごとに別の場所に避難していることもあり、支援の手が行き届かないのが現状です。

そこで、被災したこどもたちへの支援に取り組む5団体が連携して、合同イベントを実施しました。団体同士が連携することで、1人でも多くのこどもたちに支援の手を届けたい、というのが今回のイベントの目的です。

今回は、2025年1月19日、金沢市長土塀青少年交流センターで実施した「かなざわ 能登のこども支援 合同プレイベント」の模様をお届けします。

被災者支援活動を行う5つの団体が集合

今回のイベントは、被災者支援活動を行っている5つの団体が参加。
それぞれの持ち味を活かした支援内容を持ち寄りました。

能登地域から避難された方は、金沢市近郊で生活されている方も多くいます。
ですが、特定の地域に集中しているわけではありません。
こどもたちもそれぞれ新たな土地で生活を始めている状況です。
そのため、支援の手が行き届かないというのが、支援団体としての課題でした。

まずは、こどもたちに楽しんでもらうこと、そして複数団体が一緒にイベントをすることで、団体同士が連携することで、1人でも多くのこどもたちに支援の手を届けたい、というのが今回のイベントの目的です。

射的にわなげ、スタッフお手製のもぐらたたきも

まずは、子供縁日コーナー。
輪投げやもぐらたたきなどのゲームを用意しました。
このコーナーは、金沢市や内灘町を拠点に活動するフリースクールの「ワンネススクール」さんと「みんなの青空〜虹色ルーム」さんが企画。
幼児たちが熱中して遊んでくれただけでなく、もぐら役をしたスタッフも楽しむほどでした。

防災ボトルをつくりながらの茶話会

語り場コーナーは、珠洲市で自らも被災されたという「さいはてボランティア」さんが企画。
防災ボトルづくりのワークショップと、被災体験を共有できる茶話会を実施しました。

おむすびづくりとスープでほっこり

調理実習室では、「かなざわオープンキッチン」さんによるおむすびづくり体験を実施。
能登のいわしを使った佃煮やゆず味噌を具にしたおむすびのほか、温かいボーンブロススープにほっこり。

ユースのリビングも参加

そして第3職員室では、ユースのリビングを開放。
ダーツやボードゲームを大学生ユースワーカーと一緒に楽しみました。

金沢市内の高校生もボランティアとして参加してくれるなど、多くの方のサポート
もあって、会場は大いに盛り上がりました!

当日はのべ40名のこどもたちやそのご家族が参加。
イベントは大いに賑わっていました。


【次回イベントのお知らせ】
2月16日(日)には、金沢市太陽が丘で、さらに多くの団体が参加してイベントを開催します。
被災し広域避難をされている方、被災地域とのつながりをつくりたい方は、
ぜひ次回のイベントに足を運んでみてください!
次回イベントの詳しい内容は、公式Instagramにて配信いたします。

(ライター:水口、取材日:2025/01/19)

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