掴めない信念
僕には社会をこうしたいなんて強い想いはない。
こんな人を助けたいなんて美しい気持ちもない。
こうあるべきだと主張したいこともなければ
何か正解を知っているわけでもない。
かといって、自分がこうなりたいという強い欲があるわけでもない。
僕は何を求めているのだろうか。
どんなものを生み出したいと思っているのだろうか。
小さいことをしたいわけではない。
普通は嫌だ、誰でもやれるようなことは嫌だ。
そんな気持ちはある。
それやって何になるんだろ。
一つの選択肢が思考に浮かぶたび
その問いに一度たたずむ。
創りたいという気持ちはある。
自分で思い描くものをこの世に生み出していきたいとも思う。
自分にしかできないこと。
そんなことが自分の中心に近いところにあることに、
青いなと諌める心と向き合えと叫ぶ心がひしめく。
僕の譲れないものはなんだろう。
無くしてはいけないものはなんだろう。
これから何を選び取っていこうか。
どんな道を歩んでいこうか。
そこに結論は出せていないけど、
どんな相手にも恥ずかしくなく罪悪感のない自分でいたいし
どんな時も胸を張っていられる自分でいたいな。