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No Attention, No Grow 〜着実に英語力を伸ばすには〜
こんにちは。Youth & Co.インターン生、早稲田大学国際教養学部のさくらです!!
私は幼少期から英語で話すのが大好きで、小学校でも、ALTの先生と放課後残ってずーっとしゃべってたのを思い出します。
ただ、こんな私でも全てが順調、というわけではありませんでした。
そしてその危機は、早くも中学生で訪れます・・・。
テストで点が取れない…!?
中学校に入ると、英語のテストが待ち受けていました。
最初は、英語好きだし、勉強も余裕っしょ!と思っていました
みんなよりは単語を知ってるし、絶対テストも誰よりもできる!って
私は自信満々でした!
でも、、、
今まで普通に使っていた〜ingが「現在進行形」といういかつい名前に変わり、学年が上がって文法が複雑になると、ついていけなくなりました・・・。
「先行詞」「関係代名詞」「従属接続詞」、イミワカランシ。
それでも「喋れたらいいじゃん!」とそこまで文法の勉強をしていませんでした。テストでは60点程度で「まあ、平均点あればいっか。」ぐらいに思ってました。
しかし、60点のテストを持って、席に戻ると、
隣の席の佐藤くんが
お前、英語めっちゃ喋れるのに、なんでテストできないの?
と。
・・・・えっ!?😢
そう言われて初めて、「一生懸命英会話をしてきたのに、私は英語ができないのか。。」と落ち込みました。当時の私はどうにか、がむしゃらに学校の勉強もやり、成績をきちんと納められるようになりましたが、
英会話など、一部はできるのに、他の部分ができない
理由はわからないままでした・・・。
どうしてうまくいかないんだろう??
「長文問題いっぱい解いているのに単語が覚えられない」
「単語一生懸命覚えてるのに話せない」
みなさんもこのように得意不得意がはっきりする分野もあるのではないでしょうか?
なぜそうした得意不得意が出てしまうのでしょうか??
最近、Youth & Co.で、第二言語習得を学ぶ過程で、その理由が見えてきました。
それはずばり、、、Attentionです!
Attention とは何か?
Attention(注意)とは学習者が向ける意識のことです。
Selective Attention(選択的注意)とも言われますが、学習者が何かを学習する際、多くの情報の中から学習に必要なものを選択しています。
例えば、英語の歌が好きな人は、文法とは関係なく、その歌手の英語の発音自体を真似しようとしたりしますよね!真似をしている時、細かい意味や、構文、スラングなどはそこまで気を配らないはずです。
そして、残念ながら、Attentionには限界があるのです。。。
いろいろな点を注意しすぎると、注意力がなくなる、ということです。
二兎追うものは一兎も得ず…ですね
例えば、英語を話すとき、発音・イントネーション・短縮系の言い方とか全部に気を配ることはできません。
第二言語の習得では、様々な要素の中で、ひとつずつ集中して習得していって最終的に完璧に近いものになってくのです。
中学生の私は「英語を話すこと」にAttentionを向けていたので、「文法問題を正確に解くこと」はできなかったというわけです。
気がつけば、私もAttentionを有効に使っていました。
文法学習にも力を入れて取り組み、テストの点もあがってきました。
そして、時は経ち、大学受験。
私は早稲田国教受験のための英検1級の取得を目指して勉強を始めました。
当時英作文が全然書けていませんでした。
どうやって書けばいいかも分からないけど、スコアが全然上がらない
何が正解か分かっていませんでした。
そこで、予備校の人気名物英語講師を出待ちして、勇気をもって見せると、
「君これ最悪だよ」
赤ペンで真っ赤に染まるノートに絶望しました。
あらゆるところを赤ペンで訂正され、何から手をつければいいか分からずに途方にくれていました。
あんなにできたと思ってたのに何がいけなかったんだろう。。。
でも、じっくり考えてみると
①「筋が通ってない」という国語力の問題と
②「三単現のsを忘れてる」など文法ミスが致命的だと気づいたのです。
そのため、私は一つ一つ、修正するようにしました!!
Attention①そもそも国語力を鍛える
最初は「意見の筋をちゃんと通そう」というところにAttentionを当てることにしました。
「思考に矛盾がある」という英語以前の問題だったので、日本語で書いた作文を国語の先生に見せに行ってました。
そりゃ日本語で書いた方が意見が伝えやすいですよね!
結論→理由→例→まとめ というような作文の書き方を一から教えてもらって、やっと作文と呼べるものが書けるようになりました。
そこから理由と例が私の言いたい結論に矛盾していないか飛躍してないかなど毎日添削してもらって、まずは日本語で、まともな文章が描けるようになりました!!
Attention②英文法に意識をむける
やっと意見がまとまって書けるようになってきたら、次は文法へAttentionの方向転換!
文法の正確性に徹底的に意識を向けました。
当時国立志望で文法の間違い探し問題の対策をしていた佐藤君に私の作文の訂正を頼みました!
佐藤君、トップの国立大学を目指しているだけあって、細かい文法ポイントをチェックしてくれました…本当にありがとう
何度も佐藤君に指摘されると悔しい感じるため、いつも間違えるポイントが分かってきて気をつけて書けるようになりました!
まとめ
最終的に、間一髪!最終提出の直前のテストで、英検一級を取得することができました!!
今思えば、目指し始めてからの期間を考えると、最短ルートだと思っています。
勝因としては、
自分が伸ばしたいスキルを明確にし、Attentionをコントロールできたこと
につきるなぁ、と思います。
みなさんの目標も、最初に立てた時は途方もなく長い道のりに感じることがあると思います。
しかし、全部を一気に改善しようとすると方向がぶれてしまって、
成果があがりづらい×何の勉強してるのか分からない=やる気急降下
の悪循環に陥ることがあるのではないでしょうか??
そうではなく、1つ1つのスキルにAttentionを当てて対策すると、
成果が出やすい×何を勉強しているのかが明確=どんどん楽しくなる!
だから、
自分の伸ばしたいスキルに的確にAttentionを向け、適切な努力をする
それが英語習得における一番のカギだと思います
みなさんも、何を伸ばすかを考えてAttentionを全部注いじゃってください!!
私のインターンをしているYouth & Co.は、SPRINTというコミュニティを運営しています。
ここにいる学習者のみんなは何を勉強したいかを明確にもっています。
仲間とともに同じゴールを目指して切磋琢磨することもあれば、
違ったゴールを上手にマッチさせて学習しています。
ですので、第二言語習得の観点からも、効果があります!
ぜひ興味のある方は4/18にイベントがあります!!
ぜひ遊びに来てください!^^
本日はライターのさくらがお送りしました〜!
Youth & Co.
リーダーシップ×英語学習プログラムSPIRITUS
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