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英語学習が”スキ”になる! 『スキーマ』とは?
初めまして!!Youth & Co.でインターンをさせていただいております、さくらと申します!
私は、英語がもともと大好きで、高校時代に英検一級を取り、
現在は、早稲田大学の国際教養学部で、英語教育、国際情勢などを中心に勉強しています!!
全ての授業オールイングリッシュの学部で、授業が大変なのですが、日々、充実して過ごしています!!
ところで、みなさん、
「英語が話せるようになりたい!」とか、
「将来は海外で活躍したい」などの思いをお持ちではありませんか??
私は三重県出身で帰国子女でもないですし、英語話者に囲まれて育ったわけでもありません。
しかし、私は、英語オタクの母の教育で、英語を不自由なく話せるようになりました。
そして、その教育はは今の受験英語とは大きく異なるものだったのです。
結果として、大学の入試でも、成功しました!!
では、どうして、私が話せるようになったんでしょう?
そして、どうして既存の英語教育ではうまく話すことができないのでしょうか??
〇日本人には足りない「自分事としての英語表現」〇
私の高校時代の後輩で、英語が大好きで、一生懸命勉強していた、ユメちゃんという子がいました。単語帳を買って何周も繰り返し覚えて、文法問題を解いて、教科書に載っている英文を暗記してと英語学習はがんばっていました。
ある時、オーストラリアからの交換留学生のエマが私たちの学校にきました。私は普通にエマと話すことができたのですが、
ある時、ユメちゃんから少しバツが悪そうに、「エマに伝えたいんですが、茶道部に見学に来ませんか?って英語でなんて言うの?」と聞かれたんです。
・・・・ユメちゃん、一生懸命勉強しているのに、なんでそんなことも言えないんだろう。
高校時代はそこまで深く考えなかったのですが、Youth & Co.で第二言語理論を学んでいくに従って、その理由がわかってきました。
それは・・・第二言語習得の「スキーマ」が関係していたのです。
〇英語上達に必須!「スキーマ」とは??〇
「スキーマ」とは、人それぞれの頭の中にある「ざっくりしたイメージ」のことです。
例えば、チワワや、ゴールデンレトリバーは形は大きく違いますが、みなさんの頭の中に「犬」という「スキーマ」あるので、見た目は違えども、同じ「犬」として理解できるわけです。
そうした、みなさんの趣味から教養まで、一般的に持っている「ざっくりとしたイメージ」のようなものを、
「コンテクスト スキーマ」と呼びます。
英語学習においても、
この「コンテクストスキーマ」を踏まえた学習をすると、
学習効率が上がる、とされています。
逆に言えば、
「コンテクストスキーマ」を無視したコンテンツ学習に入っていたら
英会話ができないわけです。
さて、ユメちゃんの話に戻りましょう。
ユメちゃんの場合は受験対策のための英語学習を行っていたので、
茶道という「スキーマ」にマッチした英語学習ができていなかったのです。
受験勉強のための学習
↓
自分の「スキーマ」に合った英語学習ができていない。
↓
自己表現の力がついていない
↓
留学生と全く話せない。
といったような流れだったのだと思います。
自分のやりたいことと、英語力がチグハグになってしまっていたんですね。
では、そうした、英語学習から抜け出し、英会話力をつけるにはどうしたらいいのでしょうか??
そのヒントは私の小さい頃からしていた英語学習にありました。
〇小一から「スキーマ」を刺激されていたね、私。〇
私が英語が話せるようになったのは、自分の関心のあることを英語で話していたなのからです。 (つまり、自分のスキーマにあった英語学習をしていたということです。)
お母さん、ありがとう。という話ですね。
オンラインの英会話のサービスがなかった頃、毎週ネイティブの英語の先生に電話をかけて声だけで通話するサービスがありました。
その中ではいつも、一週間の内の出来事を話していました。自分の生活を考えて一生懸命説明すると相手も興味をもって質問をしてくれます。それに答えていくことで、自分の興味のある分野は自信をもって英語で話せるようになりました。
そして横では母がずっと耳をそば立てていて、英会話の終わりになると、ソワソワしだし・・・、
「なんでもいいから、最後に興味のあることを質問しなさい!」
と言ってくるのです。
そんなこんなで、「自分が話したいことを徹底的に話す習慣」
をつけたおかげで、英会話は問題なくできるようになりました。
〇成長すると、自分の興味のある分野がはっきりしてくる。〇
高校生になると、自分の興味は、
「他の中高生がどのように過ごしているんだろう?」
とか「他の国の教育ってどうなっているんだろう?」
ということにむきました。
そのため、高校の短期交換留学で2週間オーストラリアにいったのですが、
周りの子が、そこそこに英語を勉強してあとは日本人同士ででつるんで遊んでいる間に、
なぜか私だけ、ホストファミリーと一緒にガッツリ教育談義をしていました。
「オーストラリアの中学生はどうしてみんな働いているの?」
「なんで日本の中高生は勉強ばかりなんだろう」
など、さまざまな自分の興味のある分野でホストファミリーと話したのです。
そして、オーストラリアとの文化の違いや教育観の違いを感じ、すごく楽しかったです。
これでまた、私の教育というスキーマがどんどん活性化いくので、
内容も入ってくる × 英語も話せるようになる
ので、
「興味があることを知る」のための学習
↓
自分の興味がある分野だから、内容が楽しい。
↓
もっと自己表現したくなる
↓
力がつく
↓
もっと興味があることをしゃべりたい!
↓
「興味があることを知る」のための学習
↓
自分の興味がある分野だから、内容が楽しい。
・
・
・
(以下 繰り返し)
のハイパー ポジティブ・ループに突入しました。
そして、そのホストファミリーとは今でも連絡を取り合うほどの仲です。
上記のような二つの経験を通して培った英語コミュニケーション能力こそが、英検一級の取得、早稲田・国際教養への合格の大きな礎になったのです!!
みなさんにとって目標は様々だと思います。必ずしも英検や、大学受験でなくてもいいと思います。ただ、私の経験から、そして第二言語習得の観点から明確に言えること、それは、
それは、『自分の興味のある分野を、英語で話すのが近道』です!!
ぜひ、みなさん自分の興味のある分野から、英語学習を始めて、
自分で英語を喋ってみてください!
〇まとめ〇
みなさんは英語を話す=「まずは受験英語をマスターしてから・・・」と思っていませんか?
私だって、受験英語が完璧、ってわけではありません。
それよりも大切なのは、
「自分の大好きなことを英語で言えるようになる!」
ことではないでしょうか??
なぜなら、そっちの方が、「豊かな英語学習」ができるからです。
さまざまな人と知り合い、自分の興味がある分野について語り、
そして、より高いレベルの大学へいくチャンスだってあります。
「自分のことを自分の言葉で話す」
これを目標にしてみませんか?
私のインターンをしているYouth & Co.は、SPRINTというコミュニティを運営しています。
ここでは、自分の考えや、相手の思いに寄り添い、思考を深めながら、
自分の考えを英語にしてくトレーニングができます。
なので、みなさんの原体験を英語にしていくことができるんです!!ですので、第二言語習得の観点からも、効果があること間違いなしです!!
もし「自分のことを自分で話す」英語に興味を持たれたら、ぜひとも私たちのコミュニティを覗いてみてください!^^最先端の教育学と第二言語習得理論に基づいた、英語学習コミュニティを運営しています!!
気になった方はぜひ、下記の連絡先までご連絡ください^^
本日のライターはさくらでした〜!^^
Youth & Co.
リーダーシップ×英語学習プログラムSPIRITUS
( https://www.spiritus-ync.online)
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