![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48712987/rectangle_large_type_2_caa9b9490524c7a373ef4fc89c90d206.png?width=1200)
私のエイゴ、逆転劇。3人の仲間たち
はじめまして!もっぴーと申します!
私は現在、英語通訳や英語講師、外国人向けツアーガイドなど英語を使った仕事に携わっています。
英語のコミュニケーションに全く困らないので、
帰国子女?外国の学校に通ってた?
と質問されることもよくあります。
・・・ただ、実際は、大学に入るまで英語力はほぼゼロで、センター試験では奇跡の50点をとり(200点満点ですよ!笑)、英語以上に嫌いな教科はない、といっても過言ではありませんでした。
そんな私が、海外滞在経験もない状態で、英語力ゼロから自力で準備し、8か月間の交換留学に選ばれ、そして、英語通訳までできるようなったのです!!
なぜそんなことができたのでしょうか??
さまざまな理由がありますが、
ひとつには・・・
「仲間に恵まれた」
と思います。
留学を後押ししてくれ、時に具体的なアドバイスをくれ、そして留学を笑顔で送り出してくれた人たち。
そんな仲間に囲まれていたからこそ、実現できた留学ですし、今の英語力であると思い、当時の友人には本当に感謝しています。
最近Youth & Co.で 第二言語習得の理論を学ぶにつれ、そうした仲間がどうして大切だったのか、なぜ、自分の英語学習がはかどったのか、がわかってきました!
そんな第二言語習得の考え方に触れつつ、私が本当にお世話になった3人の恩人を紹介したいと思います!!
トファー先生 (直せる範囲で、改善点を教えてくれる人)
みなさんにとって良い先生とはどんな先生でしょう??
様々な要素はあると思いますが、私にとって、「良い先生」は、
「直せる範囲で、改善点を教えてくれる」先生だと思います。
私にとって、大学の授業で出会えたトファー先生には本当にお世話になりました。彼はユーモアがあり、楽しく授業を進めてくれ、ただ、時として英語を厳しく指導されることもありました。
その先生が、何故素晴らしいだったのかは、当時はわからなかったのですが、第二言語習得を学んでいく過程で、なぜその先生が素晴らしかったか、よく分かってきました。
学習者の注意力には限界がある
のです。(Richard Schmidt, 2001)
つまり、英語学習者が最初から、発音、言葉の意味、文法、話の流れなど
全てに注意を払うことは不可能なのです。
そのためいくつかの観点を絞って改善していくことが大切です。
トファー先生はそのことを知ってか知らずか、きちんとフィードバックの量をコントロールできる先生でした。
リーディングの時は、読書課題で皆が理解しているかを適宜確認をし。スピーキングの時には、発音やコミュニケーションの方法を評価して、フィードバックをしてくれました。
そのため、一度の授業で、自分のできなかった点を明確に意識して、次に繋げることができたのです。
結果として、大学の授業を通して大きく英語力を伸ばすことができました!
ともみ先輩(一歩先に進んでいる英語学習者)
このタイプの仲間を持つ意味として、頑張れば届きそうな距離感で、自分のモチベーションを高めてくれることがあげられます。
第二言語習得の理論では、動機付けは主に3種類あり、
「目標設定のモチベーション」
「学習のモチベーション」
「成長実感のモチベーション」
なのだそうです。
振り返ってみれば、ともみ先輩との会話を通して、その三つのモチベーションをフルに刺激されていました🌟
目標設定のモチベーション
留学準備中は英語学習など非常に忙しかったのですが、ともみ先輩とよくお話をさせていただき、留学時の話などを聞きました。
内容としては大抵、
「 先輩、留学、どうだったんですか〜?」
「へぇ〜、素敵!」
「私もがんばります!!」
みたいな会話を永遠にしていました(笑) この会話のおかげで、「留学したら何をしよう」とか、「こんなふうに交換留学ではすごしたい!」などの明確なイメージが生まれ、頑張ることができました。
「学習のモチベーション」
とはいえ、テスト試験、特に四技能試験となると厳しいもの。そもそも、センター試験の結果が壊滅的だった私にとって、英語をどう勉強したら良いか全くわかっていませんでした。
そこで、ともみ先輩からは、
「どの教材を」「どのくらい」「どういうふうに」学習したかを事細かに聞きました。
そして、聞いた上で、取り入れられるものは取り入れ、勉強し、わからなかったところを質問などしていたのです。
その結果、「先輩がこのタイミングでこれをやってたなら、間違いない!!」
と思えるようになり、常にモチベーションが高い状態で学習に取り組むことができたのです。
「成長実感のモチベーション」
そして、頑張った末に、時たまご飯にいって、学習状況などを先輩に伝えると、
「いいじゃん!」と一緒に喜んでくださいました。
先輩に褒めてもらえた!!進んでいる!!
そんなこんなで、ともみ先輩は自分のモチベーションを刺激し続けてくれたのでした。
あっこちゃん (切磋琢磨しあえる友人)
英語を上達させるには、同じ目標をもち、自分と似たようなレベルにいる仲間がいることはすごく大切だと思います。
当然、ネイティヴだけの環境に身を置いたり、TED talkなどの英語プレゼンテーションなどに親しむことも良いのですが、
・・・第二言語の観点からすると、
学習者は一歩先のレベルの英語しか、吸収できない。(Krashen, 1982)
ですから、英語を国内で学習している過程で、周りのレベルをあまりにも引き上げすぎると、「そもそも習得できない」という結果になると同時に、
「自分はできない・・・」と自信を無くし、継続することが難しくなってしまいます。
自信を持ったまま、継続して英語力をあげていく方法として、自分と同じ/または近しいレベルの学習者と学ぶことが大切です!
私の場合は、一緒に同期で交換留学のために勉強していた、あっこちゃんがいました。
彼女はアメリカ、私はカナダ、と共に北米組だったこともあり意気投合!
夏休み期間中に開講された交換留学生必修のIELTS対策授業ではグループワークを通して、一緒に準備期間を過ごしました。
この授業に参加できるのは交換留学の試験に受かった、やる気のある学生20名のみ。
つまり、自分と似た英語力や思いを持つ人たちが集まっていたのでした。
そんなやる気にあふれる彼らと4技能全てをグループワークで鍛えたのですから、めちゃめちゃいい刺激をもらいまくり。
英語力向上に繋がりました!
特に仲の良かった、あっこちゃんとのスピーキングの時間は緊張せずに話せたので、
チャンス!
とばかりに、周りの人の使っているフレーズや、覚えたばかりの表現や文法を練習しました!(笑)
あっこちゃんありがとう!
そんな充実した準備期間のおかげで、自信を持ってカナダにいくことができました!!
前向きな気持ちで英語学習ができたので、カナダでの交換留学は本当に楽しかったです!
そして、留学生活も終わり、日本に帰国するころには
「めっちゃ英語が上達したね!」
と周りから言ってもらえるようにまでなりました!!!
さいごに
私は、このような本当に素敵な仲間に恵まれて、留学をし、世界を広げることができました。
そして、今私が学んでいる第二言語習得の観点からみても、
この3人と出会えたことは本当に奇跡だったと思います!!!
今、英語学習がうまく進まずに悩んでいるなら、誰か一緒に進んでくれる仲間を見つけることをおすすめします!!
末筆にはなりますが、私がインターンをしている、Youth & Co.では完全オンラインの英語学習コミュニティを運営しています!!^^ここの参加者の方々は本当に意欲が高く、いつも刺激をいただきます!!
もしもなんらかのきっかけやチャンスが欲しいなら、ぜひとも飛び込んでみてはいかがでしょうか!?!?
後書き
このNOTEを見て、私も英語の勉強を改めて頑張ろうかな、と少しでも思っていただけたら飛び上がって喜びます。数年前までは、私は英語ができるのは一部の優秀な人だけだと思っていました。しかし、周りの人の助けを得て、ここまで成長することができました。
みなさんにもチャンスがある、と信じています。
ためらわずに、周りにいる人たちに助けを借りながら、そのチャンスをつかみ取ってください!
参考文献:(2014年)「言語はどの様に学ばれるのか」ほか
Youth & Co.
リーダーシップ×英語学習プログラムSPIRITUS
( https://www.spiritus-ync.online)
FB: https://www.facebook.com/Youth-Co-115389670010086
Twitter(代表: 山本): https://twitter.com/taka_madison
E-mail: info@youthco.llc