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大学生が考える:どうすれば若者は政治に興味を持つのか?

こんにちは、ナミです。私は前に「なぜ日本の若者は政治に興味を持たないのか」というオピニオンを書きました。様々な反響があり、書いた事に共感した人は多かったと思います。ただ書き終わった後に考えていたのが、若者が政治に興味を持たない様々な理由が明確になった今、「何をすれば若者の投票率は上がるのか?」です。それで今回は高校生の私が自分なりに若者の投票率を上げる解決策を考えて、書いてみました。このオピニオンを一つの意見として読んでもらえば幸いです。また、他の方法を思い付いたら、是非コメントしてください。

どうすれば若者は政治に興味を持つのか:

・若者に寄り添った政策の提案
・気軽に政治について話せる環境づくり(オンライン)
・自分の意見を発言しやすい環境づくり
・芸能人が投票を呼びかける
など

政治家はもっと若者に寄り添うべき

やはり、若者が政治に興味を持つためには政治家が若者に寄り添う必要があると思います。政治家には「若者も有権者」と有権者に中に若者も含まれているとという意識を持って欲しいです。もちろん若者の投票率が低い事は誰もが知っています。しかし、若者の投票率が低いから、私達の事を無視していいという事でもありません。逆に、政治家が若者に影響する政策などを提示しないからこそ、若者が政治に興味を持たない場合もあります。未来は若い世代が担わないといけないので、若者の事を意識し、政策などでもっと寄り添う事で、政治や選挙に関心を持つ人が増えると思います。

また個人的な経験から言うと、政策やマニフェストなどを読んでいる時に、複雑な用語が使われたり、読みにくいと興味や読む気を一気に無くします。これに関しては少しビジュアル系に力を入れたり、誰でも分かりやすい言葉を使用するだけで、この問題を多少解消できると思います。ただ、「政治って自分に関係ない」と思っている(思わされている)若者がいるのが残念でなりません。それでは「政治に興味を持て」と言ってても無理があります。根本的に政策の議論に若者の視点も入れないと、このままでは日本の将来はよくなりません。

政治に興味を持てる環境を整える(オンライン)

SNSを通じて政治家が自分の活動や政策をより簡単に発信できるようになり、有権者と交流する機会が増えたのは良い事だと思います。SNSだと若者の目にも触れやすいので、そこから政治に興味を持った人もいると思います。ただ、最近では政治家の炎上書き込みが目立ったり、オンラインで政治家と有権者の距離が近すぎてカルトに見えてくるなど、利用する上で気を付ける点は沢山あります。また、度々の政治家の炎上で有権者が政治から遠ざかったり、マイナスなイメージを持ってしまう恐れがあります。

政治家との交流は大切ですが、それと同時に政策を自由に議論・提案できる環境を整える事も必要です。個人的にはツイッターはあまり政治的な事を議論できる場ではないと思います(字数の問題だったり、あまり相手の意見を理解出来なかったり、など)。こんな中私がオススメしているのプラットフォームはPoliPoliです。政策を提案したり、応援したり、また政治家と会うことなどができる政治プラットフォームです。このように政治家と簡単に交流できたり、政治について気軽に話せるプラットフォームが増え、有権者も政治家を動かせる自分達の力にもっと気づけば、政治に興味を持つ人が増える可能性は大いにあります。

自分の経験:私もツイッターで選挙候補者の政策をより多くの人に知ってもらう為に色々情報収集していますが、たまに過去の候補者の少しヤバいツイートを見て引くときもあります。SNSで有権者との距離も近くなり、選挙活動に役立つ一方で、一歩間違えれば政治生命が終わる可能性もあるので、くれぐれも気をつけて使用して欲しいです。また、ツイッターで政治を議論しても、そもそも論点がズレていたり、自分の意図が伝わりにくい時もありました。もう少し建設的な議論できるプラットフォームが増えれば、政治に対して持っている苦手な意識を変えることは可能だと思っています。

自分の意見を発言しやすい環境づくり(学校)

選挙で投票する事は自分の意思表示です。自分が一番いいと思った人に投票する、それが選挙です。こんなに簡単なものなのに、何故選挙で投票する若者は少ないんでしょう?問題の一部は日本の教育システムにあると考えています。個人的な経験や友人の体験談によると、授業では主に試験に必要な内容を教える事に集中しています。別にこれはいいのですが、議論をしたり、自由に意見をいう授業や環境は学校で設けられていますか?誰もが自分の意見を持っているはずです。しかし、周りの目や言う事を気にしたり、そもそも議論や自分の意見を自由に言える環境が無ければ、どうでしょう?自分の意見を言い難くなりますよね。この影響で自分の意見はあるものの、意思表示が出来ない人、またはどうすればいいか分からない人がいる。これが若者の投票率の低さの一つの原因だと思います。

ではどうすれば良いのか?個人的には教育システムの改革が必要だと思いますが、これは時間がかかります。ですが今は、「人の意見を尊重する」ことを生徒に教えるのが大切だと思います。仲間意識が高い日本では「みんなと同じ意見じゃないといけない」というプレッシャーはあると思います。また、議論している話題について全てを知っていないと議論に参加しにくいと考える人もいると思います。ですが、他の人と違う考えでも、的外れな意見でも発言してもいいんです。大切なのは、他の人が思う正しい事を言うのではなく、自分の意見を言えるかどうかです。ただ、周りも違う人の考え方を無視するのではなく、一つの意見として尊重する義務があると思います。そうする事によって、少し自分の意見を発言しやすい環境になると思います。

自分の経験:海外の学校に通っていた経験から言うと、授業中に自分の意見を求められた場合、誰もが躊躇いもなく発言ができていました。また、同級生が休み時間中に様々な話題について議論しているのをよく聞いていました(トランプ、ブレグジットの影響、最低賃金の引き上げについて、など)。海外では常に自分の意見を持っていないといけないので、私は自分の意見を言うのには慣れています。また、日本と海外の文化の違いもある一方で、根本的に自分の意見を言わないと損すると私は思っています。

芸能人・アイドルなど影響力を持つ人に投票を呼びかけてもらう

日本の芸能界では政治を語るのはタブーだと誰もが知っていますが、海外ではどうでしょう?去年のアメリカ大統領選挙の際には多くのセレブが投票を呼びかけていました。海外のセレブは様々な社会問題に関しては自分の意見を持っており、中立だったり、政治や社会問題について話さない人はあまりいません。セレブがSNSなどで自分の影響力を使い、自身の意見を言うことによって、世の関心は高まり、それに影響されて社会問題・政治に初めて触れたり、関心を持つ人が増えています。

ただ、去年の東京都知事選挙では何人かの芸能人が投票を呼びかけていて、良い意味で驚きました。こういう芸能人のツイートは、情報番組や政治家の発言や情報も届かない有権者に投票を呼びかける事ができ、非常にいいと思います。シンプルに「OO月OO日にOOO選挙があります。候補者の事をよく調べて、投票に行きましょう!」的なツイートをする事で、もっと多くの人に選挙や政治の事を知ってもらえると思っています。また、このような呼びかけをする事で選挙への関心を集めて、また世間からの好感度が上がるので、win-winで悪い話ではないと芸能界のことを知らない私は考えています。欲を言えば、影響力のあるアイドルの方に呼びかけてもらうと、選挙の情報が若い人に届きやすいと思っています。一度に多くの方が呼びかける事によって、話題性は高くなりますし、呼びかける芸能人の負担も減ります(数人だけで呼びかけると、メディアにしつこく追求されそうなので)。もちろん、芸能界の事について全く知りませんが、中立な立場で投票を呼びかける事はなんとなく出来そうな感じがします。私には芸能界を動かす力はどこにもありませんが、影響力がある方に呼びかけてほしいと思っています。

最後に:

最近は大学で思った以上に忙しい状態で書く暇が中々ありませんでした。恐らくこの状態がずっと続くので、note更新の回数は確実に減りますが、その代わりにもう少し内容が濃いトピックについて書きたいと思っています。誤字脱字があると思いますが、それでも読んでいただけたら幸いです。

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