第100回箱根駅伝往路〜観戦記〜

 ついにやってきた箱根駅伝!まずは開催していただき、ありがとうございます。いろんな意見が上がっていたと思いますが、間違いなく、その走る姿から何かを感じた人が多かったと思います。監督や選手、関係者のみなさま、まずは往路お疲れさまでした!
 今回、第100回箱根駅伝の観戦記を書きますが、私の推し大学は青山学院、早稲田、東京農業です!

「レース前」
 テレビでも、SNSでも、雑誌でも、何を見ても優勝予想は駒澤大学。それも無理なく、2022年の出雲、全日本、箱根、そして2023年の出雲、全日本と学生駅伝5連勝してるんだからそりゃそうだということです。
 ただ、私の最推し、青山学院大学には1つのジンクスがあるのです。初優勝した2015年以降、負けた次の年は必ず勝っているのです。これは悔しさが原動力となっていると思いますが、私はこれをかすかに信じていました。

「1区」
 さっそく駒澤劇場でした。駒澤大学のハーフマラソン学生日本記録を持つ篠原倖太朗選手が区間賞で駒澤が1位。2位以降、後半追い上げてきた中堅校、シード狙いの大学が好スタートを切りました。そして、青山学院大学1区の荒巻選手も途中まで先頭集団につき、9位で襷リレー。この粘りが…!笑

「2区」
 エース区間である2区。2区も駒澤大学の主将・鈴木芽吹選手が快調に飛ばします。各大学のエースがエースの走りでチームを前へ押し上げる姿はやっぱりハイライトになります。なかでも、東京農業大学の並木寧音選手がさすがの走りで10年ぶり出場のチームを6位へ!早稲田も早稲田記録樹立!そして何と言っても東洋大学の梅崎蓮選手!さすが東洋というような走りでした。
そして、青山学院大学。2年生黒田朝日選手が会心の走りを見せて区間賞。駒澤大学に迫りました。

「3区」
 ついに…!青山学院大学が久しぶりの首位に立ちました!3年生太田蒼生選手が留学生の持つ区間記録に迫る走りで圧巻でした。駒澤のエース佐藤圭汰選手も歴代に残る記録で走りました。心を揺さぶるレースでした。

「4区」
 青山学院大学4年生の佐藤一世選手がリードを一気に広げました。かなり往路優勝が現実的になってきたと思います。寒い中雨も降るというなかなかきついレースでした。そして、東洋大学エースの松山和希選手が復活の区間2位!誰もが見惚れるような走りでした!

「5区」
山登りの5区。登って登ってたまに下ってまた登るを20キロ以上やるなんてそれがまずすごすぎますよね。ここで激走した選手が「山の神」として伝え継がれます。今年は城西大学山本唯翔選手が山の妖精として区間記録更新しました。そして青山学院大学往路優勝!強いぞ!勝ったぞ!覆したぞ!
大東文化大学の菊池選手と法政大学の細迫選手が2人で支え合いながら好記録で走り切り、ゴール後熱く抱き合っていたのも印象的です。

 「やってみなきゃわからない」これを示したのが今年の青山学院大学でしょう。まだまだ勝負は終わらない。復路の戦いに注目です。
 そして、選手のみなさまが無事に全員走り切れますように。


長文になりましたが、最後までお目を通していただき、ありがとうございました!
何かに夢中になれる毎日、生きててよかった!と思える日々を過ごしましょうね!

それではまた、どこかで。