フランス料理で最も大切なこと
いつも閲覧頂きありがとうございます。
フランス料理のフルコースで大事なこと、それは繊細さと華やかさです。
1枚の白い皿に魂を宿らせる
ひとつの料理を仕込むのに、3日かけたり原価を惜しまずにかけたりして1枚の白い皿に芸術的に盛り付ける為に、丁寧に作りあげていきます。
ひとつの料理には手間暇かけたものが多く、使用する食材もいくつも使い、様々な組み合わせをします。
ひとつの食材単体の料理もありますが、素材の味を引き出すにはその手法が良い場合もあります。
ですが、複数の食材を使用して少し原価も時間もかけて作りだす。
当然ですが、ひとつひとつの食材は一度の仕込みで使い切ることは出来ません。
在庫として残るわけです。
それらの食材を使い切る為に、消費期限があります。
その期限内にまた別の料理を作る。
使いきれず余る食材というと例えば、
根菜などの野菜
量の多い多いマスカルポーネ
クリームチーズ、、、
少量しか使用しない調味料など比較的足の早いものです。
野菜なんかを一気に使い切ろうとすると、皿盛りにした時に凄い量になり、繊細どころではなくなってしまいます。
そうしない為には、きちんと在庫を残し、管理することです。
ただ、上手く使いきれるように期限内で在庫を回して使い切って行くこと。
または、余った食材が廃棄にならない為に
・土台のもの(スポンジケーキやキッシュの台など)
・スープの元(小麦粉とバター、玉ねぎなどの香味野菜を合わせたものなど)
以上のようなストックを作ることもおすすめします。
余ったものも仕込んでおくことが出来れば、最低でも1週間〜10日は冷蔵保存または真空状態にして2週間冷凍保存も可能になります。
そうして、1枚のお皿に芸術的に繊細に盛り付けできるようにする為に手間暇かけていくことで食べ手が見ても美味しい、食べても美味しいと喜んでいただくということに繋がってきます。
食材の見極め
料理人たるもの、使う食材に対して鮮度の目利きはとても大切です。
鮮度が良いもの、悪いもので仕上がりが当然変わってきます。
野菜、鮮魚、精肉.......
スーパーや販売店に売られているものは売れ残ったり売れなかったりしたものは翌日に繰り越され販売されることが多いです。
出張シェフサービスでは、シェフ自ら市場や契約農家さんや漁師さんのところへ直接出向き、採れたての食材を仕入れてお客様の元へその食材をお持ちし、調理して提供します。
そして、その調理した料理を1枚の白い皿に芸術的に盛り付け、提供します。
その芸術的に出来るよう、情熱を注ぎこみ、愛情も加えて最高のものに作り上げてお客様、ご利用者様の一生の思い出になるようサービス致します。
繊細に盛り付けする
ひと皿ずつ個々に盛り付けするのと、ブッフェ形式で大皿盛りで盛り付けするのとでは違いがあります。
が、量が多かったり少なかったりするだけで、あまり変わらないのです。
下拵えの重要性
ですが、個々に盛り付けする方がより量も少なく、使う材料、アイテムは多くなりますがより華やかにすることができます。
アイテムが増える、使用する食材が増えてくると仕込みや下拵えする時間も増えてきます。
ひと皿ひと皿、使用する食材が被らないようにするためにひとつひとつの食材でしっかりと作りこむことが大切です。
良く、ひとつの料理を作りあげるのに3日かかるということがあります。
食べるのは一瞬でも、1枚の白いプレート、皿に綺麗に盛り付けするために時間をかけていくことでより丁寧な仕事をすることができます。
大皿で盛り付けしても、「繊細に」はだいぶ劣るかと思いますが、綺麗に華やかにはすることができます。
どちらにしても、目でも心でも気持ちでも満足出来るサービスに出来るのが、フランス料理です。
飲食店では仕込みしたものをいくつかストックしておくことが出来ますが、出張シェフサービスでは、食材をそのまま持ち込むことが多く、一から作り上げるのでお時間を頂きます。
提供まで2時間と、提供開始から撤収まで2時間の合計4時間でサービス致します。
メインで提供する精肉や鮮魚を下拵え、野菜は飾りのものや生食出来るものであれば仕込みにかける時間を割くことができます。
出張シェフのご依頼
1枚の白いお皿に芸術的に目でも心にも優しく美味しい一流フランス料理の提供は以下よりお申し込み頂けます。
お皿やカトラリーの有無、食材へのこだわり、アレルギーや思い入れの強い食材など、当日のご訪問まで、1ヶ月細かくヒアリング致します。
また、お子様メニューやお年寄りの方向けのメニューまで幅広い年齢層に渡り、ご用意可能なのでお気軽にメール頂けます。
当日、不備がないように1ヶ月前より、細かくヒアリングさせて頂きます。
お客様のご自宅にないものは全てこちらでご用意致します。
お客様にとって、最高の思い出を提供させて頂きます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?