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金沢用水歩き30(矢木用水編)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約55本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り25!!!


今回の矢木用水は新しめの住宅街の中を通っていくのですが、住宅街にしては多めの水量の用水が通っていく。推測するに住宅街が立ち並ぶ前はこの場所に田んぼが並んでいて、住宅街は一斉に開発されたのではなく、徐々に建ち並んだおかげでこの用水は無くならずに残っているのではないかと思う。

立ち上がりがある板。市販で売っているのか、それとも住人がDIYしたのか。
どうなのだろう。。。それにしてもここの地区は街中のように用水に私有橋をかけるのではなく、板を置いて用水の上を移動している。そんなに用水の幅もないので
橋をかける必要もないのだろう。

塞がれた排水路。かつては用水の水が流れ込んでいたのだろうか。

歩道の下が抜けていて水が歩道の下に吸い込まれていき、

横にもう一つ流れている用水に滝のように落ちていく。この地点、何か見覚えがあると思ったら、前回行った用水でした!!!何かRPGのセーブポイントから続きを始めたみたいだった。または点と点が頭の中で繋がり、かけていた地図のピースが埋まっていく感覚みたいで、街散歩は頭の中にある穴のあいた地図に情報を足していくことなのではないか。同じ場所でも注目する場所(違う用水)が違うと気づかないものである。


暗渠の印が曲がっていく。地面の中で用水はどう曲がっていくのだろうか。

バス停の前の暗渠。もういっそのこと開渠にして夏の暑いは冷たい用水の水に足を浸しながらバスを待れば良いのに。



板が切り欠かれて、雨樋の水が流れ込むようになっている。
このような細やかな所作のある風景は大切である。



直角に分流に流れ込む用水。水流でコンクリートは崩れていかないのだろうか。
何百年後、何千年後にはこのコンクリートも削りとられ、この分流に流れていく場所も緩やかなカーブを描くことになるのだろうか。

ツタの壁画。。。

Y字!!なぜ、こんな分け方をしなければいけなかったのだろうか笑

かと思いきや、三又でした!!!

滝のような用水。少ししか落差がないのにものすごい勢いである。

ここまで読んで頂きありがとうございました。                他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
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