勉強が苦手な息子が一人で宿題をするまで2
1始まりはテスト
2とりあえず復習を
3何をやっても
4全てを変える
51冊の本
6信じるものは救われる
7母のエゴ
8空白の4ヶ月
9臨時休校
10本当に大切なこと
これは、勉強が苦手な息子と塾講師の母の「ベンキョウ」との戦闘ログ。
ベンキョウが苦手で、テストも成績もイマイチの息子が、2年後には、一人で宿題ができるようになりました。(涙)
それまでのドタバタの毎日のお話です。
2とりあえず復習を
家庭学習を開始したのは、息子が小1の1月。
私は、夕食の用意もそこそこに、
ダイニングテーブルに国語の教科書を広げました。
今習っている単元に出てくるカタカナをノートに書き出しました。
シャツ、アイロン、ヨット
これを何回か書いて練習するという
勉強の王道スタイルを実行。
2、3回練習すれば覚えるだろう
なんの根拠もなく、そんな予想をしていました。
ところが、
4回やっても、5回やっても、
息子はカタカナを覚えません。
不安は焦りに変わり、
焦りは苛立ちとなって息子に向かいました。
6回、7回・・・
続けていくうちになんとカタカナが書けるようになりました。
ほっとしたのも束の間。
すぐに次の単元が始まり、テストが迫ってきます。
また、国語の教科書を開き、カタカナを書き出し、
息子に何回も書かせました。
覚えては、テスト。覚えては、テスト。
「これが【いたちごっこ】ってことかぁ」
そんなある日、
決定的な事に、気がつきました。
あれだけ勉強したカタカナを、
テストが終わった後にはすっかり忘れている事に。