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着付け教室 復習の仕方

着付けに限った話ではありませんが、
何か新しい事を習得しようとする時はやはり
復習は必須です。

先生と一緒になら出来たのに、
ひとりになったら何故か出来ない。

ガッカリしてしまう瞬間です。
でもこのガッカリは次の一手につながる
大切なきっかけでもあります。
どこまでは理解出来てるのか。
どこが曖昧なのか。
漠然としたまま次に進んだところで、
グラグラの土台の上に積み木を積むようなもの。
ガッカリこそ、
次のお稽古で先生に見てもらいましょう。

ところで着付けの練習となると
一度部屋を片付けて、きものを出して、
着ているものを一度脱いで…。
まあまあ、時間を取られます。
あ、ちょっとやろうかな、とはいかず、
つい億劫に思えて後回しに。
そして前日になって
そういや、練習出来てないのに
明日は次のお稽古だ…。
後ろめたくなって楽しみな気持ちが
ちょっと削がれてしまう…。

これでは楽しくありません。

練習できない時は、
頭の中で振り返るのです。
ざっとではありません。丁寧に、です。
きものの準備から、紐一本の取り方まで。
丁寧に頭の中でなぞっていると、
記憶が曖昧なのところでは
やっぱりイメージも曖昧になります。
冷静に「なぜ」そうするのかという
動きの意味に気付ける瞬間もあります。
(そう、私達がすることには必ず意味がある)

丁寧な練習が出来ないから無理だ!と
諦めるのではなく
背伸びせずとも出来る復習を細く長く続ける。

完璧を求めすぎず、歩みを止めず、
何より楽しいの気持ちを忘れずに。

大人の学びはこうありたいものですね。

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