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2025/1/25
2025/1/25
この日はClariSのオタクにとって忘れられない1日となったであろう。
ClariSの3rd Seasonがこの日をもって開幕となった訳だが、
その姿は我々に大きな衝撃を与えた。
今回はそんな衝撃の1日となった「2025/1/25」を主題に、
noteを書き進めていけたらと思う。
1. 2024/9/7 リスアニ2025 ClariS出演決定
2024年9月1日の
「ClariSのカレンさんが2024年秋の”Via Fortuna”ツアーをもって卒業する」
というあまりにも衝撃的すぎる発表があって1週間足らず。。。
心の整理が全く付いていないこのタイミングで、ClariS公式からこんな発表があった。。
日本武道館にて開催される「リスアニ!LIVE 2025」公演の1月25日(土) SATURDAY STAGEに #ClariS の出演が決定❣️
— ClariS☆スタッフ (@ClariS_Staff) September 7, 2024
🔽チケット最速先行受付
受付期間:2024年9月8日(日)0:00~9月23日(月・祝)23:59
受付URL:https://t.co/47xr6A6RlK
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「2025年1月25日のリスアニ2025にClariSが出演することが決まった」と。
これはつまり、カレンさんにClariS卒業後にClariSとしての出演があるということ。
ClariSの物語はカレンさんが卒業した後もちゃんと続いていくんだということを、
我々に示してくれた。
心の整理がついていない中での発表で手放しには喜べなかったものの、
「ClariSの物語を観れる未来がある」というのは嬉しいことではあった。。。
“ClariSオタクとしての想い"だけならばこれだけで良かったのだが、
僕はClariSだけを応援しているオタクではない。
斉藤朱夏さんのオタクでもある。
何なら斉藤朱夏さんとしてのオタク経歴の方がずっと長いのである。
「今までClariSの話をしていたのに、何でここで斉藤朱夏さんの名前が?🤔」
と思われた方もいるだろう。
”2025/1/25“
実はこの日、僕を待っていたのはClariSのイベントだけでは無かったのである。
2.葛藤の末の決断
この日僕を待っていたもう1つのイベント、それは………
【FC会員限定抽選販売中🎫】#斉藤朱夏 ファンクラブイベント開催!!!!!
— 斉藤朱夏 STAFF (@Shuka_staff) August 30, 2024
お楽しみに❤️🔥👏
2025年1月25日(土)
昼公演 14:30開場/15:15開演
夜公演 18:00開場/18:45開演
会場:NEW PIER HALL
FC会員限定抽選販売中!!!!!
受付は【9/8(日)23:59まで】🏃♂️🏃♀️
■詳細はこちらhttps://t.co/f6k2GQylwb pic.twitter.com/MoDBnQ58Qb
斉藤朱夏ファンクラブイベントを”2025/1/25”に開催するとの発表。。
そう。
推しのイベントが2つ同日に被ったのだ。。。。。
しかもそのイベント開催時間だが、
・リスアニ:16時開演
・斉藤朱夏:15時15分開演(昼)
18時45分開演(夜)
…………
イベントを途中退席するという手段をとらない限り、2つイベントに行くというのは
物理的に不可能であることは明白だった。
ClariSの登場タイミングが事前に分かっていればそれも出来たかもしれないが、
そうでない以上無理な話だった。
よってこの時、僕はどちらを選ぶかの決断を迫られることとなったのである。。
しかも、その決断をわずか1日でしないといけなかった。
というのも、斉藤朱夏FCイベントの抽選締切は9月8日(日)まで。
リスアニ2025の発表があったのは9月7日の夜遅く。。。
よって、実質1日しか考える時間を与えられなかったのだ。。。
時間がない中、本当に悩みに悩んだ。
出来るなら2人ともに会いたかった。
斉藤朱夏さんもClariSもどちらも僕の推しで大切な存在だから。
苦渋の思いではあったが、僕は決断した。
「リスアニ2025に行こう。
クララさんが作る新しいClariSの物語の開幕を見届けよう」
と。
悩みに悩んだ中で決め手となったのは、
斉藤朱夏さんのFCイベントは過去にも参加した。
でも、新しいClariSを観れるのはリスアニライブが最初。
「新しい物語が始まるその瞬間を見届けたい」
この想いを決め手として、僕はClariSを選んだ。
⒊カレンさんの卒業〜2025/1/25
そこからの僕は、新しいClariSのことは考えないようにしていた。
今のClariSは、クララさんとカレンさんの2人で作るClariS、
僕が大好きになったClariSは、この2人が作るClariSだった。
だからこそ、今いる2人に集中したかったのだ。
そこからはもう夢中というか、後悔をしないよう必死でClariSに向き合っていた。
ClariSからの多量の供給に何とか喰らいつきつつ、僕自身の想いを2人に伝えたくて8枚に及ぶ手紙も書いた。こちらからのメールも出した。
紆余曲折あったが、2024/11/10 カレンさん卒業の大阪公演に何とか参加でき、
カレンさんの卒業を、ClariS Season2の閉幕をこの目で見届けることができた。
後悔がゼロと言うのは嘘になるが、限られた期間の中で自分ができる精一杯のことができた。
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そんな思い出がたくさん詰まった「ClariS Autumn Tour 2024 〜Via Fortuna 〜」を完走した後は、喪失感・燃え尽きた感情、一方でカレンさんとクララさんがライブで見せてくれた光景を忘れたくなくて、毎日ClariSの曲を聴いている日々。
新体制のClariSがどういう風になるのか?クララさん単独でやるのか?新たな相方が登場するのか?
新体制の情報が全く出なかったこともあり、カレンさん卒業以降の僕はどこか定まらない日々を過ごしていた。
そんな感じで過ごしていたら年が明け、気が付けばリスアニライブ2025の開催1週間前となった。
座席が何か良さそうな席だったし、クララさんに2ヶ月ぶりに会える嬉しさもあって開催が待ち遠しい気持ちが大きかった一方、ClariSの情報が全く出ないことでどこか定まらない浮いた気持ちもまたあった。でもそれで良かった。
クララさん1人でやっていくのか、新しい相方と共にやっていくのかで今後のClariSに対する気持ちの作り方というか応援の仕方が変わると思っていたし、「クララさんが作るClariSはどんな形であれ応援したい」と思っていたからこそ、変に気持ちを作りたくなかった。
自分が思っていた形と違ったってなったら落胆してClariSのことを好きじゃなくなるかもしれない。
それが怖かったから、僕は定まらない気持ちでいることを選んだ。
この目で、現地で新しいClariSを観て決めたかった。
そして運命の当日を迎えた。
4.2025/1/25 開演まで
2025/1/25
ずっと心待ちにしていた日がついにやってきた。
この日のために生きてきた。
この日でClariS 第3章が幕を開ける。
1度しかないその瞬間を見届けることが出来るのだから、楽しみにしてないわけが無かった。
ClariS 第3章の開幕を現地で、この目で見届けたかった。
だから、前日からTwitterの TLを開かなかった。
パンフレットも買ったけど開けなかった。
それぐらい徹底的に情報統制していた。
物販での待機中、ClariSではないアーティストの音漏れが聞こえてくるというプチハプニングは起こりつつも開演の時間が迫り、日本武道館に入場。
武道館に入ったのは大学の入学式・卒業式以来。
ライブ目的で入ったのはこれが初めて。
久々に訪れた武道館に高揚感を感じつつ、自分の席へと向かう……
僕の席まだかなぁと思いながら歩いていると漸く自分の席を発見。
そこは………
アリーナほぼ中央の6列目だった。
双眼鏡が基本不要でステージがバッチリ見えるめっっっっっっちゃ良い席だった。
ClariS 第3章の開幕を最高の席で迎えられる。
ClariSのオタクとしてこんなに嬉しいことは無いなと思っていた。
そして、諸々のお知らせ・注意事項を経て、リスアニライブ2025 Day2が開演。
とみおじの安定感あるMCで始まり、さあ最初のアーティストorアイドルは誰だろう?と思い、悠長に構えていたら煙幕が上がり、3人組の女性が登場。
この時、知らない人達が来たなぁと思っていた。ClariSはトリを飾るだろうと思っていた。ClariSの新体制は1人か2人だろうと思っていた。
そう思っていた僕をこの3人が全部ひっくり返してきた。。。
「交わした約束忘れないよ」
この歌詞とメロディーが聴こえた瞬間、自然と大きな声が出た………
いきなり"ClariSの曲"から始まるなんて思ってもいなかったから。
ただ、そこで歌っているのはクララさんと……
あとの2人は知らない女性。。。。
「別のアーティストとのコラボかぁ」とも思っていたが、それにしてはこの3人の衣装がやたら統一感があるような。。。。。
ってか、ClariSって1人か2人なのでは????
そうこうしているうちに、
「いまここで何が起きているの?????」
となり、僕は分からなくなった、。
起きている想定外の数多くの事象に脳はキャパオーバーを起こし、フリーズした。。。
僕もいろんなライブに参加してきたことはある。ただ、ライブでフリーズしたのは初めての経験だった。
横転とか崩れ落ちるとかではなく、理解が追いつかなくてフリーズを起こしてしまったのだ。
そして気が付いたらコネクトが終了。
せっかくの良席だったにも関わらず、コネクトの記憶が全然無い。。
フリーズしてたら終わっていたのだ。。
そしてコネクトが終わり、クララさんが喋り始める。
そこでクララさんの左右にいた謎の女性がClariSの新メンバーであることを告げ、ClariS第3章は3人で進めるということが確定となり、これまた驚愕した。
ClariSが3人になるという想定を全くと言って良いほどしていなかった。
ClariSの新体制は1人か2人、ずっとそう思い込んでいた。
だから『コネクト』が披露された時、"ClariSの曲"をクララさんともう2人の女性が歌ってると認識し、"3人組のClariS"が『コネクト』を歌ってるという認識ができなかったのだ。
そして『ALIVE』→『ナイショの話』と進むうちに現実を僅かながら理解し始め、
『ナイショの話』を踊ってるクララさんがめっちゃかわいいなと思ってたら、
その次にやってきたのが『カラフル』。
ここでようやく、クララさんだけでなくアンナさん・エリーさんのパフォーマンスも観れるようになり、歌詞を噛み締めて聴くことができるようになった。
この『カラフル』個人的にすごく刺さったポイントとして、
「まだ透明な私達は、どんな色にでも染まることができるから夢
叶えよう」
ここのパートをエリーさん・アンナさんが歌ってた所。
ClariS加入して数ヶ月、初登壇の2人がここを歌ってた所にグッとくるものがあった。
(「叶えよう」はクララさん含む3人だったかも?)
とにかく、『カラフル』は3rd season初舞台にふさわしい完璧過ぎる選曲だった。
ここまで4曲を歌い終えた3人のClariS。
クララさんから「新曲を披露します」と言われ、披露された曲名が『Trigger』
『コネクト』や『ALIVE』とはまた違って更に攻めた曲だったなって印象はあるが、
それまでに受けた衝撃があまりに強く、ここの記憶もほぼ残っていない。。。
そして気が付いたらあっという間にClariSのパートが終了。
事前情報ほぼゼロでClariS3章が突然開幕し、
こちらの整理がつく間もなく、ClariSの出番が終了。
時間にして25〜30分はあったはずが、ほんの一瞬で過ぎ去ったような
そんな感覚だった。
5. そしてClariS 3rd Seasonへ
そんな感じであっという間に終わってしまったClariS 3rd Seasonお披露目のライブだったが、「日本武道館という場所でClariS新章が始まる瞬間に立ち会えたという事実」は
僕の25年の人生史の史実に新たに刻まれた、それぐらい重要で思い出に残る出来事となった。これを誇りに思うし、ClariS 3rd Season も全力で応援したいなと思えた。
とはいえ、複雑な感情もあるのは否めない。
僕が最初に大好きになったClariSはクララさんとカレンさんの2人で作るClariSだった。
だから3人のClariSに対する違和感はどうしても持ってしまって。。
各曲の振りをそこまで覚えられていない私でも分かるぐらい、明確に変わった振り。
今まで沢山聴いてきたのと印象が大きく変わった楽曲たち。
カレンさんが卒業してから色々と変化はあった。
それでも楽曲の印象は、僕の記憶に残っている光景は2025年のその日までずっと、クララさんとカレンさんの2人が作るものだった。
あのVia Fortunaでの光景を永遠に忘れてはいけない、そう思ってずっと聴いてきた。
その形が大きく変わったことに違和感を持たないというのは無理があり、あの時間だけで変化を完全に受け入れるというのは無理があった。
でもそれは、変化を拒んでるとか新しいClariSを受け入れたくないとかそんな話では決して無い。むしろ、新しくなったClariSがこれから見せてくれる景色に対してワクワクする気持ちもある。再結成2ヶ月足らずとはとても思えない完成度の高いライブを見せてくれたClariSの今後が楽しみでしかない。ライブ披露後のインタビューでクララさんが言った「エリーとアンナの2人となら絶対ClariSをやっていけると思った」ということばを聞いて、この人達と一緒に歩んでいきたいなと思えた。
このことばを聞いてふと思い出したのが、クララさんから12月31日に送られたメール。
その中で新しいClariSに対する言及があり、
・新しいClariSを作っているこの過程がとても楽しい
・14年続いてきたClariSの形が変わることを簡単に受け入れられるとは思ってない
・それでもみんなを悲しませることはしない
・新しい形のClariSが応援したいと思ってもらえたら嬉しい
こんな感じの内容が書かれていた(あと何気に🎀も挟んでた)。
このメールを受けてのクララさんのことばを聴いたら、クララさん推しとしては
新しいClariSを応援しない訳にはいかないなって気持ちになった。
この2025/1/25に起きた出来事に対し、僕の中ではまだ全然整理が付いていない。
カレンさんとクララさんの2人が魅せてくれた景色を決して忘れたくは無いし、
3人のClariSに対する違和感が消えるのは先のことだろう。
それでも、新たに始まったClariSを心から応援したいという気持ちは本心であり、
今後が非常に楽しみだと強く思っている。
それでは、新たに始まったClariSの道も幸せで満たされた道であることを願い、
筆をおくこととする。