エピソード6 ~美人になったやろ~
ワタシの写真の目、ピカッと輝いてるやろ?
まあカメラのお陰やけど、そこまで考えて撮影した訳ではないのにサザンクロスが瞬いてて、カァが、「この子は中々のベッピンやな!私の宝石のスターサファイアのサザンクロスに負けない位やわ」と好く言うてたよ~
だからカァは仕事の名前を「耀星」と決めたみたい。
かがやく星と変換すれば出るよ。
それに最初にカァの家に来た頃と違い、ワタシって凛として尚且つ貫禄も品位もあると思わない?
自画自賛してしもた~犬のくせに~
ワタシがトリミングに行った日は、カァは思い出した様に写真を撮りたがるけど、ワタシもカァの意図が分かるので不安な表情はしなくなり、「じっとしいや~」と言われると動かずポーズも決める様になったよ~
カァ 「確かに写真のフラッシュのお陰でキラキラ瞳を見て仕事の名前を「耀星」と決めた面もあります。発想がどこから生まれるのかは、以外にもメグミちゃんからだったとは!
この子と暮らしてから外出の時は後ろ髪引かれるけど帰宅は楽しみになりました。早く帰ってあげたいので寄り道せずに急いで帰る様になったのでアフターに行く事も減ったお陰で減量にもなったと言う良いスパイラル。
今迄、そこそこワンコは飼ったけど年齢を重ねる毎に人生観が変わり、若い頃には無かった感性が生まれて来ました。
ワンコにも思い入れの形や情の深さがどんどん生まれ、前の子たちよりも、このメグには特に深い情愛を示したと言えます。
以前の子たちは旅行の回数や帰りが遅い事が多かったので、今となっては可哀想な思いをさせたなと思います。
2匹だったので一泊位なら家に置いて行くので帰宅すると「ヒュンヒュン」と言うて尻尾振りまくり迎えてくれるけど、部屋を見て「あーっ」と言うとクロスは破られ籐の椅子はいつも噛まれていました。
でもメグはぐっと我慢する子でオイタはしない。
一人っ子で特別チビなので出来るだけ一緒に居てやらないと不憫と思ってしまいます」