エピソード8 ~大きいワンコとも仲良しになったよ~
カァの友人宅には大きなワンコが2匹も居るよ。
「オールドイングリッシュシープドッグ」って言うてまあまあの大型犬やで。一緒に写ってる拓くんはワタシのこと可愛がってくれるよ~
この家にワタシが初めて行った時、珍しいのかテリトリー意識なのかマウントなのか、きっとワタシが可愛いチビだからオモチャだと思ったのかな?(笑)
ワタシは囲まれて怖くて震えて隅で縮こまってたわ~
カァが直ぐにワタシを抱っこしてテーブルの上に乗せてくれたけど、あの子らはずっとワタシのこと気にしてたな~ まあ最初の挨拶という感じかも。
だから、この子らとは次にはもう仲良くなったし、カァが「メ~ちゃん、
散歩行こか~ 今日は、ル~ちゃんとラ~ちゃんも一緒やで~」と聞くなり
一目散に部屋から出てエレベーター前まで先に行くよ~
「カァちゃん、早よ早よ!もうエレベーターの前で待ってるよ~」って
感じ。
外へ出て、あの子らがこっちへ来る姿が見えると嬉しくて尻尾をピョンピョンさせたわ~
ワタシは落ち着きのない面があったので、カァによく「落ち着き!」と言われたよ~ 直ぐにお座りしてじっとしたな~
カァが「じっとしてお利口さんやね」と言うてくれる。
「じっとしぃ」という言葉も覚えたし、どんどん覚えていくワタシ。
カァ「あの時の情景は忘れられへんよ。 震えてるメ~ちゃん、可愛かった(笑) あっゴメンゴメン、アンタはそれどころではなかったよな。
処でホンマにメ~ちゃんは言葉をよく覚えてくれるので驚き。
世間では躾とか言うフレーズ聞くけど、この子にはオシッコ以外躾してないですよ。
会話する毎に言葉をよく聞き分けてくれるので、この子は特によく出来る子。
そう言えば昔、サリ~ちゃんというマルチーズを飼ってたけど、
この子も面白いです。
ある友人宅に行って、そろそろ帰ろうか?と言うと「ワンワン」と喜んだ。
「やっぱりもう少し居ろうか、と言うと悲しそうに「ヒュ~ン」と鳴いた。
犬って会話出来るんやとしみじみ思ったものです」