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[前編] America has gone MAD!:ヘッドラインに見る進歩派リベサヨ思想トレンド
わたしのTwitterでは常々ショッキングな米国ニュースを紹介しているけれども、文字制限もあって日本のフォロワー向けに詳しい解説はできないままのことが多い。
また、わたし自身TLに流れてくる膨大な情報量を処理しきれず、後になって「こんなこともあったのか」と知ることも度々ある。興味深い、馬鹿馬鹿しい、おそろしい、知らせたいニュースは山ほどあるが、とても追いつけないのが現状だ。
昨今のヘッドライン文化とでもいうのか、大胆で衝撃的な見出しに我々は感情をひどく揺さぶられる。メディアのクリック稼ぎに釣られることもあれば、本文を読まない者と不毛な議論になることもある。
しかし同時に、ヘッドラインは進歩派リベラルのメディア関係者が「先導」する思想トレンドを如実に表す場でもある。
今までに何度、「見出し:巨悪ついに窮地!トランプに逮捕状!(本文:…と匿名事情通は予想した)」とか、「見出し:白人至上主義の蔓延——警官が黒人を惨殺!(本文:…容疑者の黒人青年が銃を構えたため警官はやむを得ず発砲、なお警官はヒスパニック)」といったヘッドライン詐欺を見てきたことだろう。
それでも、ヘッドラインを通して書き手の思想はくっきりと透けている。彼らはジャーナリストではなく、ジャーナリストを装った活動家(Journactivist、ジャーナクティヴィストと揶揄される)だからだ。
先日見つけた秀逸なまとめスレッド(わたしのブックマークには無数の価値あるスレッドが紹介されるのを待っている)では、ネットで話題になった各社のショッキングなヘッドライン(一部ポスターなど他媒体あり)と共に「我々がどれだけバカバカしいリベサヨ思想に付き合わされてきたか」を簡潔に振り返っていた。
今回のシリーズでは、同スレッドを参考に、米国社会に押し付けられている進歩派イデオロギーについて解説を加えていく。
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