[1]イーロン・マスクのTwitter買収劇:拍手喝采、阿鼻叫喚、メルトダウンの米国反応まとめ
紆余曲折を経てイーロン・マスクと米国Twitter社が440億ドル(約5兆6000億円)で買収合意。既にツイッターの取締役会によって全会一致で承認されて、買収手続きは年内に完了するとみられている。
買収を巡るタイムラインは、こちらの記事が詳しい。イーロン・マスクの投稿や発言もまとめられている;
フリー・スピーチの信奉者であり、以前からTwitterの偏った検閲やアカウントポリシーに批判的だったイーロン・マスクが同社の改革に乗り出すとあって、リバタリアンやティーパーティ、保守派やトランプ支持者たちはソーシャルメディアの新たな夜明けを喜んだ。
一方で、Twitter社員、メディア関係者、リベラル、サヨク、プログレッシヴ、民主党界隈は阿鼻叫喚の地獄絵図である。社員に転職を促す者、Twitter引退宣言を示唆する者、マスクとヒトラーを絡める者、「民主主義は死んだ」と叫ぶ者など、全く手がつけられない状態だ。
ヒステリックなリベラルの反応は日本の「欧米かぶれサヨク」が共鳴する可能性もある。既に米国リベラルメディアをコピペ報道する日本版ハフポストやクーリエ・ジャポンなどは、連日マスクに批判的な記事を発信しているからだ。
今記事シリーズ[1][2][3]では、一連のTwitter買収騒動に対する米国保守とリベラルサヨクの反応、イーロン・マスクとフォロワーのやり取り、メディアの報道、バイデン政権の対応などをまとめ、米国Twitter上の「天国と地獄が混在」するカオスな空気を伝えてみようと思う。
前代未聞のメガテック企業バイアウトというだけでなく、インターネット史に残るソーシャルメディアの在り方を問う改革。必ず振り返る時が来るだろう。
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