学習効率を最大化!効果的な共同学習を行う4つのポイント✨
こんにちは!
突然ですが、皆さまの職場では学びを
どのようにデザインしていますか?
学びを考えるときには、カリキュラムや学習ツール、時間など
様々なポイントがあります。
そんな中で学習効率を高めるために効果的な
1つの方法が共同学習です。
共同学習は特に近年、
教育業界でも重要視され、様々な取り組みが行われています。
1.共同学習と個別学習
共同学習と聞いてどんな状況をイメージするでしょうか?
1つのタブレットを複数人で見たり。
あるテーマについてディスカッションをしたり。
ペアでロープレをしたり。
こういったシーンが思い浮かぶのではないでしょうか?
その通りこれらは共同学習の1シーンであると思います。
共同学習とは一言で言うと、
「同じ学びを共にすること」だと考えています。
これに対して、1人で自分に合った学習することを
個別学習といいます。
もちろんどちらにもメリット・デメリットはありますが、
職場でのインプット
(業務のための会議室やバックヤードで実施する学習)において
弊社では共同学習を推奨しています。
2.共同学習のメリット
共同学習はなぜ良いと言われるのでしょうか?
それには大きく3つ理由があります。
①異なる視点からの気づきに繋がる
他の参加者の考え方や知識、スキルに触れ、
それを基に自分の考えを検証する事で、
より深い理解や気づきに繋がる
②モチベーションの向上
一人ではなく集団で実施することで、
「ほかの人もやってるから自分も頑張ろう」
「自分も負けない」などといった
学習に対する動機付けや熱意の相乗効果に繋がる。
③団結力の向上
全員で目線を合わせ、一つのゴールに向かうことは、
その構成員の団結力や帰属意識を高め、
チームとして連携や協働につながる。
このような面で
共同学習はインプット・アウトプットにおいて非常に重要です。
しかし、ただ一緒に勉強すればいいわけではありません。
学生時代を思い出してください。
一緒に勉強しようといって公民館に行ったものの、
結局話しながら勉強して、
課題は終わったもののテストの点は上がらなかった・・・。
なんてことがよくあります。
それでは本当の意味での学習効果は期待できませんよね。
3.共同学習をデザインする
ではどうすれば、共同学習として効果を最大化できるのか。
それについて考える際はこれら4つの観点で学習を考えてみてください。
①学習の目的は共に学習する全員の為の
学習であるという共通認識がされている
例)自分はできているからBさんのための時間と
捉えるのではなく、
自分もこの時間で知識のブラッシュアップをするために参加する
*---
②学習の先にある共通の目的が明確にセットされている
例)お店の○○という商品の売り上げを□□%上げるために学習をする
*---
③お互いがwinwinの関係性で協力関係にある
例)ただ一緒に見るだけでなく、
そこに対してお互いに意見を伝え、
良いコミュニケーションについて議論している
*---
④共同学習の価値や効果の理解の促進が
管理者もしくはリーダーから働きかけられている
例)事前にこの勉強会の意義と意識してほしいことを伝えた上で実施し、
事後に共同学習の効果の振り返りがされている
これらを踏まえた上で共同学習をすることで、
その時間がただ”同じ空間で学習する”のではなく、
お互いに意欲や記憶に影響を与え合いながら、
”共に学習する”ことができるようになります。
4.まとめ
いかがでしょうか?
今回は、学習効率を高めるために
効果的な共同学習についてお伝えいたしました✨
共同学習をすることで、
自分自身の気づき、モチベーション、社内の団結力にも繋がっていきます。
漠然と共同学習を始めるのではなく、
ぜひ、事前にお伝えした4つのポイントを確認しながら、
部下の成長のためにも、
共同学習の環境をデザインしてみてください🎵