堤 庸策/Yousaku Tsutsumi/arbol代表/建築家/一級建築士

デジタルノマドアーキテクト、ミニマリスト。 キーワードはデザイン、アート、自然、シン…

堤 庸策/Yousaku Tsutsumi/arbol代表/建築家/一級建築士

デジタルノマドアーキテクト、ミニマリスト。 キーワードはデザイン、アート、自然、シンプル、健康、快適、機能的、オフグリッド、サバイブ、テクノロジー。 世界三大デザイン賞 IF award ゴールド受賞、GOOD DESIGN賞、JCDデザインアワード金賞等、国内外受賞多数。

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オフグリッドビレッジ

    • [architect]House in Itoshima 愛犬と家庭菜園を楽しむ暮らし

      福岡県糸島市に位置するこの家は、美しい海岸線に囲まれた豊かな自然と、古くからの地域文化が融合した住み心地の良い環境が広がっています。 建て主は、海外や様々な場所での生活経験を積み重ねた後、糸島の魅力に心を惹かれ、ここに落ち着くことを決意しました。 設計の依頼の動機は、過去に様々なオープンハウスを見学する中で、arbolのオープンハウスが特に印象に残ったことにあります。そこで、自分たちの好みと建築家の理念に強い共鳴を感じたことが、設計を依頼するきっかけとなりました。 特に、

      • [Renovation]House In Sasayama 通り土間と明暗のリズムがある日本家屋のリノベーション

        篠山の家(兵庫・篠山) house in higashikosa 兵庫県篠山市、山間の田園風景が広がる自然豊かな地にある、農家だったという伝統的な日本家屋をリノベーション。都心から移住した親子3人が暮らしている。 どっしりとした建物の外観はほぼもとのまま。趣きがあるとは言いがたいコンクリートブロック塀は解体した。そのほか、必要最低限なもの以外は撤去し、周囲のおおらかな自然との調和をはかりながら造園を計画している。  内部ではすべてを改修するのではなく、既存の延床面積の半

        • [architect]House in Ohasu アーチと2つの庭の異国情緒が広がる家

          敷地は大阪府東大阪市の中心部から少し離れた寺を中心とする場所で、古い民家や商家が多く残されている地域でもある。今回の敷地は埋蔵文化財包蔵地に該当し、日本の長屋的な住宅が密集している地域であった。 当初施主の要望は明確で、「シンガポールのプラナカン建築の風景」といった異国情緒を住宅に求められており、間取りやファサードにもしっかりとしたイメージを持たれていた。そのため、設計当初はプラナカン建築の要素を取り入れ、施主のイメージするような案からアプローチしていたが、どうも施主が求め

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        • Works
          6本
        • オフグリッド建築家として生きる
          3本
          ¥500
        • 僕の生い立ち
          5本
          ¥500
        • オフグリッドダイアリー
          4本
        • 世界中を10Lのバックパックのみで過ごす建築家
          3本
        • 現役建築家達の日常
          14本

        記事

          [renovation]co hareruya「糀菌が浮遊する洞窟の中の醸成庫」

          姫路城近くの閑静な住宅地に、オープン4年目の移転先となる店舗のファサードデザイン。 店舗では定番商品「糀スムージー」をはじめ糀を使った食品などを主に手作り製造・販売。(完全予約制) co hareruya (コハレルヤ)の由来:「つながる、ともに」を意味する“co”、「賛美、感謝、心を合わせる」の“hareruya”を結びつけ、「ともに、ココロハレルように」という想いが込められている。 新たな店舗のコンセプト 「糀菌が浮遊する洞窟の中の醸成庫」 遥か昔より日本の

          [renovation]co hareruya「糀菌が浮遊する洞窟の中の醸成庫」

          [architect]House in Heguri  グランピング感を楽しむ平屋

          家の設計の始まり。それは、施工主のご家族が増えたことがきっかけであった。「一軒家に暮らしたい」という要望と、「好きな物に囲まれて過ごしたい」というライフスタイルから始まった。シンプルな住まいでありながら、かつ、そこに住む人間によって見える景色や彩りが変わるような住居を希望していた。また、法的な床面積も一般的な広さより小さくなることを前提に家づくりにとりかかった。 敷地の希望は、現在住んでいる場所からあまり離れていなく、駅からの距離や予算的にもちょうどよい住宅地だった。

          [architect]House in Heguri  グランピング感を楽しむ平屋

          [architect]House in Shukugawa

          1.バックグラウンドとして土地のロケーション 立地は兵庫県西宮市。周辺は自然が豊かで古くからの邸宅街が広がる夙川沿岸の閑静なエリア。地価が高く坪単価も比較的高いため、土地が細分化され密集しているエリアも多くみられる。  敷地は、そのような旗竿型のコンパクトな土地であり四方を2階建て隣家に囲まれ、決して条件が良い方ではなかった。しかしながら、クライアントは周辺環境の良さと幼い頃から慣れ親しんだ地域であるという点を重視し、この土地を購入された。 2.依頼のきっかけ 狭

          オフグリッド建築家として生きる(後編)

          第7章 日本の住宅事情 我が国の住宅状況を見てみたいと思います。 まず、大別すると、持ち家か賃貸かに分けることができると思いますが、みなさんはどちら派でしょうか。 実は、全体的な持ち家と賃貸の比率は、40年ほど前からほとんど変わっていません。持ち家が約6割、賃貸が約4割となっています。しかし、20代から40代までの持ち家率は大きく低下しています。 このことには、ライフスタイルの変化が関係しています。「将来のために多額の借金を背負いたくない」「賃貸で暮らす方が、自由で幸

          ¥100〜

          オフグリッド建築家として生きる(後編)

          ¥100〜

          オフグリッド建築家として生きる(中編)

          第3章 旅の気付き 色々な所に旅をしていると、自然という偉大な存在と否応なく、向き合うことになります。それは、人が決して作ることのできないもの。 目の前に広がるマリンブルーの海。歴史が刻み込まれた建物。 そんな場所で、仕事とプライベートを両立できたらという思いで、僕は最初、旅立つことにしました。 日本列島の端から端まで。その土地の歴史や、その土地に感じる人々の温かさや空気感。 大自然の手つかずの森やビーチなどを心おきなくさまよってみます。 地元ならではの個人商店などもつ

          ¥200〜

          オフグリッド建築家として生きる(中編)

          ¥200〜

          オフグリッド建築家として生きる (前編)

          エピローグ 「私には固定の住まいはありません」。 このように言うと、多くの方に驚かれます。 平均2日おきにホッピングしているので、日本全国が私の住まいです。 今までに全都道府県は勿論のこと、日本列島の東西南北の端まで訪れています。 様々なところで出会った人は、定住せずに生活していることにまず驚かれるのですが、仕事道具からワンシーズンの生活用品がすべてこのバックパック一つに納まっていると言うと、さらに驚きを隠せない様子です。   10Lのバックパック一つさえあれば、オール

          ¥200〜

          オフグリッド建築家として生きる (前編)

          ¥200〜

          ついに南海トラフの注意喚起が。 咄嗟にいつでも何処へでも行ける準備をしておくに越した事はありません。 今や4Lの自家製サコッシュで暮らしている僕はそれが日常。

          ついに南海トラフの注意喚起が。 咄嗟にいつでも何処へでも行ける準備をしておくに越した事はありません。 今や4Lの自家製サコッシュで暮らしている僕はそれが日常。

          夏の北半球の暮らしは4Lのサコッシュ(ベースウエイトは1kg前半)のみで拠点無しの世界中をULノマド生活。勿論、機能的で快適を追求! サコッシュはいいのないから自分でデザインしました。

          夏の北半球の暮らしは4Lのサコッシュ(ベースウエイトは1kg前半)のみで拠点無しの世界中をULノマド生活。勿論、機能的で快適を追求! サコッシュはいいのないから自分でデザインしました。

          睡眠の質が劇的に良くなる5大要素 1、自分の身体にあった食 2、寝る前の過ごし方 リラックスする スマホを触らない マインドセット(1日の感謝等) 自分にあった音、光量 3、寝る環境 空間の温熱、空気、周辺環境 4、寝るタイミングとリズム 5、自分にあった寝具

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          iPad mini この2、3ヶ月で使う頻度が劇的に減った。 多分、建築家では勿論、ULノマドワーカーとしてもHow to 本出せる領域になって来た。

          iPad mini この2、3ヶ月で使う頻度が劇的に減った。 多分、建築家では勿論、ULノマドワーカーとしてもHow to 本出せる領域になって来た。

          持ち物が少なすぎて国内外問わず空港の出口で 「スーツケースの受け取り場所はあちらですよ」 言われる。

          持ち物が少なすぎて国内外問わず空港の出口で 「スーツケースの受け取り場所はあちらですよ」 言われる。

          1日の中で僕たちは感覚じゃなくて理屈で判断する事が非常に多い。

          1日の中で僕たちは感覚じゃなくて理屈で判断する事が非常に多い。