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神様の願い 第3話

地球は
銀河連合により
御魂の「成長」を
促す星として誕生した
※参照はコチラ


そして我々
 天之御中主 アメノミナカヌシ
 高御産巣日 タカムスビ
 神産巣日  カミムスビ
は、銀河連合により

地球をその目的に添うよう
創り上げて欲しいと
依頼を受けたのだった






※ここからは高皇産霊尊が語る

我々は地球に降り立った


そこは初めて見る世界だった


樹木が生い茂り
根を張り
地球を生かし
守っておった

「なんて健やかな場所なのだ 
 気持ちの良い 
 エネルギーに満ちた場だ」




我々は
地球を感じるように
見て回ることにした

引力が働くと
聞いていたが
思っていたより
強力だと感じた

「重たい」を
感じたのは
初めてだった 

空に舞い上がるのも
少々バランスを
崩しかけたように思う




今で指す
岡山県、大分県は
引力が弱まる場所があり

休憩するかのように
降り立っては
また見て回ることを
繰り返していた



そうしていると
「夜」だの「朝」だの
地球の自転による
暗闇や明るさを
幾度となく経験した

その度に
樹木が輝きを増し
地球の生命を感じた




光の柱の我々は
慣れた頃合いに個々に分かれ
この島を見て回った





現在の愛知県あたりだろうか
再度我々は集まり話し合った

地球という場の
美しさに魅せられて
お役目を忘れるところだったと
皆で笑いながら
たしか話しておったな

それぐらい綺麗だった





銀河連合からの
制約を思い出していた

通常宇宙の存在は
全ての記憶を
いつでも思い出せる

それがすぐ前のことでも
何億年前のことでも

地球での制約は
たった一つだった

地球で生存する際は
・宇宙の記憶を消失させる
のみ決まっておった




そのため
御魂がどのようにすれば
「成長」できるのか
我々が決めて
いかなければならなった




記憶がない御魂が
地球にきたところで
何もできまい

そこに成長を促すとは
何をすれば良いのだ

この引力の星で
記憶なく過ごすとは
何事だ





我々は
記憶がない時間を
過ごしたことがない

そのため
1つとはいえ
この制約に頭を抱えた





地球の成り立ちである
「成長」は
愛を知ることが
重要となる

記憶のないモノが
愛を知るには
どうするべきか

記憶がないモノに
愛は伝えられまい

そもそも
記憶がないモノが
「成長」とは別に
どのように行動するか
検討がつかん




考慮し
出した結論は

記憶がないモノが
どのように
この地球で生存し

愛を知りながら
成長するのかを
我々は知る必要がある

と至った





そこで
我々とは別の
モノを地球によこし

地球の制約となる
記憶を消した状態で
どのように
愛を知り成長していくのか

見届けることとした











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