神様の願い 第1話
解放感を
味わっていた
前作「私は覚醒した」の
エピローグを書き終えた
そのタイミングだった
※参照はコチラ
気持ちの昂ぶりを
抑えるため
少し休憩をした後は
いつも通り
洗濯物を片付けていた
引き出しを開け
洋服を入れていく
突然
聞いたことのない
声が聞こえた
あなたは
文章が書けるそうだな
そうですが、、、
どちら様でしょうか?
天之御中主神(アメノミナカヌシ)だ
え?
そうこれは
私の頭の中の
会話である
私は覚醒して
シャーマン化していまい
神様からの声が
頭に届く
今までは
神社に行ったり
その思い出にふけっている時に
声が聞こえていたので
話しかけられたことに
緊張した
しかも相手は
アメノミナカヌシ様だ
つい先日
友人3人と
熊本県にある幣立神宮へ
参拝していたことが
功を成したのかもしれない
私>>
あのー
私は文章は書くのですが
プロではないです
物語りをやっと
1作品、初めて
書き終えたばかりです
天>>
問題ない
文章を書くのに
長けておると聞いておるぞ
菅原道真も
ついておるようだ
私>>
それはそうです
先日、こちらに
おいでくださいました
エピローグの文章は
私一人では
書けませんでした
達観した空気感は
守護の存在から
頂いたモノと
思っております
天>>
私たち神は
持っているモノを
最大限にすることはできるが
無いものに力は貸せぬ
お主の心あっての
内容だと見受けるぞ
そんな会話をしていると
アメノミナカヌシ様に
頼みごとをされた
天>>
頼み事があって参った
協力してくれぬか
私>>
私にできること
なのでしょうか?
天>>
そなたに頼みたい
実は世に出ておる
我々の話は真実ではない
正しい話を
世に出してくれぬか
私>>
え?
私がですか?
もちろんやらせて頂くのですが
私は歴史等、過去の物語を
知ることは好きですが
覚えることは間々なりません
もっと適した方が
いらっしゃるのでは
ないでしょうか?
天>>
うむ、物覚えが
得意でないことは
本当のようだな
私の名前も
うろ覚えのようだ 笑
ただそこは重要ではない
幾多にも人間に
この依頼をしてきた
その者たちは
そなたのように
聞こえていた訳
ではなかった
直感、ひらめき、
そのようなモノで
伝えたのだが
教えられた文献が正しいと
間違った内容に
どうしても戻ってゆく
お主のように
知らないことが
得策にもなるのだ
私>>
歴史は苦手意識が
あるのですが、、、
それでしたら
やってみようと思います
その変わりに
私の友人に
歴史が好きな者がおりまして
その友人も交えて
良いでしょうか?
そうでないと
お受けは出来かねます
天>>
それは構わない
私から伝える内容を
そのままを
書き出して欲しい
そこを曲げなければ
どの内容でも良かろう
私>>
わかりました
お受け致します
その変わり
少しお時間を下さい
あまりにも
神様の名前を
私は知らなすぎます
少しお時間いただき
耳馴染むように
神の名を覚えようと思います
感覚的にですが
新しい登場人物も
出てきそうですので
慎重にことを進めたく思います
天>>
わかった
いつでも準備ができ次第
呼んでくれ
そなた方が忘れて
いなくなると
またいつ
適任と思われる存在が
現れるかわからぬ
いつでも良い
ただ忘れないで欲しい
私>>
わかりました
このようにして私は
「神様の願い」
を書くことになった