過去のはなし、ご
(ほんとは、よん、で終わるつもりだったのだけれど、思い出したので書いてみよう)
図書委員会を決める時の話。
前期と後期でわかれていて、この話は後期の話。
私と、もう一人が図書委員会に立候補した。
もう一人の人は、他のクラスの友人と一緒に図書委員をやると約束をしたの
だと言う。
私は前期に引き続き、である。
では、どちらがいいか、多数決で決めましょう。
(どちらが図書委員にふさわしいか、みたいなニュアンスだったような気もするけど、正確には覚えていない。)(そしてなぜ図書委員なのか、みたいな表明もない)
選ばれたのは、もう一人のほう。
相手はいわゆる、派手グループの女子だ。
人気投票にしかほかならない、という認識をしている。
クラスの人は、別段わたしの前期の図書委員の仕事をみていたわけではない。
本が好きなわたしよりも、隣のクラスの一緒に図書委員がやりたい人が選ばれる。
図書委員会ってなんだっけ。
そして、次はクラブ活動の時の話。
小学校6年生。
5年生と4年生は、一緒に班になりたい人のところに列を作ってください。
私の前には、誰も並ばなかった。
そうして、いわゆる問題児のような子が、わたしのところに割り振られた。
そんなことか、みたいないはなしが、降り積もっている。
いまさら、とか、よくそんなこと覚えてるねとか、まあそうなのだけど。
それらの減少に意味を付けているのはわたしだけれど、
そしていまもなお、それを理由にしていることは、根源としていることが、おそらく、ままある。
『どこかの世界で否定されたことが、別の世界で否定されるという証拠にはならない。』
わたしは、せかいを、選べる。