矛盾を超える強きなにか
最近、自分の中で整理された部分、見えてきたこともあり
殴り書きになるが、書いておこうと思う。
世の中の事象、社会、経営には矛盾が存在する。
なぜ矛盾が発生するのか
社会や経営、人には様々な立場や視点、時間軸がある。
殆どの事象は、その複数の側面で見たり考えた時に、それぞれ違うことが
正解になることが多い。
過去、現在、未来においても、未来のために実行すべきことは、現在を蔑ろにしてしまうこともある。環境や社会情勢など特に。
なぜ、戦争や人は衝突するのかを考える機会が増えました。
それぞれの意義主張があり、それぞれの正義がぶつかっていき、正義の反対は、悪となる。悪となった側も自分を正義だと思っているからこそ、相手が悪となり、正義VS正義となるのだろう。
頭では、正しいと多くの人が思う事も、いざ自分が当事者になったら
話が違うと、考えるものである。
人や思想などにおいては、より答えがない事が多いので言及していくのは難しい。
しかし、会社や経営においては、本来会社の目的、責任というのは決まっており、多種多様であるものでもない。
でも、立場や役職によって、変わっていく。
矛盾という言葉で片付けてしまうと、重く問題のような事にも聞こえるが
矛盾という事象は、人である限りなくならない。
共通の答えや、正解というのがあることもある。
もしくは、正解とした事に対して、全力でそれが正解だということを証明しなくてはいけないことも多くある。
スタートアップは、特に既存の状態や事象に対して変革を発生させ
未来において最良な状態にすることを目指す企業体なので、過去や現在との矛盾やズレというのは、発生するものであり、それがPDCAを回したり、最速で最高を目指すと、矛盾が発生するサイクルも早くなるのである。
経営・ビジネス・仕事・人である限り、
私は、一定の法則・ルールの中で、必ず発生していくものだと感じている。その一方で、超え方、解決の仕方も、ある程度決まっている。
大事なのは、そこにいる人材や人が、矛盾を乗り越えるのには、ふんばりだったり、勇気、前進が必要だと思う。
そして、それを超えていく人、先頭を走る人、向き合う人というのは
強くなり、鍛われていくのです。そこには、実力や人間性が必要だからです。
理論だけで解決できたら、世の中に矛盾というのがない。
困ることも、いがみ合いとかもない。
でも、色々な立場での理論や視点をしっておかないと、乗り越える事はできない。それらの視点も踏まえ、ベストな選択肢を常に取っていく必要があるからだ。
人は、その矛盾に、悩み苦しむ。
矛盾の状況を乗り越えようと努力していること自体が価値のあることであり、人である事の意味、面白さでもあるのではないかと思う。
それを誰かが解決してくれるのを待つ、論の戦いだけをしていては
何も変わらない。その上で、どうしていくかというビジョンと決意、意思決定が何事も必要だ。
HOWは、真面目に考えていけば出てくる。
でも、KPIや数字だけを見ていると無機質な永続的には価値のないHOWになる。でも会社や組織、人は売上やKPIを見ないといけない。
そこに思考や目的が加える事ができるかどうか、将来の姿との整合性を持てるかどうかというのが、大きな分岐点になるのだろう。
なぜ、発生するのか、何が起こるのかは
歴史や経営学、理論を知れば、より想像できるようになる。
それを超えていくため実行するには、テクニックも当然あるが
自分がやるんだという当事者意識や自信が必要。これは、それぞれの中に生まれて育っていくものなので、頭だけでは難しいことなので、教えるというよりかは、伝播という方法で伝わっていくことだ。
私は、ここに加えて思うのは、漫画のキングダムの信のように
想いを紡いでいく力と人であるのがとても大事だという事
人の志や記憶、努力を理解し、背負い繋いでいく事の大事さ。
ここに、とてつもない尊さと真のリーダーシップが発生すると思う。
感謝の心を持ち忘れず
それぞれの人が費やした時間が
未来において、それぞれの人が良かったと
思えるような状態にすることだ。
会社をやっていて、学ぶ事は多くある。知識や経験も増えた。
でも、関わる人が増え、多くの人の人生に触れさせていただく事により
持ち合わせていなかった、頭でしか理解してなかった。
信念・思想を超えた、人としての哲学・細胞単位での志が自身の中で
醸成されていくのがよくわかる。だからこそブレないのだ。
もっと醸成させ、進化させ現実に具現化し
未来で発揮をしなくてはならない。
人の幸せと、健康、そして良き未来のために今を全力で生きよう。
矛盾を超えた、想いを持った人や仕事の集合体。
それが私が作りたい会社だ。
そのためには、気持ちだけではなく現実を変えていくパワーと
徹底的な理論も基礎も必要だ。学ぼう。成長しよう。
これを見てくださっている方がいたのであれば
ともに行きましょう。
朝は希望を持って目覚め
昼は懸命に働き
夜は感謝と共に眠る