「悪口について話をしよう」
悪態をつく小3息子と意地の張り合いをした、その後のことですが、
その時の記事↓
22時に、リビングの電気が消えて、息子が寝室にいることを確認して、私も寝ようと別室に向かったところ、
息子が布団から起き上がって抱きついてきて「ごめん、ごめん」と言ってきました。
こういう状態になったら、すぐに仲直りです。
「ママがいないと寝れない。」と言うので、
別室に息子の布団を持ってきて、二人並んで寝ることになりました。
息子は、こんな話をしました。
「悪口について話をしよう。」と、息子が言いました。
息子「自分が誰かに悪く言われても、あまり気にしない。」
私「そうなん?傷つかないの?」
息子「悪く言われたら『なんやねん!』って怒るだけのことだから。」
私「ママは、面と向かって悪口を言われたら傷つくわ。」
息子「僕が傷つくのは、自分ではどうしようもない人への悪口。」
私「どういうこと?」
息子「例えば、AがBの悪口を言ってるとするやろ。Bがかわいそうで、悲しくなる。」
私「自分のことじゃないのに、悲しくなるの?」
息子「うん。Bが知らないところで悪口を言われてるのが悲しい。」
私「人のことやん?」
息子「知らないところで悪口言われてるほうが悲しい。BはAに『それは違う』とか言えないってことやで。かわいそう。Bのことを思ったら、悲しい。」
私「Bの気持ちを考えちゃうってこと?」
息子「そう。」
今日、息子に「人の気持がわからないの!?」と叱責したところですが、
息子は人の気持を思って悲しくなるタイプのようでした・・。(ありゃ?)
そういえば、私が息子に夫への愚痴を言うと、「パパがかわいそう」と言われたことが何度となくありました。
息子は、2面性がある人が怖いと言います。
先程のAとBのように。
Bの前では仲良しのふりをして、影でBの悪口を言ってるAのようなタイプ。
生徒に偉そうにする先生が、保護者にペコペコしてる瞬間とか。
息子をASD(自閉症スペクトラム)傾向があると思い、
他人への興味が薄いから、ママが楽しみにしていた予定をドタキャンしたりするんだ!と思っていましたが・・
他人ばかり見ているのかもしれません・・。
そういえば、『担任の先生が生徒ごとに接し方が違う』ということを3時間以上も力説してた日もありました。
友達のこともよく見ています。
でも、人と自分を比べることはしません。
「友達や先生」という動物園を毎日見物してる感じのようです。(もちろん、親も観察されています)
もしかしたらHSC(繊細なこども)のほうが近いのかな。
息子の視点は、「なるほど、そうか」と思わされることが多く、
聞いてて面白いです。
前回日記では、親子で意地を張りまくっていましたが、
夜は、まったり長々とお布団トークをして眠りにつきました。
母がキミにどんな気持ちで向き合い、どれだけの人と話し合ってキミの将来をサポートしていくのか、ここに記録を残すね。
「いろいろあったけど、これで良かった」
って後悔ないように、やっていこう。
そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。
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