「学校には楽しく行ってるの?」という鬼質問
3連休の最終日。
今日はキミのひいおじいちゃんのお墓参りに行く日でした。
少し頭痛がするキミは、家で休んでもらって、母だけキミのおばあちゃんと親戚とお墓参りに行ってきたよ。
身内に会うと必ず聞かられる【鬼質問】
↓
「学校には楽しく行ってるの?」
まぁ、相手からすると「今日は良い天気よね」的な、当たり障りないつもりの質問だと思うけど、
不登校の親からすると「ギクッ」となるわけで、Σ( ˙꒳˙ ;)
一瞬適当に「うん、まあね」と嘘をつくか、「いえ、実は不登校気味で」と素直に答えるべきか、悩むわけです。
嘘つく選択肢がなぜ出るのかと言うと、
「不登校」なんて言うと、
「なんで?」と、理由を聞きたくなるのが【人】というものですよ。
「なんで?」と聞かれて、「学校という場所がしんどいみたい」なんて答えたもんなら
「なに言ってるの?それで休ませてるの?親として甘くないか?」
という説教をもらうわけです。
それが、めんどうくさい。(*´Д`)=3
不登校児が学校に行けない理由を聞いたところで、誰も理解できないのよね。(不登校児同士なら理解できるのだろうけど)
そして「それで将来、大丈夫なの?」とか「心配」とか、言われると、
その心配がありがた迷惑というか・・(もごもご)。
今日も「学校は楽しく行ってるの?」と聞かれて、
「いいえ」と答えたら
「なんで?」となり、
「学校がしんどいから」と答えたら
「それでいいの?」と続いた。
キミがいて、キミ自身に「それでいいの?」なんて言ったものなら
「逆に、学校に行く意味を教えて」とキミは答えるはず。
「学校に行くから【良い子】、学校に行かないから【悪い子】なんて、勝手に決めつけんとってくれる?俺、【悪い子】じゃないし。学校に行ってても人に意地悪な子いるし。」バージョン①
「成績が良いから幸せになれるん?だったら、幸せな人はみんな勉強ばっかりしてるん?そんなん、勝手に決めつけた話を言わんとってくれる?」バージョン②
「学校に行ってるかどうか、なんて聞いてなんなん?行ってないから、あかんの?それってあなたの感想ですよね?」バージョン③
ペラペラと屁理屈ならべて、大人をやっつけようとするからね。
今日はお墓参りに不参加で良かったかもね。
お土産にミスドのドーナツを買って帰宅すると
『食べ物実験』が好きなキミは早速「焼きポンデリング」を作りたいと言い出した。←今、流行ってるみたい。
ドーナツ1個食べるために、フライパンの洗い物が増えるのはツライのだけど(TдT)、1度やると言ったら諦めないキミに最初から根負けして、
フライパンを出した。
Youtubeで「焼きポンデ」の作り方を再チェックして、自分で作って完成。
カリカリと音を楽しみながらご満悦でキミは食べている。
こうやって記事にしてみたら、「焼きポンデ」を親子で作るなんて微笑ましい話。(めんどくさがった自分を反省)
キミへ
母は、キミが不登校になっても「恥ずかしい」とは思わないよ。
不登校児の親がしんどいのは、周りからの『小言』なんよね。
みんな、【蛙の子は蛙】にしたがるんよ。
学校に行かない子が学校に行けない理由は「親にある」と定義されるんよ。
キミはきっと「俺が行きたくないだけで、親は関係ないやん?」って言うと思う。
でも、世間ってそうなんよね。
親は自分を責められるみたいで、めちゃ悲しくなるんよね。
だから、自分の子を、まるで自分が評価されてるみたいに、【優秀と思われたい】【良い子って褒められたい】って思うんよ。
親が必死になってるのって、「自分が褒められたい」からなのかもね。
だから、親だって感情のコントロールが壊れてキミにきつくあたった日もある。キミのことが嫌いだったからじゃない。
上手に「親」ができてない自分を責めていたからだよ。
もう一回言うね。
親も感情のコントロールが壊れる日があるのよ、
そして、キミのことが嫌いだったからじゃない。
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母がキミにどんな気持ちで向き合い、どれだけの人と話し合ってキミの将来をサポートしていくのか、ここに記録を残すね。
そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。