まなちゃんへ
まなちゃん、初めまして。
神社であなたの絵馬を読みました。
わたしは、きっとまなちゃんより15年くらい長く生きているけど、きみを元気づけられるようなうまい言葉が出てこない。
きみの言葉にわかったような顔して共感する自分が嫌だなとも思ってる。
まなちゃんの気持ちはまなちゃんにしか分からないよね。わたしはまなちゃんではないから、どうやってもまなちゃんの気持ちすべてを理解することはできない。それが本当にもどかしいけど、似たような気持ちを知ってるよ。
寂しくて、悲しくて、どうしてって思うよね。なんでこんなことになっちゃったんだろう、って思うよね。
まなちゃんはすごいよ。
そんな気持ちになるのに、毎日学校に行くきみは本当に強い人だ。
まなちゃんが気に入ってくれるか分からないけど、わたしがそういう気持ちだった頃に助けてくれた音楽を教えるね。
気に入ってくれたら本当に嬉しいけど、そうじゃなくてもいいからね。
よかったら聞いてみて。